用語集: 「s波」 <ー 地震用語です
今回は地震の「s波」についてコメントをさせて頂きます。
「s波」とは?
「S波(Shear wave)」: 地震波の一種であり、地震源から放射状に伝播する波です。S波は地球内部の固体を通過することができますが、液体や気体では伝播しません。
S波は主に地震発生後に到達し、P波に比べてやや遅い速度で伝播します(秒速3〜4キロメートル程度)。S波は地震の主要な揺れとして知られており、振動は地表面に対して垂直な水平方向に発生します。そのため、地震発生時に建物や地表面が横方向に揺れるのを感じることがあります。
S波は地球内部の物質の剪断力によって生じるため、「Shear wave(剪断波)」と呼ばれています。P波とは異なり、液体や気体では伝播できないため、液体の地下水やマグマの存在によって遮られることがあります。
S波は地震計によって観測され、地震の性質や震源の特定に役立てられます。また、S波の伝播速度や到達時間の測定に基づいて、地震の発生場所や地球の内部構造を解析することも行われます。S波は地震の揺れの強さを表す指標としても利用されます。
一つ前のパンケーキ現象が違いと思います。
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