社員A 個人ヘッジファンド編♯40: 「GDPデフレーター」
今回は「GDPデフレーター」について見て行きましょう。
一言では、通常の中央銀行の金利水準の判断材料と言われてる指数です。
「GDPデフレーター」: 国内総生産(GDP)を時価で表示した名目GDPの物価水準の変化分を調整するときに用いられる指数です。GDPデフレーターで調整することで、物価変動の影響を受けない財やサービスの数量、すなわち実質GDPがわかります。
GDPデフレーターは、次の式で計算されます。
GDPデフレーター = 名目GDP / 基準年のGDP
例えば、2023年の名目GDPが1000兆円、基準年のGDPが2022年の1000兆円であった場合、2023年のGDPデフレーターは1となります。これは、2023年のGDPが基準年のGDPと比較して変化していないことを意味します。
GDPデフレーターは、物価動向を把握する際に用いられます。GDPデフレーターが上昇している場合、物価が上昇していることを意味します。逆に、GDPデフレーターが下落している場合、物価が下落していることを意味します。
GDPデフレーターは、経済成長率を計算する際にも用いられます。名目GDPからGDPデフレーターを除くことで、物価変動の影響を受けない実質GDPを計算できます。実質GDPの成長率は、経済成長率の指標として用いられます。
GDPデフレーターは、物価動向や経済成長率を把握するために重要な指数です。
「GDPデフレーター」が上がらなくとも、金利を上げてくるかも。
住宅ローンのフラット35などは、既に令和4年度ぐらいから金利が上がっています。
どうするBOJという感じですね~