グローブ・トロッター × ベラフロイド
ファッションもコンテンツ側としてコラボレーションできるんだ、と学んだ事例。
老舗のトラベルバッグ・ケースブランド「グローブ・トロッター」と、UKのファッションブランド「ベラフロイド」の、初のホームコレクションだ。
グローブ・トロッターがベラフロイドとタッグを組み、"初のホームコレクション"となるインテリア用トランクを展開。ベラフロイドは、ロンドン出身のデザイナー ベラ・フロイドが自身の名を冠して1990年にスタートしたファッションブランドだ。シンプルなニットウェアに、ユニークなイラストやテキストをあしらったデザインで注目を集めている。
引用:グローブ・トロッター"初"インテリア用トランクがトラベルケース風で、ベラフロイドとコラボ
グローブ・トロッターのコラボレーションは多岐に渡る。家具やジュエリーブランドだけでなく、最近では航空会社とも取り組みを行い、ボーイングの機体の一部が組み込まれたトラベルケースを作ってしまった。
他ブランドにとって、グローブ・トロッターと取り組みが出来るのは一種のステータスと言えるのかもしれない。
ベラフロイドは、ニットウェアを中心に、メッセージ性の高いグラフィックを配した商品が人気のブランド。
そのグラフィックを、他ブランドとの取り組みに利用できるのは、グラフィック自体がそのブランドのものであると認知され、価値の高いグラフィックとして存在し続けているからだろう。
少し過去の記事だが、ベラ・フロイド自身は以下のようにも語っている。
ファッションを他の分野に持ち出すというアイディアが好きなんです。内面が何よりも重要で、それをどのように他人に示すか、どのように他人に見せるかというのがファッションだと思います。
引用:ハイエンドなニットを創る英国人デザイナー、ベラ・フロイドという人。
自らの領域を越えて取り組みを行う時、ベラフロイドのようにアイコン化されたコンテンツがあると、実現し易いのだなと学んだ事例だった。
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以下参考: