対中関税の発動を受けて暗号資産全般が軟調 ビットコイン・デイリーレポート2025.2.5(2025.2.4)
株式会社B.C.Aマネージメント
投資助言部
暗号資産グループ
市況概況 ビットコイン
4日のビットコインは反落。BTCUSDは日本時間帯早朝に米国がメキシコに続きカナダと25%の追加関税の発動を1ヵ月延期することで合意したとの報道を受け102,510ドル付近まで上昇した。ひとまず関税の発動が先送りされ交渉に猶予期間が設けられたことで金融市場の過度な警戒感が後退し、全般的にリスク回避を前提としたポジションの巻き戻しが進んだ。ただ、その後は上値の重い展開が続いた。週末から月曜日にかけての急落で市場参加者が慎重な姿勢を強めていることや対中関税を巡って米中間での交渉に進展がみられないことが上値を圧迫した。日本時間4日14:00に米国の対中関税が発動されると、直後に中国が米国への報復措置を課す方針を発表したことを受け再び売り圧力が強まり節目の100,000ドルを割り込むと、欧州時間帯序盤には97,925ドル付近まで下落した。
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