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なんでSeptember
先日新卒時代の同期から、「今度結婚するんだ」と喜ばしい連絡が入りました。かれこれ10年以上の付き合いになる友人の結婚の報告。
最近耳にする周囲の話は、子供が生まれたとか家買ったとかの報告が多く、浮いた話はめっきり減りました。今の時点で結婚していない友人は(自分を含めて)そろそろ難しいだろうし。
なんなら年齢的に望まないさようならを聞く機会も増えてくるんだろうな、なんて思い耽る事もあったので、この吉報は僕の気持ちも随分明るくしてくれました。
おめでとう友人。末長く幸せになれよ。
まあそれはそれとして、結婚や挙式に人気の月って6月ですよね。
June(6月)はローマ神話の愛の女神ユノ(ジュノー)に由来するのはなんとなく知っていました。
3~6月にかけては全てローマ神話、あるいはギリシャ神話の神様の名前に因んでいるのもなんとなく知っていたんですが。
7月からどうした?ていうか"-ber"ってどこから来たん?
と、友人の結婚報告をキッカケに疑問に思ったので、今日もグーグル先生に聞いてきました。
ざっくりまとめると
古代ローマで使われていた暦(ロムルス暦というそうです)は3月が1年の始まりだった
3月から活動再開、戦闘行為も再開できる月なので、軍神マルス(Mars)にちなんだ名前になった
Septemはラテン語で「7」を意味する(3月から数えて7番目の月)
3~6月までは神話の神々にちなんだ名前、以降は「◯番目の月」と呼ばれるようになった(○番目が-berの正体)
1~2月はカウント外、理由は農耕シーズンではないから日付の概念が必要なく、戦争なども休止されていた
との事です。
この後ヌマ暦、ユリウス暦と1年の数え方が移り変わり、1582年に現在使われているグレゴリオ暦になったそうです。
以下は月毎に由来になった神様のまとめです。
3月(March)…ローマ神話の軍神マルス(Mars)から
4月(April)…ギリシア神話の女神アフロディ テ(Aphrodite)から
5月(May)…ローマ神話の女神マイアス(Maius)から
6月(June)…ロー マ神話の女神ユノ(Juno)から
ヌマ暦になってからは1~2月にも神様に因んだ名前が付けられたり、ユリウス暦では7月の由来になった人物がいるのですが、自分の知りたかった情報は得られたのと、生兵法なのでこれ以上書くのは止めておきます。
超ザックリしたまとめなので、より詳しく知りたい方はGoogle先生にもっと聞くか、図書館に行って専門書などを読んでいただければと思います……笑
それにしても6月まで神様に因んだ名前をつけていたのに、7月以降急に番号呼びになったのは、当時の慣わしなどによる理由なのでしょうか。
1~2月を『収穫も種まきもない(できない)休息期だからカウントしなかった』というのも、現代では生まれない発想で面白いなと感じました。
「1~2月は日付をカウントしなかったのに、なんで3月の始まりはわかったんだろう?」と疑問になりましたが、これは「なんか春めいてきたから今から3月な!」と、当時の王様が宣言することで3月がスタートしていたそうです(諸説あり)
一つ一つの行動時間をいちいち気にせずにいられない僕にとって、この大らかさはなんだか羨ましくも感じました。
当時の人がみんな切羽詰まらず、大らかに生きていたかはわかりません。そもそも2000年以上も前に生きていた人たちの気持ちを、今の価値観で推し量るのも野暮ですが。
今は時間に追われ生きる事だけに必死になりすぎて、身近な人や大切な感情を抜け漏らしながら毎日生きている気になっています。
友人の結婚式に参列させていただく運びになったので、折角なのでその日くらいは自分にとっても記念日として記憶に残したいですし、友人夫妻にとって素晴らしい毎日のスタートになる事を、心から祈っています。
LOST IN TIME - 366
結婚、出産、新しい門出。
毎日が少しずつ大切な日だと感じさせてくれる、大好きなLOST IN TIMEの
大好きな一曲です。改めておめでとう友人。幸せになれよ。
あと結婚式当日が僕の誕生日なので、一緒に参列する他の友人たちがそれを頭の片隅に入れてくれる事もほんのちょっとだけ期待してます……笑
本日も最後までお読みくださりありがとうございました。