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「資産運用のブティック街」アーカイブ・ピックアップ
リーマン・ショック以降、現在まで12年間に渡る相場状況について行ってきた分析講座から、足元の相場状況の解析にふさわしい講座を適宜取り出してご案内します。「過去の相場実績は現下の相場を読み解く最高の材料」です。
今回は4年前からの引用:個人のあふれるような金融資産と相場の関係を解説します。
「余剰金融資産の継続的増加構造・・・期待される株式市場への還流?」
<2016年9月公開>
日本経済は足踏み状態が続き、なかなか明るさが見えない情勢が続いていますが、一方で個人の金融資産は2016年3月末で1,706兆円と過去最高水準となっています。これはGDPの約1.7倍になります。一般家計に例えれば給料は伸び悩んでいるものの貯蓄は着実に増えていることになります。
ご参考:1988年から2015年のGDPと個人金融資産の動き(単位:兆円)
この金融資産のうち約50%、894兆円が現金・預金となっており、証券が16%です。海外の投資家からは金利がゼロの状況下でこの現金保有は過剰、というより不思議という声も聞かれます。
こうした中、政府が英国にならって取り入れたNISAは登録口座数ではそれなりの成果を上げていますが実効面ではいまひとつといったところです。
このように個人の投資家がなかなか証券投資に向かわない中、おそらく日本に特有のアプローチで株主の間に静かにジワリと浸透している対策があります。今後の投資方針のカギになる可能性もありそうです。
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(*)「資産運用のブティック街」:
ファンド・マネージャー、チャーチスト、外国事情に詳しい大学教授、理論に基づく市場分析者がそれぞれの立場から相場分析を「ブティック形式」の講座で提供します。
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