コトの経緯の話 その2|【対ブラック企業~入社前編~】
はじめまして。あるいはこんばんは。bddcです。
厄落としも兼ねた備忘録の3本目の記事となります。
その1はこちら、結論のみはこちらです。
どなたかの不安が少しでも軽くなればいいなと思います。
※ 念のため、一部フィクションが含まれることをご承知おきください
それではどうぞ。
前回までのおさらい
転職サイト経由で応募した企業。オンライン面接に至りますが果たして……。
いざ面接
設定された面接日の前日、使用するツールの連絡がありました。
一応テスト機能を使用し、本番に備えます。
当日5分前にログイン。企業側にオンライン通知がいきますとのお知らせ表示を見つつ時間が来るのを待ちます。
時間が来ました。
……始まり、ません。
10分ほど経った頃、画面に人影が映ります。
「もう一人来るのでお待ちください」
と、求人サイトに従業員として写真掲載があったその人から言われました。
待つこと数分。
先程の人ともう一人がカメラ前に座り、
ぬるっと始まります。
(内心『え……?』でした)
※この前後に数回、カジュアル面談含めオンライン面接を受けましたがここはイレギュラーばかりでした
面接~序盤
事前に送った書類を片手に現れた人物がその書類を眺めつつ、口を開きます。
「bdさん、◯◯が得意なのは分かるんだけど、」
はい。お分かりでしょうか。
自己紹介がありません。
(どなた?)と思いながら一応向こうのターンなので、相槌を打ちつつひとまず聞きます。
「bdさんがアサインすることで✕✕✕が何十倍になるとか実現するの?(笑」
「数値的な目標を設定することは可能ですが、それは~」と回答・説明を行います。
求人要項に記載の、求めている業務内容が遂行できるか。これまでの経験で類似したものを提示しながら、スキル説明なども行いました。
しかし、この後「正直言って、bdさんが入っても評価できないんだよね。分かんないから」を連発されます。
そもそも、この指標として向こうが提示してきた数字なのですが、計測ツールが実装されていませんでした。
面接の終盤でお伝えはしましたがピンと来ない様子でした。(何をもって何十倍と言っていたのでしょうか……)
分かっていないながらに「~~と~~には金を払っている」という話が出てきます。
前後の話から類推するに、課金だけして適切な運用がなされていない(あるいは運用実態が共有されていない)ツールが複数あるようでした。
面接~中盤
経歴と合わせて、質問へ回答する場面となります。
ここが、また、昨今ではまあまあデリケートな質問で、正直な話男女雇用機会均等法などに抵触する質問が続きました。
そこから家族構成や今後の将来的なリスクに及ぶ質問へ。
(リスクというなら感染症蔓延の世の中ですから、なおのことわからない時代ではないでしょうか などと思いながら遠くを眺める気持ちでした)
「差し支えなければご回答を」といった前置きもありませんでした。
この時点で、ここはかなり体質が古くそれに対し従業員が何か言えるような空気ではないのだろうなと感じました。
また社内の担当業務の振り分けに関する内情の説明がありました。
あらかじめ確認していた求人サイトに記載されている情報と、現状説明に差異があることに気付きます。
入社後に判明してトラブルによりは良いかと思いつつ(以前の就業先で実際にありました)、今回のポジションと期待されている業務にはそれほど影響がないかなと判断しながら、関係しそうな質問を挟んで確認しつつ過ごしました。
(実際入社してみないことには分かりにくいけれど、あまり円満でもない気配も感じました)
面接~終盤
社内事情の話題もあったので、2025年問題もありますしDX推進に関する質問をしました。
「うちはやらない。bdさんの業務は実現可能だろうけれど、無理な業務あるし不公平だ」という回答でした。
(Oh..)が正直な感想です。
流れで、「最近の求人サイトはだめだ」と言われました。
以前、別の企業いくつかでの求人で応募者数が思わしくないと話題を耳にしたことがあったメディアだったので、ふんわり同意するような相槌をしていたところ
「うちみたいに待遇がいいところはそんなにない」
「少し前までは年寄りの応募が殺到していた」
「最近は特にネット求人がだめだ」
などなど。人材不足はずっと話題ですし、様々な課題が絡み合っている部分ですのでここに改めて記しませんが今回は割と要因は明確なので(でしょうね!)という気持ちで聞いていました。
圧倒的にネット求人で人を集めるのに不利な状況が分かっていたので、自分が業務として遂行することで求人面でもこういったメリットが発生しますという説明を行い、概ねいわゆる面接選考となる時間を終えました。
最後に選考結果の連絡は3週間後と言われ、モヤッとしました。(長くない?)
面接後のモヤッとポイント
人が足りない・職場の面積が足りないので良い物件がない限り増やせないを同時に発信している(人手を増やしたいのでは?)
ネットで適切な発信をしていないのに、ネット求人で人が来ないと言う(しかもネット媒体応募者に対して)(ホームページ等が整備されていない怪しい企業が山とある中でそれができていないのに?)
募集している人材に対して、評価軸も分からないから評価できないと言い切る(成果を出したとしてもふーんで済まされる気配を感じる)
中小企業ならあるあるな部分もあるかと思います。あるいはある程度の規模の企業であっても、評価するための段取りを整え評価者側に届けないと評価されないのはあるあるという話も聞きました。
この辺でもうかなり、なんなら面接前の対応からはじまり、面接の序盤でだいぶ『ん?』となる企業でした。
結論にも記しましたが、こういった違和感はだいたい当たるんだと改めて感じます。
次回予告
さて次回は三段跳びの中段にあたります。サビかもしれません。
また読みに来ていただけると嬉しいです。
どうぞよろしくお願いします。