The Individualist #プロフ写真工学
SNSでの情報が日常を覆い、
「いいね!」や「Share」があなたのスマホを駆け巡っても
個人や組織が消えてなくなるほど情報化されていない現代。
我々は知らないうちにスマホを使い、知らないうちに複数のSNSを使い分け、ネットとリアルで人格を分けていたり、分けてなかったりしている。
いつからだろう?これほどまでに他人の日常の写真に囲まれた日々を送るようになったのは?
いつからだろう?これほどまでに「SNSでシェアできるかどうか?」で購買意志決定をするようになったのは。
果たしてそれがいいのか悪いのか、自分でもよく理解できないけど、とにかく確からしいのは「SNSを使わない日」というのはないということだ。
それは個人だけでなく、企業も、政府も、ほぼすべての法的主格はなんらかの形式でSNSで情報を発信している。それも毎日。
アップルのロゴは?
日本の国旗は?
これらを思いつくことができない人はいないだろう。
では、あなたのプロフ写真は?
これを明日、親しい友人に聞いてみて欲しい。
おそらく、あなたの友人はあなたの写真を思い浮かべることができるだろう。
巨大に成長したSNSでは、「いいね!」獲得技術が発展し、一般の人々でも膨大な数の「いいね!」を獲得することができるようになった。
一方で「いいね!」が全く獲得できない人生の人も量産されてしまった。
いわいるコモディティー人材としての非モテ男性である。
非モテ男性のSNSは最強に陳腐だ。腐っているので誰も見ない。
SNSはその人のカネと時間の使い方を赤裸々に映し出す。
シェア消費という言葉が誕生したように、SNSに投稿できるモノや経験に価値が出るようになった。
ここ10年、SNSは我々の生活を激変させ、人生がSNSと共存しているかのようになってしまった。
公私ともにSNSは絶対に必要なツールとなったのだ。
そしてSNSで最も重要なアイテムがプロフ写真である。
プロフ写真はアバターであり、オンライン上のあなたそのものなのだ。
今やプロフ写真と人生は切っても切り離せなくなっている。
例えば勤務先の業務PCのメールでも、わざわざプロフ写真を登録しないといけない。
あなたが他人のプロフを見ずに過ごす日はあるのは?
おそらく我々は絶えず誰かのプロフ写真を見続けて日々を過ごしているようだ。
即ちあなたのプロフ写真も常に誰かの目に触れているということである。
プロフ写真はネット上の化身、二次元アバターなのである。
つまりは、プロフ写真とはオンライン上でのあなた自身なのだ。
例えばリアル世界で自分の服装にちょっと投資をすれば他人からの印象が良くなる。逆に変な服装ならばドレスコードNGとなり入店ができないこともありうる。
それと全く同じ原理がネット上でも適応される。
プロフ写真にお金を使うことは見栄でもなんでもなく、マナー、常識なのである。
服装が教養レベルを表すのと同様に、プロフ写真もまたあなたの価値を表現するのだ。
さて、ここでプロフ写真の価値方程式をよく理解しておく必要がある。
プロフ写真の価値方程式 = 構図 x ライティング x 被写体の外観スペック
である。
プロフ写真を因数分解すると上記の3つのパラメーターが価値を左右する根源であることがわかる。
ライティングの部分で最も重要なのは、カメラのセンサーである。
いいプロフ写真を撮るには、いい画像センサー(カメラ)が必要だ。
センサーサイズだけでスマホと高機能デジタル一眼レフでここまで差がある。
僕のプロフ写真はなぜ効果が出るかというと、上記のプロフ写真価値方程式の"被写体の外観スペック"以外の要素がプロレベルだからだ。
さすがに"被写体の外観スペック"は僕では変更不可能なパラメーターなので、どうしようもないが、"被写体の外観スペック"に依存することのないプロフ撮影をするからユーザー様はお金を払ってくれる。
分かりやすい例を以下に示す。
自撮り写真の例:
一眼レフで単焦点レンズで撮影した写真の例:
これは一眼レフの力である。
ユーザーは自信のプロフ写真に感動する。
ユーザーだけではく、それをオンラインマッチングサービス経由で閲覧した女性も感動する。だからいいね!が増えるのだ。
さて、プロフ写真をよくする方法論としてはいくつかある。
