あなたに会えてよかった
先日、仲の良いママ友と青山へ出かけた。
私たちが所属する手づくり絵本サークルの先輩方のグループ展にお邪魔して、絵本や絵画や立体などをひとしきり満喫したあと、表参道の人気のお店でランチ。
せっかくの機会なのでたまには映えを意識したお料理でも食べておこうと思い、インスタでタグって見つけたカフェである。ツイ廃らしからぬ選択に女子っぽさをアピールしようとドヤ顏でツイートしてみた。
さすが皆さん、わかってらっしゃる!!
素敵でしょ?オサレでしょ?
ねっ?
ねっ?
オーム・・・
らん らんらら らんらんらん♩
って、コラーーーーー!!!
安定のボケっぷりをかましてくれるフォロワーさんが大好きーーー♡
どうも、
おはようからおやすみまで暮らしを見つめるツイ廃です。
うん、普通にインスタに貼ればよかったよね!
とまあ、表参道素敵ランチをママ友と堪能し、可愛いもの大好きな彼女と北欧雑貨店『ソストレーネグレーネ』でキャッキャウフフして帰宅した。時間制限はあるものの、育児中の私たちには十分なデートであった。
彼女とはかれこれ6年目のお付き合いになる。
手づくり絵本サークルではプロ並みのクオリティーを誇る絵師であり、書道の師範の資格を持つ彼女は文章も手書き。艶やかな黒髪の美しい、容姿端麗クールビューティースーパーエレガントキューティーママである。
そんな彼女は相手によってはいわゆる「近寄りがたい」雰囲気を与えることがあるようだ。私だって最初はこんなに仲良しになれるとは思っていなかった。
私たちは境遇が似ているのだ。
ふたり姉妹、好きなイラストレーターや音楽の趣味、そして父親が現役時代に亡くなったことも。
大人になってから知り合う友だち、とりわけママ友という存在は、腹を割って話すことなんてないと思い込んでいた。しかし私の周囲のママ友は気さくで楽しいキャラばかりだし、彼女に至っては私の妹と、私は彼女の姉とどこか共通点があるようで、ときおり近親者のような感覚に陥る。
軽い依存も許しあえるような、困っていたら全力で助けたくなるような。
このゆるりとした空気が心地いい。
ネットでは得難い、
深くてあたたかなリアルな関係の醍醐味がここにあるのだと感じる。
ずっとずっと、おばあちゃんになっても仲良しでいられますように。
いただいたサポートは、入院で小さくなった胃を元のサイズに戻すために使わせていただきます。