用語集: 「ホワイト革命」 <- 今風ですが、これってどうなんでしょう?
今回は「ホワイト革命」についてみていきましょう。
なんだこの意味は?
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「ホワイト革命」: 評論家・タレントの岡田斗司夫氏が2021年頃から提唱している社会の風潮転換を指す言葉です。具体的には、以下のような特徴を持つ社会を指します。
「正しさ」が強く求められる社会:
Politically Correct(PC)やMeToo運動などの影響で、差別や偏見のない社会を目指す動きが強まっています。
その一方で、表現の自由や多様性の尊重が軽視される懸念も生まれています。
「清潔さ」が強く求められる社会:
コロナ禍の影響で、衛生意識の高まりや感染症対策が徹底されています。
一方で、過剰な消毒やマスク着用などの対策が、生活上のストレスや息苦しさを感じる人も増えています。
「美しさ」が強く求められる社会:
SNSの普及により、外見に対するプレッシャーが強まっています。
美容整形やエステなどの需要が高まっている一方で、容姿に対するコンプレックスを抱える人も増えています。
岡田斗司夫氏は、このような社会の風潮転換を「ホワイト革命」と呼び、以下のような問題点を指摘しています。
確かに...
きれいごとで済んだら苦労しないですよね(笑)。
個人の自由や多様性が制限される:
「正しさ」や「清潔さ」、「美しさ」の基準が厳格化されることで、個人の自由や多様性が制限される危険性があります。
特に、マイノリティの人々が差別や偏見を受けやすい状況が懸念されます。
社会全体の活力や創造性が失われる:
常に「正しさ」を意識した言動を迫られることで、萎縮効果が生じ、社会全体の活力や創造性が失われる可能性があります。
また、多様性を認めず画一的な価値観を押し付けることは、社会の停滞を招きかねません。
新たな分断や対立を生み出す:
「ホワイト革命」をめぐって、賛成派と反対派の間で対立が生じる可能性があります。
互いを理解しようとせずに排他的な態度をとることは、社会の分断を深める恐れがあります。
ホワイト革命はまだ始まったばかりの新しい概念であり、今後どのように変化していくのかは未知数です。しかし、現代社会における重要な問題提起として、多くの人々の関心を集めています。
なお、「ホワイト革命」という言葉は、1970年代にイランで起こった政治革命を指す場合もありますので、注意が必要です。
世の中、ドロドロの面もあるのも事実で、表面上のホワイト革命をおってもね~
という気もします。