1.写真撮影をプロに頼む
通常、プロに頼むと条件固定な場合が多い。
例えばフォトスタジオ内限定の撮影だったりと「いかにもお見合い用途」という写真になりがちでややオフィシャル要素の強い写真に仕上がるだろう。
履歴書やパスポート写真ならそれで問題ないかもしれないが、SNS時代にはストリー性がより求められる。あなたの人格が滲み出る写真が望ましい。
SNSのプロフ写真は、完璧性よりも、個性が重視される。
その人の人生感が滲み出る写真が最も良い。
2. 初心者用カメラを買って、友達に撮影してもらう。
写真に関しては、現代のテクノロジーではスマホのカメラではまだまだデジタル一眼レフカメラには勝てないのが実態だ。
カメラとは光学機械なのだ。そしてデジタルカメラとは機械Xイメージセンサーのイノベーションであり、レンズの大きさ、イメージセンサーの大きさのどちらもがスマホと一眼レフカメラでは比較にならない。
僕の持ってる大経口レンズはスマホより大きい。
体積ベースでも質量ベースでもレンズのサイズだけでスマホを凌駕している。
この光学上の圧倒的スペック差がいいプロフ写真を生むのだ。
正直、最初からデジタル一眼レフを使うのは非常に難しいと思う。
ほとんどの人は設定の複雑さから、上手に撮れないといった要因でデジタル一眼レフを放置する人が多数いる。
デジタル一眼レフの撮影コツについては個別コンテンツとしてリリースしたいので割愛。
あるいは、少し撮影できるようになったが、どうもカメラが重たくて家に放置してしまっている人も多いだろう。
対策としては、人物を撮ることをおすすめする。
見ず知らずの人を撮るのに抵抗があるなら、タイやフィリピンなどの東南アジアの国に行って街の人を撮影するのがおすすめだ。
日本人がカメラを持っていると、男女問わず向こうから撮ってくれとせがまれる。
もちろん、カメラは盗難の危険があるから最新の注意が必要だが、このような写真を連発できれば、自ずと撮影好きになるのは間違いないだろう。
カメラの機種は最初は安い方がいい。
おすすめはミラーレス一眼レフだ。特にオリンパスのPENは女性にも人気で、新品でも価格は6万円台である。
http://kakaku.com/item/J0000013475/
ぶっちゃけ、ミラーレスは新品で買わなくても中古で十分だと思う。
ヤフオクでも中古の主品が非常に多い。
おそらくヤフオクで中古で1万円ならかなり状態のいいカメラが買えると思う。
新品が欲しいけど、予算が厳しいという人は、コンパクトデジタルカメラでも十分だ。
PowerShot シリーズは衝動買いしても損はないだろう。
http://kakaku.com/item/J0000018429/
■最新のスマホでモテるプロフ写真が撮れる!
基本的にはスマホのプロフでも十分に良い写真は撮れる。
但し条件が整えばの話である。また自撮りはNGなので友人やセフレに撮影してもらうのがいい。
必ず他人に撮ってもらうことがいいプロフ写真の条件である。
アップルの最新スマホiPhone 7 Plus(デカい方限定) ではデュアルカメラを駆使して、背景のボケを豊かにして撮影する「ポートレートモード」が搭載された。
デジタル一眼や高級コンパクトデジカメでしか表現できなかった背景ボケがスマホでも撮れる時代となった。
詳細はこちら。
http://news.mynavi.jp/articles/2016/10/03/matsumura_apple/
■ライティングの基礎
初心者の場合、撮影においてはまずは巡光で撮影することをおすすめする。
巡光とは下記の位置関係である。
なんとか斜光レベルに持ち込まないと話にならない。
ただし、順光が常に正解というわけではない。
たしかに順光なら顔の表面の陰影のバラツキが減るのだが、日中の撮影は光が強すぎる場合もある。そのような場合は日陰に入り撮影する方がよい。
◼️撮影場所
プロフ写真の価値方程式 = 構図 x ライティング x 被写体の外観スペック
なので、撮影場所が構図とライティングを決定する。
マッチングアプリ用に撮るのであれば最適な場所は以下のようなところになる。
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