一人で我慢するほど苦しくなるの法則
当たり前な話ではあるんですが、ありがちなので書いてみました。学校ではもっと当たり前に人に相談できる環境があればいいのに。そもそも、相談できる環境については改善点が多い国ですよね。学校や職場で、必ずキャリコンを一定数配置する、とか積極的になればいいなあと思ったりします。
さて、そんな中で一人で悩むことに慣れ(かけて)、
人に相談できない
自分のことを話したくない
自分でいろんな決断をしてきた
相談するのが苦手
相談したところで解決しない
などなど。若い子たちが人に相談しない理由はたくさん考えられます。実際に相談しても結果しなきゃ良かったってこともあり得るし。でも、社会に出て働くことや、少なからずコミュニティに属してやってくとなると、個人でできる範囲にはある程度限界があるもんです。
もちろん、自分でズンズン進めるお仕事や環境もあるだろうけど、その領域にたどり着くまでには色々越えてのことだろうから。
自分の気持ちが分からない。モヤモヤしてる。でもそれを人に話すわけにはいかない。話したところで何になるの、話すのが嫌だ。話したくない側としては、結果的に自分が不利益を被る可能性の恐怖で止まってるわけなんですね。
で、その不利益って何なのか考えてみると、
否定されたらどうしよう
自分の内側=その人にとって弱みを見せるなんて
とりあえずこっぱずかしい
相談する=下の立場になって負けた気がする=プライドが許さない
などなど。深層心理には色々隠れてます。
人生なんとなくここまできたけど、不安がずっとお腹らへんをぐるぐるしたり、なんとなく辛いのが続いているのであれば、一旦、次のステップに行くための勇気を持つことが必要です。一人で我慢しすぎると、爆発した際の後処理が大変だったり後遺症が残ることもあります。
だからこそ一人で悩む人に伝えたいのが、とりあえず「人に自分のことを話す」をしてみてくださいってことなのです。SNSでつぶやける時代でもあるので、とりあえずモヤモヤをアウトプットするような気持ちで、とにかく出してみることです。
まとまってないから相談できない、話が意味分かんなくなってしまうって心配があっても大丈夫です。「意味わからんこと言うかも知れないけどとりあえず聞いてください」でもなんでも相手に言って、出てくる話をどんどん話してみればいいんです。探せば、どこかしらに話を聞いてくれる相手はいるものです。
人に話すメリットは、相手からアドバイスをもらえるとかってだけじゃなく、
自分の中で感情や考えの整理がつく
ってのも大きいと思ってます。そうなると目に見えていない裏の部分で、頭の中は今までスタックしてた物たちを一旦外に出せたお陰で「ウォー!スペースできたぞヤッホーィ!」って色々と整理を始めます。だから、何も変わらないってのは目に見えるものが変わってないだけで、頭のなかでは何かしら変わる可能性があるわけです。
あと、気にしてる程、相手は自分のことを気にしてません。と同時に、
言ってくれないと分からない
こともたくさんあります。みんながみんな気づける人ではないから。もし一人で悩んでる人は、誰に話しても聞いてくれないんじゃないか・迷惑じゃないか・今までも話したけど改善しないなどなど心配があっても、ちょっとだけ挑戦してみることをお勧めします。