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【ペイトナー】β版ローンチから7ヶ月で1,000件獲得した、顧客獲得戦略

読む時間:3分
難易度:★★
おすすめ:スタートアップのCxO、マーケティング担当者
ラウンド:ALL

こちらの記事は、ペイトナーCEO 阪井 優さん
登壇していただいたビークラの研修内容の一部です。

顧客獲得に向けて、これまでどんな施策を試してきましたか?

フェーズに合わせた施策を実行できていますか?

  • 初期の施策について、今コストをかけて取り組むべきなのか悩む

  • 手当たり次第やってみたが、どの施策も期待する効果が見えていない

このような悩みに対して、この記事では

顧客獲得の各フェーズで注力するべきこと

について、ペイトナーの実例と共に解説していきます。


【実例】ペイトナーについて

ペイトナーが運営するペイトナーファクタリングは、中小企業やフリーランスを対象とした請求書前払いサービスを提供しています。

企業が発行する請求書の支払い期日を待たずに、ペイトナーがその請求書を買い取り、迅速に現金を提供するビジネスモデルです。

このサービスは、資金繰りに悩む中小企業やフリーランスの利用者が、早期にキャッシュを得る手段として利用されています。

ペイトナーファクタリングのローンチ以降実践された、各フェーズでの顧客獲得戦略について見ていきましょう。

超初期(0〜100社):プレスリリース・CEO個人のSNS発信

サービス開始当初は、プレスリリースをPR TIMESを通じて行ったり、CEO個人のTwitterやFacebookアカウントを活用することで、まずは地道に顧客獲得が行われました。
この段階では、ディスカウントキャンペーンなどの割引施策は行わず、サービス自体の価値を重視されていました。

初期(100~1000社):ペイド広告

サービス拡大の過程で、ペイド広告の活用は重要な役割を果たしました。特に、GoogleやYahoo!の広告を中心に実施し、オンラインでの認知度を高めるために効果的な手段として利用されました。

しかし、広告の成果は毎月変動しやすく、獲得単価が見合わないことも発生します。このフェーズを経て広告費用の管理と効率的な運用が重視されることとなります。

中期(1000社~):オウンドメディアとインフルエンサーマーケティング

1000社を超えてからの顧客獲得においては、オウンドメディアとインフルエンサーマーケティングを踏むことになります。

オウンドメディアでは、過去にメディアを運営し売却した経験のある企業家をアドバイザーとして迎え入れ、ゼロから立ち上げを開始。
約1年間で数百本の記事を制作し、効果検証を行いながら進められましたが、初めの半年間は成果が出ず、長期的な視点での取り組みが求められるようになりました。

インフルエンサーマーケティングに関しては、TwitterやInstagram、TikTokなどのプラットフォームでインフルエンサーに直接コンタクトを取ることから実践。
しかし、動画制作のスピードや効率の面で課題が発生し、最終的にはインフルエンサーマーケティングを専門とする会社に依頼・クリエイティブな動画制作が進められることとなりました。


いかがでしたでしょうか?
こちらの内容は、初期から申込件数20万件のクライアントグロースのケースという研修コースの、一部(動画1本)を記事化してお届けいたしました。
本編では、競合優位性の見出し方やグロースを見据えた組織についてを詳細に解説しています。

研修コース名:初期から申込件数20万件のクライアントグロースのケース
合計研修動画数:4本
合計研修動画時間:16分(2倍速で視聴の場合、8分)
スライド資料:29ページ

登壇者は、
ペイトナーCEO 阪井 優さん

■ビークラについて
ビークラは、起業家・スタートアップ人材が本当に知りたかった、ユーザー獲得戦略やPMFまでの仮説、資金調達や会社の解散まで、実際にいま事業を推進する先輩のナレッジを、最大限わかりやすく、効率的に知ることのできる、スタートアップナレッジコミュニティです。

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