見出し画像

日記 (20240828)


2024/8/28

きょうはなんかものすごく疲れた。
朝、二度寝三度寝・四度寝とアラームを止めて、(大学の)実習の為に家を出る10分前に起床。
有り得ないスピードで身支度をし、ラブレ(ちっちゃいヤクルトみたいな鉄分ドリンク)とバナナだけわっしと握りしめて部屋を飛び出した、バナナを某線のホームで剥いて食べた。

実習先には、大体同じ大学から数名派遣されるのだけれど、私は同級生の適当で陽気な男の子とふたりだった。
その子はThe・陽!!って感じでいつもチャランポラーンとしていて、なんというのかろくでもない大学生を具現化したような感じ。煙草にお酒に女の子にみたいな。でも社交的なところは接しやすくて、気楽に話せる学友...?(悪友...?)ではあったので、まずまず肩の荷は降りた。

んだけど、一緒に帰る時とかはほんとに並んで歩くのにちょっと肩身が狭い、というより、「連れ」として周囲に見られるのが嫌だった。

ホントに驚愕してしまうほど路上喫煙をばかばかやるし、なんなら吸殻を当たり前のように靴の底に落として、道路の上にグリグリとすり潰す。
街の人や私の顔や服にも何もかまわず煙をばあっと吐く。

たばこの煙、吐きたてのものがぶわっとダイレクトに掛かるとほんとうに気分が悪くなると知った。不快なのだなあ、しかもものすごく高レベルで。

⚪️⚪️⚪️


私は、半月ほど前に数個上のお兄さん(これまた危ない橋で、ほんとうに比較対象として別段良い例ではないと思うけれども) にうつつを抜かしていた時は 喫煙者の彼の匂いがあんまりいやではなくて、なんならちょっと好きで、ほんとに「うつつを抜かして」いた。

けど、そのお兄さんは決して私の方に煙が掛からないように どんな時でも身をよじって煙草を吸っていたし、風の通り道を教えてくれた。
喫煙所に消えることはあっても、道路で吸ったり吸殻をどこかに落としたりするようなことは絶対にしなかった。

だから、残ったちょっと香ばしいような香りだけが私のもとには届いていたんだな、ということが分かった。私は間違っても、「タバコ」が好きなわけではないなというのを、すっごく気持ち悪くなりながらにガツンと思い知った(勘違いが分かって、良かったかもね)。

なんだかなあ。「話しやすいというか弛緩して向き合える(気を遣わずにリラックス出来る)/けど絶対に好きになれない」、「全然ぎこちなくてまったく上手に話せないのにすごく好き」、そんな具合に人間関係がむつかしい。

リラックスして話せるひとが最高だとも、緊張するなら相性が悪いとも言えないような、そうしたら何が私の「好き」なのかわからない。
好き、感覚なのか信念なのか。ホントにわからない。教えて欲しい。

⚪️⚪️⚪️

このあいだ田舎の地元に帰省していたとき、同窓の友だちと中学・高校時代の話をしていた。
話しながら、元クラスメイトのその後についてや、友達の昔の恋バナを思い出した。私が当時好きだった人のこと、付き合っていた人のこと、憧れていた人のことも喋って笑った。

そのとき、私は高校時代にずっと「推し」とかなんとか言ってメロメロになっていた男の子について「最近は話してないの?」と訊かれた。

私は高校生のとき、二年間くらいAくんという同級生の男の子に一目惚れをしてめろめろで、その姿にずーっと見とれていた。

特によく話したわけでもなくて、親しくしていた社交的な男子と話している輪の中にちらっと居てくれることがあったくらい。だけどやっぱりその姿かたちがなんだかすごく好きで、(多分そこから好意的な気持ちが滲んでのことだけど)朴訥さにもきゅんとくるところがあった。

今思えばあれはだいぶ「好き」、恋ではバッチリあったなあと思うのだけれど、当時の私は見た目から入る恋に (自分自身で) やたら厳しくて、それを恋として進めることを自分に許さなかった。

だから本能的にきゅんとときめくようなひとのことは、(きっと傷つくのが怖かったのもあるけれど) 自分で「推し」とか視覚的なトキメキ枠として置いて、自分の核に位置づけることを遠ざけていた。

そんななかでもたぶん発露として好意を見て見ぬふりはできなかったんだと思うけど、当時の私は毎年(会話もないのに)バレンタインと誕生日だけ祝っていた。けっこう今思えばそれは逆に思い切ってるな・・・すげえな・・・と思うのだけど、なんとなく自分らしい気もする。

⚪️⚪️⚪️

私は大学に入ってからというもの、本能的に誰かにときめくことが無くなった、というかなかった。
それは単純に自分の琴線に触れる、響く出会いがたまたま無かっただけかもしれないけれど、もしかすると前述のような構え (本能のときめき・タイプを遠ざけて、理性でひとを好きになることが誠実だ美徳だ、と思って ドキドキもしない「親切な」相手を無理に頭で好こうとしては付き合って、くっつけなくて別れる) を繰り返しているうちに、本能的な部分がどんどん痩せ衰えてしまったのかもしれない。

そんなふうに思っていて、私はたぶんすごく退屈していたからというのも(大いに)あって、
過去の恋愛からときめきを拝借するのはなんとなくマナー違反であるような意識も有りながら、最近どんなふうですか、みたいなあいさつLINEをおずおずとしてみた。

そのやりとりは互いにすぐ既読がついて、相手からのメッセージは数分考えている間があるけれどリアルタイムで数回ラリーが続いた。
久しぶりにLINEで心臓がどきどきしたし、返信のひとつひとつにウワーとかきゃーとかなったのはもっと久しぶりだった。懐かしくてたのしかった。

若い、からっていうか普通にきっと若くなくっても、
上手くいかないかもしれなくたって ドキドキするなら飛び込んでみたらよかったな(それがいいんだろうな)と思った。次誰かを自分の心身が恋うたら、あたまがちょっと異を唱えても、1回やってみてもいい、のかもしれない。

⚪️⚪️⚪️

十数年ずうっと好きなみきとPさんからInstagram(写真アカウント)のフォローが来てもうえっ???えって感じでした、まって、夢?夢でもいいです。ほんとうにありがとうございます。ずっと大好きです。

私がみつけて立ち止まった景色を、一瞬のタップミスでもいいから 大好きなアーティストの目にも入っていたなら、そしてちょっとでも元気をもたらすことができたりしていたら とっても冥利で幸せ者です。
うおーわーーー!!!(素直な要約はこれ)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?