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03号と04号の間をフラフラ日記 0110-0116
0110
interFMの「music is music」では坂本龍一特集、し・か・も「ベレー帽とカメラと引用」を「ぜひググってみて下さい」と告知していただきました!聴いていて赤面しましたが、有難うございます!!ツイッターでも!!
昨夜の放送終了前にご紹介した、『ベレー帽とカメラと引用』のご案内です。隠しておきたかった、でも話さずにはいられない、これまで解読されなかったフリッパーズ・ギターの読み方、、、、、
— 牧村G憲一 (@makiji) January 10, 2021
30年探してやっと会えた中村さんのZINEです。 https://t.co/zJ4DFOW9SQ
0111
初版03号の在庫はゼロになった。新装版03号を印刷所に注文する際の「何とか割引」の種類が多すぎて、よく理解できない。シルバー会員割引、再版割引、早期入稿割引などなど、どの時点でどういう風に注文すればお得なのだろうか。あと2~3日くらい余裕があるのでもうちょい検討する。
0112
インタビューの修正原稿がひとつ戻ってきた。内容はほとんど完成段階なので、レイアウトを少し整理して、前書きの部分を書くなど。
新装版03号は、白地にタイトルだけにしたい。
これから作る04号は、03号までと同じ雰囲気で作って、01-03号を持っている人は背表紙の色で区別がつくようにする。
04号もゆくゆくは白にして、最終的には「01+02号の合本」「03号」「04+05号の合本」の3冊とも白地にタイトルだけ、という形にしたい。
0113
03号の新装版を注文したので、あと2週間ほどで印刷所から送られてくる予定。総ページ数や中身は同じまま、微細な語句の修正、レイアウトを少し直したりずらしたりしたのみ。表紙のデザインは別物に変えて、PP加工にした。
「春にして君を想う」には同名の映画があるという。それは以前から知っていたが、内容は関係があるのかないのか、実際に観てみないと何ともいえない。そもそもアガサ・クリスティの「春にして君を離れ」という(ミステリではない)小説があるので、これら三者の関係を考えなければいけない。
もっと言うとあと二つポイントがあって、五つの項目を揃えると一つの円環ができる。このぐるっと一周する繋がりは、私的な思い出としてサラッと書いて、04号の主要な記事の合間に入れるかもしれない。
印刷所から「注文を承りました」「もう変更できません」との確認があって、その数分後に7ページ目の誤記をそのまま出していたと気づく。
ということは、おまけの「BCQ新聞」に書いた、
【 お詫びと訂正コーナー 】
の部分は、新装版ではまさかの、
【 お詫びと訂正コーナーふたたび 】
になってしまう。
これは「ラブ・アンド・ドリームふたたび」へのオマージュです……。
……な訳ないだろ……。
やっちまったぜ……。
もう一つのインタビューは、さすがにこの状況下で直接お会いして話すのは無理だなと思いつつ、そういえば「Zoomでやればいいじゃない」という構想があったのを思い出した。そうだ、秋ごろにそんな話をしていたではないか? さっそくその旨を連絡してみるとすぐによいお返事が戻って来たので、大いに前進する。俺は立ち直るのも早いぜ!
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長い原稿の方は、書き足しとタイトルの案、ペンネームの案がメールで届いた。もう7割くらいは完成している。
過去のメモを読み返していたら、幻の企画が出てきた。
↓
「フリッパーズ・ギターについて考えるための10の問いかけ」。未整理のアイディアやまとまらない考えを「エプロンメモ」風に「問い」として書きたい。
1.FGの全ての曲に、あなたが別のタイトルをつけ直せるとしたらどうしますか?あなたの友人が納得するようなタイトルを考えて、提案してみましょう。アルバムのタイトルも変更できるとしたら、どのように変更しますか。
2.あなたがFGのプロデューサーだとしたら、89-91年のどの雑誌に新しい連載記事を持たせてみたいですか。その内容や、解散時の記事まで考えてみましょう。
(以下略)
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新装版03号の販売はタコシェに委託するのもいいかなあと考え、手続きや商品を見ているうちに、欲しい本が増えてしまって困る。商品をあれこれ見ているだけで楽しい。考えてみると委託したからといって大きなリスクがある訳でもないし、宣伝には必ずなる。
0116
12月にお願いした長いインタビューがほぼ完成した。20頁ほど。
もう一つの長い原稿も、7~8割はできている。12頁くらい。
もう一つのインタビューは来週から取り組む。15頁くらい。
自分の書く原稿は、今のところモヤモヤした構想とメモだけでほぼゼロ。
物置から雑誌や本が出てきて、中身は「Vanda」の山下達郎インタビュー号、「Suburbia suite」、「TV Bros」のコーネリアス特集号、「バァフアウト!」、「コミックゴン」、「サイゾー」、「ガロ」、「ぴあ」などなど。行ったことがないのに「北海道ウォーカー」まである。
「ぴあ」は「勝訴ストリップ」発売時の椎名林檎特集号があった。表紙+16ページもあり、この時点で「いまや日本のミュージックシーンの最重要アーチスト」と称えられている。
「Suburbia suite」はホチキスによる中綴じである。内容が良ければ、たとえホチキス綴じでもページ数が少なくても読者は忘れないし、伝説にさえなるのだ。
「Vanda」の山下達郎インタビューは、とり・みきが初めて山下達郎に会ってインタビューしている貴重なもの。その後も何度となく言及している映画「人情紙風船」や「コレヒドール戦記」を好きな作品として挙げている。
これ以外の記事も面白い。たとえばイギリスでベイ・シティ・ローラーズが持て囃された時に感じた苦い思いを綴った、ちょっとした隙間に書いてあるエッセーからかなり多くを学べる。