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I was surprisedやI am interestedはなぜ受動態なのか (surprising interestingとのちがい) 【感情の動詞】



【導入】


受動態(じゅどうたい)を習った人なら、

 受動態は「be + 過去分詞」で「される

って意味になるのは知ってるはずです。もう大丈夫かな?
なのに「私は驚いた」は

 I was surprised.

って書くんです。
「驚かされた」じゃない。「驚いた」だ。

他にも、

 I am interested.
 私は興味がある

 I was excited.
 私は興奮した

これも訳が「される」になってない。
でもよく見ると「be + 過去分詞」で受動態だよ?

じゃあ改めて、
この質問を考えてみてください。
なんでこの文は「される」って訳さないの?


ーーーーーー


【自動詞と他動詞】


このページの解説には
自動詞」「他動詞」の知識が必要です。

このページのために、
自動詞と他動詞」の解説を作ったので、
先に読んでおいてね。


ああ‥読んでおいてって言ったのに‥。笑

仕方ない。
最低限押さえておいてほしい情報はこれです。

【自動詞と他動詞を最低限】



何を?」    →「他動詞」(Oをとる)
そうじゃなかったら→「自動詞」(Oをとらない)




SVOの訳 「SがOをVする




I moved yesterday.
わたしは昨日動いた(自動詞)
I moved the book.
わたしはその本を動かした(他動詞)
自動詞か他動詞かで訳が勝手に変わってるの分かる?

自動詞では「動く
他動詞では(=何を?って思ったら)「動かす

stopは「止まる
でも「何を?」って思ったら「止める

changeは「変わる
でも「何を?」って思ったら「変える

今ここで覚えてもいいけど、
自動詞他動詞のページは暗記じゃなくて、理解でできるようにしてるから、
急がば回れで、先に読んでおいておいたほうがおすすめです。
本当だよ。

この①〜③の知識前提で、
話を進めていきます。


ーーーーーー


【受動態はO→Sにする文法】


もう1つ前提として進める知識が
受動態はOをSにする文法」です。

受動態が「be + 過去分詞」「される」なのは、大前提。
これはもう知ってるとして、
実際に有効なのがこの「O→Sにする文法」です。

【受動態はO→Sにする文法】
  We love you.
→ You are loved ( by us ).

( by us )は書かなくてもよい

受動態は?「OをSにする文法」。
これで準備完了です。いこう!


ーーーーーー


【 驚く(日本語と英語のズレ)】


「驚く」と言うとき、
日本語では「私は驚いた」って言います。


でも英語では違う。


 S surprised me.
 S(何か)が 私を 驚かせた


こんなふうに書く。
日本語では「私が」驚く、だけど、
英語では「何かが」「私を」驚かせる、っていう文なんだ。


何かが、私を。
SがOを。
SがOを、Vする。

つまり英語の「surprise」は他動詞っていうことです。
よく見てね。動詞の訳も「驚かす」になってるよ。

(さっきのmoveのところ思い出して)

(move)

自動詞では「動く
他動詞では(=何を?って思ったら)「動かす

ちなみに日本語の「私は驚いた」では「何を?」って思わないよね。
だから自動詞です。

【日本語と英語のズレ】

[日本語]
 私は驚いた   (驚く・自動詞)

[英語]
 S surprised me. (驚かせる・他動詞)


ここまでいいかな?
自動詞と他動詞読んでた人はなんとか付いてこれてるはず。

このズレがあるせいで、
混乱が生まれやすいということです。


ーーーーーー


【私を主語にすると】


日本語と英語にズレがあることは分かりました。
日本語は「私は驚く」
英語は「何かが私を驚かせる」です。


本題はここからだ。
英語の文を見返してみます。


 S surprised me.
 S(何か)が私を驚かせた


何かが私を驚かせる、というのが英語の発想だったけど、
もちろん「私」を主語にしたくなることも、
英語にだってあるわけです。

「私」を主語にする
→「S surprised me」の「me」を「主語」にする
→「S surprised me」の「O」を「S」にする
「O」を「S」にする
「受動態」だ!

ということで、
「O→Sにする文法」の受動態を使います。

S surprised me.
       ↓(O→S)
       I was surprised (by S)

「O→S(me→ I )」にして、
「be + 過去分詞」の受動態にしました。
(by S)は書かなくていいから省略するよ。

S surprised me.
       ↓(O→S)
       I was surprised.

