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日米金利差縮小、円は149円台へ 一方ドルは下落 FX・デイリーレポート2025.2.21(2025.2.20)
株式会社B.C.Aマネージメント
投資助言部
外国為替グループ
ドル円(USD/JPY)円買い継続、NY時間帯には一時149.40円付近まで円高が進行
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20日の外国為替市場では円が上昇した。ドル円(USD/JPY)は東京時間帯序盤から円買いが優勢となり、大規模なストップを巻き込むような動きは見られなかったものの、じりじりと円高が進む展開となった。トランプ米大統領が自動車や半導体、木材、医薬品などに対する関税について「来月か、それより早く発表する」と発言、円買いを含むリスクオフトレードが先行した。また、同時にドル安が進行したことも断続的に円が上昇する要因になった。前日のニューヨーク時間帯終盤に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で前回の会合でバランスシート縮小の停止や減速が議論されていたことが分かると米長期債の利回りが低下、日米10年債利回り差が縮小したこともドル売り・円買いが膨らむ要因となった。
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