【無料テンプレ】「顧客戦略キャンパス」でOKRのObjectごとの顧客戦略を立てる
あなたのチームの戦略は、グロースのためにブレずに追える目標となっていますか?
機能や部門ごとに戦略が乱立し、プロダクトや事業の全体の方向性が明確に定まっていないことがある
設定したKPIの達成が、実際のプロダクトのグロースに直接繋がっているのか見失ってしまうことがある
もしそんな不安定さを感じたことがあるなら、あなたのチームがOKR(Objectives and Key Results)の設計を見直すサインかもしれません。
この記事では、
「顧客戦略キャンパス」を使った、OKRのObjectごとの顧客戦略の立て方
を解説します。
目標設定と顧客戦略の重要性
なぜ顧客戦略が重要か
多くの企業が数値目標に基づいたKPIやKGIを設定していますが、これだけでは顧客の顔が見えなくなりがちです。顧客のニーズや期待を理解し、それに応えるための具体的な戦略を持つことが、競争力を保つ鍵となります。
無味乾燥な数値目標の危険性
単に数値目標を追求するだけでは、顧客のニーズを無視した戦略になりがちです。顧客の視点を取り入れたナラティブな戦略を持つことが、長期的な成功には欠かせません。
🚀顧客戦略キャンパスをダウンロード!
リンクのドキュメントを開きます
左上の「ファイル」から「コピーを作成」をクリックし、自分のドライブにファイルをコピーします(パワーポイント形式でダウンロードいただくことも可能です)
顧客戦略キャンバスの使い方
OKRのObjectごとに、個々の戦略は何にフォーカスしているのか、 「誰」に対してどのようなものを提供する戦略なのか?を明確にしていきます。
WHO:誰が買う/選ぶのか
顧客が誰なのかを明確に定義します。ターゲット顧客のプロフィールを作成し、ニーズや課題を理解することが重要です。
HOW:どのように便益と独自性を届けて価値を感じてもらうか
定義した顧客に対してどのように価値を提供するかを具体的に考えます。
製品やサービスの便益と独自性を強調し、顧客にどのように伝えるかを考えます。
WHAT:何を提供するのか
提供する製品やサービスの内容を明確にします。顧客が期待する価値を提供できるように、製品やサービスの特徴を詳細に記載します。
仕組み:顧客に届けるための仕組み・プラットフォーム・組織
価値を顧客に届けるための具体的な仕組み・プラットフォームや、これを支える組織体制を考えます。
実例メモ📝
YAMAPの実際のOKR全体像。「顧客戦略キャンバス」を各Objectで明確化し、戦略に組み込んでいます。
このように、数値目標だけでなく、顧客のストーリーに基づいたナラティブな戦略を組み込むことで、より効果的な目標達成が可能になります。
いかがでしたでしょうか?
こちらの内容は、toC アプリ・プロダクトにおいて「ユーザー・レッド・グロース」を実現するためのユーザー理解という研修コースで提供しているテンプレートと、一部内容を記事化してお届けいたしました。
登壇者は、
登山アプリ「YAMAP」プロダクトマネージャー 土岐 拓未さん
■ビークラについて
ビークラは、起業家・スタートアップ人材が本当に知りたかった、ユーザー獲得戦略やPMFまでの仮説、資金調達や会社の解散まで、実際にいま事業を推進する先輩のナレッジを、最大限わかりやすく、効率的に知ることのできる、スタートアップナレッジコミュニティです。
公式サイト👇