さらに、訳も見てみます。
受動態の訳は「される」だったね。

S surprised me.
Sが私を「驚かせた」 
       ↓(O→S)
       I was surprised.
      私は「驚かせた」+「された」
    →私は「驚かせ、させられた」
    →私は「驚いた」

さあ。
この「驚かせる」の受動態が、
驚かせ、させられる」で「驚く」になる感じ。

一発で分からなかった人が多かったと思う。
ゆっくり解説するよ。
ここが勝負どころだ。

①まず受動態。
する」と「される」は、
」と「」みたいな関係だよね。
(例:私が「怒る」と、君は「怒られる」)

②そして自動詞他動詞。
驚く」「驚かせる」の関係も
」と「」みたいな感じです。
(例:私が「驚く」のは、君は「驚かせる」から)

ここからね。

あらためて、受動態は、
」と「」をひっくり返す文法です。
(怒る→怒られる)

でも今回は、
そもそも「驚かせる」だった。
そもそも「」だった、ということ。
」のカードをひっくり返せば「」になるよね。

だから、
驚かせる」を受動態でひっくり返すと、
「驚かせ、させられる」で「驚く」になる、ということ。

裏の裏で「表」になる、ってことなんです。

さあ。
正直ちょっとむずいと思う。
でもこれが「I was surprised」が受動態の理由です。

S surprised me.
Sが私を「驚かせた」 
       ↓(O→S)
       I was surprised.
      私は「驚かせ、させられた」
       →「驚いた

理解できてたらうれしいぜ。
なんでこんな面倒なことが起こるのか。
それは「英語と日本語にズレがあったから」です。

日本語では「驚く(表)」として使う動詞が、
英語では「驚かせる(裏)」として使うのが普通だった。

そのせいで、
受動態にしてるのに「される」って訳さない英文だった、ということです。

分かったかなあ。
(ただこのあとめっちゃ練習するんで、そこでもっと理解できるはずです)


ーーーーーー


【 surprisedの逆 】

S surprised me.
Sが私を「驚かせた」 
       ↓(O→S)
       I was surprised.
      私は「驚いた

これを今やってきたんだけど、
「I was surprised」はもうあまりによく出るので、
「surprised」は辞書に載っちゃってます。形容詞として。

なので「I was surprised」は、
「be + 過去分詞」の受動態と思ってもいいし、


  I      was surprised.
(S)   (V)


辞書に載ってるくらい有名な「surprised」を独立させて、
be動詞の文(SVC)だと思ってもいいんです。


  I      was     surprised.
(S) (V)   (C)


(わけわからん人は文型やっておくこと)


改めて、こう。

受動態だと思うパターン
  I      was surprised.
(S)   (V)

be動詞の文(SVC)だと思うパターン
  I      was     surprised.
(S) (V)   (C)

(このどちらでもよいし、このどちらも理解しとくこと)

じゃあちょっと、
②のパターンを取り出してみます。

②be動詞の文(SVC)だと思うパターン
  I      was     surprised.
(S) (V)   (C)

「surprised」が辞書に載るくらい独立してるね。
「surprised」…。

surprisedのカタチを見て、
あれだな!って思えるかな?
それは分詞です。


分詞で「ing」と「ed(done・過去分詞)」は
する」「される」の関係にあるよ、ってやってきました。
ほらこれも「表」と「裏」の関係だ。

つまり。

S surprised me.
Sが私を「驚かせた」 
       ↓(O→S)
       I was surprised.
      私は「驚いた

さっきのこのやつ。
「surprised」の逆があるってことです。
結論から言うと、

S           surprised         me.
↓              ↓(O→S)
S was surprising.       ↔     I was surprised.

「S was surprising
こういう文が作れるっていうことです。
(「be + ing」になってるけど、進行形ではないからね)

これはさっきのbe動詞の文(SVC)の発想と同じ。
なぜならこの「surprising」も辞書に載ってるから。


  I      was     surprised.
(S) (V)   (C)

 S      was     surprising.
(S) (V)   (C)


この訳、ちょっと難しいんだけど、
Sは「驚くべきもの」だった、みたいな訳になります。

S           surprised         me.
Sが私を驚かせた
↓              ↓(O→S)
S was surprising.       ↔     I was surprised.
Sは驚くべきものだった   私は驚いた

つまり、surpriseの文は3つ作れるってことです。

【surpriseの3つの文】

① S surprised me.
  S(何か)が私を驚かせた
(日本語とのズレに注意)

②S was surprising.
   Sは驚くべきものだった
(S(何か)を主語にした場合)

③I was surprised.
 私は驚いた
(人を主語にした場合)

