ヴィンテージ家具好きの東京旅行レポ(前編)
同僚と一緒に東京旅行に行ってきた。
完全プライベートだけれど、インテリアのお仕事に携わっているので、目的は主に気になっているインテリアショップや内装の素敵なカフェに行くこと。(そして美味しいご飯を食べて呑むこと…!)
今回はその旅の記録として、伺った場所について書いていきたい。
伺ったのは、ヴィンテージショップや雑貨屋さん、小さい個人店がメイン。土地勘があまりない中で、行きたいお店が点在していたので、回り方を考えたりお店を絞ることに苦戦したりも…。
きっと東京在住の方からすると、もっといい回り方や場所があるよ!ということも全然あると思うので、ぜひ教えていただけたら嬉しいなあ、なんて思ったりしてます。
そして、もし東京に旅行に行く!というインテリア好きの方がいたら、少しでも参考になったら嬉しいです。
1日目(新木場・清澄白河エリア散策)
初日は、お昼頃に東京に着いた。夕方ごろに同僚と合流予定。時間的に、そんなに何件も回れないなと思ったので、エリア内にいきたいショップが少ないような場所から回ることにした。
CASICA(カシカ)
最初に向かったのは、ずっと行きたかったCASICAさん。
古くて大きい倉庫の外観を活かしたままで、まさかインテリアショップとは思わない人も多いのでは?と思うような外観。
内装は開放感のある空間で、手前がカフェになっており、奥に進むにつれて雑貨類や植物のエリアになる。
まず、その外観と内観のギャップに、とてもワクワクした。
ヴィンテージショップとその世界観を楽しめるカフェが併設されている点も、とっても魅力的だった。こんな家でくつろげたら、どう感じるんだろう〜、なんてことを感じながらお茶やランチができる。
開放感があって広いので、非日常感も味わえて良い。福岡にもこんな場所があったら良いのになー。
CASICAさんは、都心部からちょっと離れていて、周りにあわせて回れる場所がないので、旅行者には中々行きづらいなあと思っていた。
でも、少し離れている場所にあるからこそ、店内がかなり広くて見応え抜群。ご飯やカフェを利用すると2、3時間ぐらいはあっという間に過ぎてしまいそう。
stoop(ストープ)
お次は、ヴィンテージ家具店のstoopさんへ。駅を出ると、あたりはもう薄暗かった。
知らない土地の夕暮れ時は、なんだかちょっとワクワクする。帰宅中の人々を俯瞰で見ているような。知らない土地で生活している人たちの日常にお邪魔しているような気がして、嬉しくなる。
駅を降りて住宅街を歩いてると、いい感じの光が溢れる場所があった。入り口は一面ガラス張りになっていて、少し入るのに緊張する...(いちど素通りした。笑)
入ってみると、予想以上に広くて驚いた。伺った時は漆の作品の展示があっていたから、家具自体はいつもより少ない状態だった。
普段、あまりモダン系の家具に触れることは少ないので、みたことのない家具もたくさん。店員さんも親切に色々と解説してくれた。
モダンなものとプリミティブなもの、個性的なものも多くありながら、品よくまとめられていて素敵だったな〜。
個人的には、欲しいものリストにひとつ照明が追加されたのが良かった。まだまだ知らないものとの出会いも楽しい。
他にも気になる清澄白河エリア
今回は移動中に乗り間違えて時間ロスしてしまい…残念ながら伺えなかったけれど、時間があれば合わせて回りたかった2件。近くには、現代美術館もあるので、行きたい展示だったらこのエリアで1日過ごせそうだな〜と考えたりする。
上記のお店からは少し歩くけれど、こちらも行ってみたいお店のひとつ。
2日目(代々木八幡エリア散策)
2日目は、もう1人の同僚とも合流。15時から呑む予定をしていたので、それまで少しだけショップ巡り。
LOST AND FOUND TOKYO STORE
こちらも行ってみたかった雑貨屋さん。
流行り廃りのないベーシックなアイテムたちがセレクト。価格帯も比較的お手頃価格だけれど、ちゃんと見た目も美しい。
そんな物が多くあり、近くにあったらつい通うだろうな〜と感じるお店だった。
キッチン道具から、日用品、身支度用品など生活まつわる道具がぎゅっと集まった空間って、やっぱりとてもワクワクする。
ideot
LOST AND FOUND TOKYO STORE から数分のところにある「ideot」さん。青いヴィンテージビルが目印。
内装はコンクリートと白のすっきりとした建具で、シンプルモダンな印象。乳白色の優しいフォルムのガラスのペンダントが印象的で、ぼんやりと優しい光が温かかった。
訪れた時は、お香たてや花器、アクセサリーなどが多くあった。お店の雰囲気同様に、繊細でスッと背筋の伸びるような美しさを纏ったようなアイテムが多かったように感じた。アイテムのトーンも落ち着いていて、全体的に「静」な印象。
プレゼントなどちょっといいものを買いたい時に、訪れたいところだなあと思った。
FUGLEN TOKYO
2件ほど回ったところで、FUGLENで休憩。こちらも人気店なので並んでいたけれど、運よく外のデッキに座れることに。
内装の写真が撮れなかったけれど(人が多過ぎた)、壁面から天井まで濃いウッドを基調とした内装で、落ち着いた雰囲気。渋くてカッコよくて、こんな雰囲気にも憧れるな〜〜と、ワクワクした。
インテリアは、見て素敵だと感じるテイストと、過ごしていて落ち着くと感じるテイストは異なることも多い。
カフェで過ごしてみて、内装や雰囲気から自分がどんなことを感じるのかを知れたら、インテリア選びの際に、一つの判断基準になるはず。
何より、インテリアの妄想は自由、無料。将来のインテリアについてインプットして考える時間が、楽しすぎる…!
2日間の記録はここまで。3日、4日目と続きます。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。それでは、また。