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出典解説G「Digital Audio Fan」 2006年8月 毎日コミュニケーションズ

G「Digital Audio Fan」 2006年8月 毎日コミュニケーションズ

「Digital Audio Fan」は2005年創刊の音楽雑誌です。出典はVol.5の連載「日本音楽年代記」から。

この回のサブタイトルは、

「Magical Connection ~不思議な繋がり / 牧村憲一さんをお迎えして」

となっており、縦書き5段で6ページという、なかなかの量です。

内容は、音楽に関わったキャリア初期のフォークル、六文銭、かぐや姫との仕事に始まって最後はFGまで。

冒頭には、


「8月25日にはフリッパーズ・ギターの1stと2ndアルバムのリイシュー決定」


とありますので、聞く側も聞かれる側も、双方にとって良いタイミングだったのではないでしょうか。話しぶりも流れるようで、かなり整理されています。

インタビューの最後には所要時間と文字数が書いてあり、


「延べ2時間40分、全て文字起こしすると約4万字分」


とのことです。


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今(2022年)から振り返ると、FGのデビューから数えて現在までのほぼ中間地点、ソロ活動もそこそこ落ち着いて、小康状態といった時期です。

ちなみに2006年のヒット曲を調べると、シングルの年間ランキング上位には「粉雪 / レミオロメン」「抱いてセニョリータ / 山下智久」、アルバムでは平井堅、倖田來未などの名前がありますが、ややピンと来ません。

映画ではハリポタ、「パイレーツ・オブ・カリビアン」「ダ・ヴィンチ・コード」などがヒットしたようですが、うんと過去とも思えず、かといってつい最近でもない、微妙な時期というイメージです。


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個人的に実感が持てる2006年の作品を探すとするなら、レンタルDVDの「海外ドラマ」ランキングで、
「LOST シーズン1」
「プリズン・ブレイク シーズン1」
「24 TWENTY FOUR シーズンV」
といったタイトルが並んでいます。

音楽や映画よりもこちらに興味が向いていたようです。


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ネット関連では「mixi利用者600万突破」「ライブドアに強制捜査」「ニフティがパソコン通信サービスを終了」「ソフトバンクがボーダフォン買収」などが10大ニュースに入っています。

YouTubeの大ヒットもこの年ですので、ネットフリックスなどの配信ドラマの隆盛に至る流れの大きな節目とも言えそうです。



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