さあ。
混乱がピークになってきたと思います。

でも大丈夫。
こっから楽にするからね。


・・・


あらためて、
日本語では「私は驚く」なのに、
英語では「何か」が「私」を驚かせる、という文だったね。

この「何か」側は「ing」
「私を」側は「過去分詞」だと思っちゃってください。


じゃあ「そのニュースが私を驚かせた」だとすると。


① The news surprised me.
  そのニュースは私を驚かせた


ニュースは「何か」側だから「ing」。


② The news was surprising.
    そのニュースは驚くべきものだった


meは「私を」側だから「過去分詞」。


③ I was surprised.
    私は驚いた


ということです。


① The news surprised me.
  そのニュースは私を驚かせた
② The news was surprising.
    そのニュースは驚くべきものだった
③ I was surprised.
    私は驚いた


③の受動態の文は
「I was surprised (by the news)」みたいに
(by the news)を入れてもいいからね。

じゃあ上の文が、
「その物語は彼を驚かせた」だったら。


① The story surprised him.
  その物語は彼を驚かせた


物語は「何か」側だから「ing」。


② The story was surprising.
    その物語は驚くべきものだった


himは(私じゃないけど)「私を」側だから「過去分詞」。


③ He was surprised.
    彼は驚いた


こんなふうに、
いつも「私」なわけじゃないんだけど、
慣れるまでは「何か側」「私側」って思っておくと慣れやすいと思います。

これで解説が(やっと)終わり!!!


ーーーーーー


【感情の動詞】


そんで、この発想はsurpriseだけじゃなくて、
surpriseのような「感情の動詞」に適用されます。

だからexcite(エキサイト)は、


① The game excited me.
  その試合は私をワクワクさせた


で、
The game→「何か」側で「ing」
me   →「私」側で「過去分詞」
です。


② The game was exciting.
    その試合はワクワクするものだった
③ I was excited.
    私はワクワクした


ね。
excitingとexcitedってなんで2種類あったのかが、
分かってきたと思います。
有名なので言うと「interesting」「interested」もそうだよ。


② The movie was interesting.
    その映画はおもしろかった
③ I was interested.
    私は興味があった(be interested in 興味がある)


ということは、
今まではあまり出なかったけど、


① The movie interested me.
  その映画は私に興味を持たせた


みたいな英文も可能、ってことが分かるよね。
並べて書いてみます。


■surprise「驚かせる」

① The news surprised me.
  そのニュースは私を驚かせた
② The news was surprising.
    そのニュースは驚くべきものだった
③ I was surprised.
    私は驚いた

■excite「ワクワクさせる」

① The game excited me.
  その試合は私をワクワクさせた
② The game was exciting.
    その試合はワクワクするものだった
③ I was excited.
    私はワクワクした

■interest「興味を持たせる」

① The movie interested me.
  その映画は私に興味を持たせた
② The movie was interesting.
    その映画はおもしろかった
③ I was interested.
    私は興味があった(be interested in 興味がある)

似てるな!
と思ってくれたらうれしい。

あともう一つは「驚かせる」「ワクワクさせる」「興味を持たせる」になってるな!ってところ。
英語は「何か」が「私」を、だからだ。
(「驚く」「ワクワクする」「興味がある」になってないよね)

こんな感じで、慣れちゃえばあとは全部同じです!
さあ練習だ!


ーーーーーー


【他の感情の動詞!】


■bore(ボアー):退屈させる


 The film bored me.
 その映画は私を退屈させた
 The film was boring.
 その映画は退屈だ
 I was bored.
 私は退屈だった


■disappoint(ディサポイント):がっかりさせる


 The result disappointed her.
 その結果(リザルト)は彼女をがっかりさせた
 The result was disappointing.
 その結果はがっかりするものだった
 She was disappointed.
 彼女はがっかりした


■tire(タイアー):疲れさせる


 This job tires me.
 この仕事は私を疲れさせる(この文はあまり見ないです)
 This job is tiring.
 この仕事(ジョブ)は疲れさせるものだ(疲れる、しんどい)
 I'm tired.
 疲れたよ(現在形だけど日本語的に「疲れた」です)


(そういえばI'm tiredも受動態だったよね!
 その理由がこれだったんだよ)


■confuse(コンフューズ):混乱させる


 His words confused me.
 彼の言葉は私を混乱させた
 His words were confusing.
 彼の言葉は混乱させるものだった(ややこしかった)
 I was confused.
 私は混乱した 


■amaze(アメイズ):(素晴らしくて)驚かせる


 That dance amazed me.
 あのダンスは私を(素晴らしくて)驚かせた
 That dance was amazing!
 あのダンスは素晴らしい!
 I'm amazed.
 (素晴らしくて)驚いてるよ


■shock(ショック):ショックを受けさせる


 This news shocked me.
 このニュースは私にショックを与えた
 This news was shocking.
 このニュースはショッキングだった
 I was shocked by this news.
 僕はこのニュースにショックを受けた

(ショッキング、ってこのことだったんだ!)


