第1号:自己紹介/【特集】おすすめ育児本/【回答】おすすめ絵本はありますか?
第2期 始まりました!
メンバーも少し入れ替わり、また新しい視点で子育てについて、考えたり悩んだり、シェアしたり、そして楽しんでいけたらなと思います。
何より、読んでくださるあなたに、少しでも何かの参考になれば幸いです。
***目次***
1 自己紹介+今日はこんな子育てしてみました。
2 【特集】おすすめ育児本 『窓際のトットちゃん』
3 質問に答えてみました!のコーナー
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1 自己紹介
あべと申します。
昭和59年生まれ、独身。まだ子育てしておりません。
仕事ではいわゆる「問題児」やそのご家族の支援等を行っています。
第1期からの継続メンバーです。今回も、一読者として子育ての先輩方の記事を拝見しながら、仕事を通して考えたことや気づいたことなどを織り交ぜて、僕なりの立場からの「子育て」を書いていきたいと思います。
第1期の記事は「今日はこんな子育てしてみました 1ST.」にまとめていますので、よろしければのぞいてみてください。
(もう少し詳しい自己紹介はこちらにございます。)
では、改めまして、よろしくお願いいたします。
今日はこんな子育てしてみました。
少しだけ、僕の仕事のことを。
僕が普段接しているのは、だいたい15歳から17歳くらいの、いわゆる高校生にあたる子たちです。大半はまともに学校に通っていなかったため、学力は小学生並…いやそれ以下の子も多数。最近よく耳にする「発達障害」の子もいます。(僕はそのカテゴライズが好きじゃないけれど。)
家庭環境はというと、大半の子には両親の離婚歴があり、虐待を受けてきた子もたくさんいます。
そうした中で僕がやっているのは、「最低限、社会で生きていくための土台を作る」こと。だから、本来ゆっくり時間をかけて「育む」べきものも、半ば強制的に「理解させる」ときもある。家族関係の改善や再構築に力を注ぐほうが遥かに多いけれど、時として、親と決別する決断をしてもらうこともあるし、そのための就労先を一緒に考えたりもしています。
時に父であり、時に兄であり、できないなりに母になり、第三者でありながら、その子にとって足りなかった「家庭」と「教育」をあとから補うことをしています。そんな中から見えてきたものを、少しでもきちんとしたカタチで残しておきたい、伝えておきたい、そんな気持ちでnoteをやっています。
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さて、少し暗くなっちゃいましたね!では、明るく楽しく、おすすめ本のコーナへどうぞ!!!
2 【特集】おすすめ育児本
「君は、ほんとうは、いい子なんだよ。」
『窓際のトットちゃん』 (黒柳徹子 著)
これを、「育児本」というカテゴリに入れるのは少し違うのかもしれませんが、でも今回このテーマが決まった時に真っ先に思いついたのがこれでした。
大変な名著で、僕なんかが紹介するまでもないのかもしれませんが、まだの方はぜひ読んでもらえたらなと思います。
黒柳徹子さん、ユニセフの親善大使なども務められた方で、たぶん日本で最も有名なタレントの一人です。そしてご自身がおっしゃっているように、子どもの頃は大変な「おてんば」だったそうです。(その凄まじさは読めば嫌というほどわかります笑)
普通の学校に馴染めずに、ご家族の苦慮のなかで出会った「トモエ学園」という学校とその素敵な校長先生やお友だちとのやりとりがたくさん書かれている本です。当然、今とは違う社会環境もありますが、でもここには、子どもを見守る視点、子ども自身が楽しく懸命に生きる視点や、子育ての原点になるような大切な何かがたくさん書かれています。
親になる人も、これからなる人(僕も含めて)も、そして少し大きくなったらお子さんにも、ぜひ読んでもらいたいなと思います。
3 質問に答えてみました!のコーナー:おすすめの絵本はありますか?
ということで、ここからは、寄せられた質問にお答えするコーナー。今回は、おすすめ本の流れで第1期にてメグルさんから出された質問「おすすめの絵本はありますか?」に答えてみます。
その① 『いい おかお』
これはもう、本当に、本当に、にんまり笑顔になってしまいますね!動物たちのユニークな表情がたくさん。これ読んでから動物園に行ったり、アウトドアに行けたら素敵な気がします。
少し真面目な話をすると、「表情から何かを読み取る」ってことも、こういうことから始めれば育つんじゃないかなと思います。
次は、動物つながりでこちらを。
その② 『しろいうさぎとくろいうさぎ』
これ、実は結婚式などで新婚さんにプレゼントする僕の定番絵本です。
楽しく遊ぶ2羽のうさぎ。突然、相棒が悲しそうな心配そうな表情を浮かべる。心配してその理由を尋ねると…?
パートナーと二人で読んで、そして子どもができたら読み聞かせしてあげてほしいなと思います。うさぎの絵が非常にかわいい絵本です。
ということで次はうさぎつながりでこちら。
その③ 『うさぎとかめ』
「いや、ちょっと待て!今更それか?」と思いましたか?しばしご勘弁を。
内容は言わずもがなの超絶どメジャー絵本ですが、僕がおすすめしたいのは、これの「読み比べ」です。下の画像はブライアン・ワイルドスミスという作家が描いた『うさぎとかめ』。
これだけメジャーな作品になるとそれはもう、何種類も出ているのですが、絵本って、同じタイトルでも絵が違うし、絵の割合が強いから、全然違うものに見えてくるんですよね。特にこのワイルドスミスさんの作品は、とにかく多色多彩。色彩感覚が独特で、ある意味で衝撃的です。
「同じ話なのに、全然違う。」
こういうことを体感しておくことってすごく大切だと思うのです。同じ牛丼でもお店によってちがうよね、ハンバーガーだってちがうよね…「おとこのこだって、おんなのこだって、みんなちがうよね」って話がいつか心にすとんと落ちる、そういう種を、こういうところで作れないかなぁ、と思います。
少なくとも、僕自身は「同じ話が全然違う」という衝撃は大きかったような気がします。時期を見て買い足す時の選択肢の一つに。
ちなみに、同じような意味で、(これは完全に僕の趣味ですが)清川あさみさんの本も素敵だなあと思います。こちらはどちらかというと大人が読む絵本になっちゃってますが。
ということで、『今日はこんな子育てしてみました』の第2期もはじまりました。今後ともどうぞお楽しみください。あべでした。
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あべ@be マガジン紹介。
『ちょっと不思議な子どもの話。』(日々の子どもたちとのやりとりなど。)
『今日はこんな子育てしてみました 1st.』(第1期はこちら。)
『希少種【B型左利き】のナナメのメ』(勝手気ままなコラムです。)
お立寄り&コメントなどいただけると嬉しいです。
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