お金配りの本質
お金配りというと何を思い浮かべますか?
多くの人が真っ先に思い浮かべそうなのは、前澤友作さんではないでしょうか?
私も個人としてお金を配りを始めたのは前澤さんが最初かと思っていました。しかし、その前からやっていらっしゃった方がいたことを知り、勉強になったので書き記しておきます。
その方は誰かというと日本の投資家で実業家である竹田和平さんです。
もはや説明が不要なほど有名な方なので、多くを説明する必要はないと思いますが竹田製菓(現・竹田本社)を創業した方でたまごボーロの生みの親であります。
先日、和平さんの誕生日ということで作家の本田健さんと本田晃一さんらが和平さんについて語っているのをお聞きする機会に恵まれました。
潤沢な資産を持ち、投資家として一流な和平さんですが、お金配りをよくしていたのです。例えば、自宅に取材で来てくれた人たちに帰り際に金の延べ棒を渡したり、講演会に来てくれた人へのお礼として参加料を超えた金額の金券を渡したりしていたようです。
取材に来てくれた人に関しては、カメラマンだろうとアシスタントの人だろうと関係なく平等に渡していました。
なぜこのようなことをすると思いますか?
和平さんは「渡したらかえってくるがね」とおっしゃっていました。これはある意味投資であると。お金を配ることでその人が成功すれば、それは投資でありその人の成長に貢献したということです。お金配りの本質はここにあるのかなと感じます。
潤沢な自己の資産が日本のどこに(誰に)あれば国益に適うか、世の中のためになるのか、そういった視点をとても大事になされたお方でした。
前澤さんの話に戻すと、彼のお金配りの目的は事業づくりであり、手段としてお金を配っています。本当に困っている人や本当に必要な人のもとに配るために日々試行錯誤していますよね。
当選していた人の多くは人のために何かに挑戦しようとしている人が多いように思います。
挑戦し続ける人に自ずと人・物・金・情報そして運が集まってくる、そんな世の中であってほしいですし、お金を配りたいと思われるよう私も挑戦し続けます。
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