■upset(アップセット):動揺する


 Her comment upset me.
 彼女のコメントは私を動揺させた
 Her comment is upsetting.
 彼女のコメントは動揺させるものだった
 I was upset.
 私は動揺した
(upsetはupset-upset-upsetの不規則動詞


正直まだまだたくさんあるよ!
でも全部似てるな!って思えたら優勝!よくがんばった!


ーーーーーー


【辞書や単語帳】


じゃあこんなびっみょーに変わる意味の単語、
辞書や単語帳ではどう載ってるのか。


disappointing
 がっかりさせる
disappointed
 (人が)がっかりする

confusing
 混乱させる(ような)
confused
 (人が)混乱する

boring
 退屈させる
bored
 (人が)混乱する


マジですよ。
これ、ぜーんぶ、絶対に間違えずに覚えられる??

無理だよ。
バカ真面目な人は頑張るかもしれないけど、
でもさっきみたいに「仕組み」を覚えれば、
こんなのいちいち覚える必要ないって分かる。

し、例えば


 I was fascinated.
 私は夢中だった(ファスシネイト)


みたいな文が出てきたら、
あ、これもsurpriseの仲間で、
「感情の動詞」だ!って気づける。
(感情だし、受動態なのに「される」じゃないから)

だから、


 The story fascinated me.
 The story was fascinating.


こういう文もあるだろうな、って予測もできるよね。
丸暗記だと、こういう応用が効かないんだ。

個人的にオススメの単語帳はシステム英単語ですが、
そのシステム英単語でも、この「感情の動詞」はバラバラに載せてる。
そこだけ、もったいないなと思ってるんだよね。

感情の動詞は、ここでやったみたいに、
一気に理解させちゃうのが一番だと思います。
実際に、問題でもよく出てくるしね。


ーーーーーー


【人は基本過去分詞】

「何か」側は「ing」
「私を」側は「過去分詞」

ってやってきたから、
人は基本、過去分詞だな」ってなんとなく分かってきたよね。


 He was surprised.
 I was excited.
 I was interested.
 She was disappointed.


みたいにね。
人は「感情を動かされる側」だからです。

でも、「何か」側に「人」が来れば、
そりゃ「ing」になります。こんなカタチが多いです。


 His score was surprising.
 彼のスコア(score)は驚くべきものだった
 Her plan is exciting.
 彼女の計画はワクワクするものだ
 His idea is interesting.
 彼のアイデアはおもしろい
 Her answer was disappointing.
 彼女の答えはがっかりさせるものだった


「I」とか「She」とかがそのまま主語っていうよりは、
こんなふうに「彼女の〜が」みたいな場合が多いです。

でもこんなふうに、人でも「ing」になるからね。
「何か」側か、「私を」側か、よく判断しようね。

(ちなみに)

 Her plan was exciting.

これはさっきで言う②に該当する文だけど、
もう自分で①や③も作れる?
例えば「me」だとした場合。

① Her plan excited me.
③ I was excited ( by her plan ).

これが作れるようになったら、もうこのページは大丈夫だ。
他の英文も同じようにできるからね。


ーーーーーー


ということでした!
大変だったけど、最後でだいぶ慣れたよね。
慣れた段階で、もう一回解説を読むとよりよく分かるはずだよ。

さあこれが、このサイト最後の英語のページだ(現時点で)。
確かに「受動態」とか「文型」とか「分詞」とか、たっくさん出てきたよね。ここまで頑張れた人はすごいよ。

苦手じゃなくすための「勉強できようサイト」だけど、
ここまで頑張れたら、たぶん苦手じゃなくなってるんじゃないかなと思う。

次に何やるか迷ってたら、
下のページを見てみてね。
そこに載ってる「くもんの中学英語リーディング」がオススメです。
高校生でも、これを全て余裕で訳したり、解説できるようになればすごい力が付くはずだよ!


まあまたいつでも来てよ。
感想も教えてよ。
その前に、このページの英文をスラスラ訳せるまで練習してってね。



[英文稽古]訳は下
(英文と日本語訳を交互にスラスラ言えるように練習)

問題①:受動態は何を何にする文法?
問題②:「驚く」という文の日本語と英語のズレは?
問題③:感情の動詞は「何」が「何」を?
問題④:I was surprisedが「される」じゃない理由は?
問題⑤:I was surprisedを文法的に2つで解釈すると?
問題⑥:surprisedの逆は?
問題⑦:「何か」側は?
問題⑧:「私を」側は?
問題⑨:surpriseで3パターンの文を作れ

The news surprised me.
The news was surprising.
I was surprised.
The story surprised him.
The story was surprising.
He was surprised.
The game excited me.
The game was exciting.
I was excited.
The movie interested me.
The movie was interesting.
I was interested.

The film bored me.
The film was boring.
I was bored.
The result disappointed her.
The result was disappointing.
She was disappointed.
This job tires me.
This job is tiring.
I'm tired.
His words confused me.
His words were confusing.
I was confused.
That dance amazed me.
That dance was amazing!
I'm amazed.
This news shocked me.
This news was shocking.
I was shocked by this news.
Her comment upset me.
Her comment is upsetting.
I was upset.

His score was surprising.
Her plan is exciting.
His idea is interesting.
Her answer was disappointing.


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[英文稽古・訳]

問題①:受動態は「O→Sにする文法
問題②:「驚く」という文の日本語と英語のズレは

[日本語] 私は驚いた  (驚く・自動詞
[英語] S surprised me. (驚かせる・他動詞

問題③:感情の動詞は、「何か」が「私」を
問題④:I was surprisedが「される」じゃない理由は(答え方色々)

A1. 英語と日本語にズレがあるから
A2.「驚かせる」の受動態は「驚かせ、させられる」で「驚く」になるから
A3.(下を全て書く)

 S surprised me.
 Sが私を「驚かせた」
        ↓(O→S)
        I was surprised.
       私は「驚かせ、させられた」→「驚いた」


問題⑤:I was surprisedを文法的に2つで解釈すると?

①受動態だと思うパターン
  I      was surprised.
(S)   (V

②be動詞の文(SVC)だと思うパターン
  I      was     surprised.
(S) (V)   (C)

問題⑥:surprisedの逆は「surprising
問題⑦:「何か」側は「ing
問題⑧:「私を」側は「過去分詞(ed)
問題⑨:surpriseで3パターンの文を作れ

① S surprised me.
  S(何か)が私を驚かせた(日本語とのズレに注意)
③S was surprising. 
   Sは驚くべきものだった(S(何か)を主語にした場合)
②I was surprised.
 私は驚いた(人を主語にした場合)

S           surprised         me.
Sが私を驚かせた
↓              ↓(O→S)
S was surprising.       ↔     I was surprised.
Sは驚くべきものだった   私は驚いた

The news surprised me.
そのニュースは私を驚かせた
The news was surprising.
そのニュースは驚くべきものだった
I was surprised.
私は驚いた

The story surprised him.
その物語は彼を驚かせた
The story was surprising.
その物語は驚くべきものだった
He was surprised.
彼は驚いた

The game excited me.
その試合は私をワクワクさせた
The game was exciting.
その試合はワクワクするものだった
I was excited.
私はワクワクした

The movie interested me.
その映画は私に興味を持たせた
The movie was interesting.
その映画はおもしろかった
I was interested.
私は興味があった(be interested in 興味がある)

The film bored me.
その映画は私を退屈させた
The film was boring.
その映画は退屈だ
I was bored.
私は退屈だった

The result disappointed her.
その結果(リザルト)は彼女をがっかりさせた
The result was disappointing.
その結果はがっかりするものだった
She was disappointed.
彼女はがっかりした

This job tires me.
この仕事は私を疲れさせる(この文はあまり見ないです)
This job is tiring.
この仕事(ジョブ)は疲れさせるものだ(疲れる、しんどい)
I'm tired.
疲れたよ(現在形だけど日本語的に「疲れた」です)
(そういえばI'm tiredも受動態だったね)

His words confused me.
彼の言葉は私を混乱させた
His words were confusing.
彼の言葉は混乱させるものだった(ややこしかった)
I was confused.
私は混乱した 

That dance amazed me.
あのダンスは私を(素晴らしくて)驚かせた
That dance was amazing!
あのダンスは素晴らしい!
I'm amazed.
(素晴らしくて)驚いてるよ

This news shocked me.
このニュースは私にショックを与えた
This news was shocking.
このニュースはショッキングだった
(ショッキング、ってこのこと!)
I was shocked by this news.
僕はこのニュースにショックを受けた

Her comment upset me.
彼女のコメントは私を動揺させた
Her comment is upsetting.
彼女のコメントは動揺させるものだった
I was upset.
私は動揺した(upsetはupset-upset-upsetの不規則動詞

His score was surprising.
彼のスコア(score)は驚くべきものだった
Her plan is exciting.
彼女の計画はワクワクするものだ
His idea is interesting.
彼のアイデアはおもしろい
Her answer was disappointing.
彼女の答えはがっかりさせるものだった

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