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MANA|価値のある仮想通貨に?ディセントラランドに不安な点
NFTの世界は急速に成長し、日に日に人気が高まっています。
NFTとは?
Non-Fungible Tokensの略、世界で一つだけのトークン。デジタルのアートや不動産、アバター用のウェアなど。
人気仮想空間のディセントラランドがこの分野のリーダー的存在であり、独自通貨MANAも同じ用に注目を集めています。
ディセントラランド|MANAとは?
MANAは、この仮想世界における主要なプロジェクトの一つです。
仮想通貨としての一面だけでないMANAを掘り下げてみましょう。
MANA:通貨
通貨 MANA
ベースチェーン イーサリアム
1 MANA 約0.87ドル
時価総額 約29.3億ドル
時価総額
ランキング 65位
最大供給量 2,644,403,343
MANAは供給量が決まっており、ユーザーが使えば使うほど流通量は減っていきます。
すると需要の増加と供給の減少によって、一般的に価格は高くなります。
MANA:どこで使う?
・マーケットプレイスで買い物
・ガバナンス投票権
・投資
NFTマーケットプレイスでは、MANAを使って購入ができます。
MANA保有者は、ディセントラランドの今後を決める提案に投票権を持ち、ガバナンスに参加できるのです。
MANAの利権
他の暗号通貨プロジェクトとは異なり、Decentralandの開発者たちは2018年11月にMANAスマートコントラクトの鍵を破棄しています。
Etherscanに掲載されている3つの大きなMANAホルダー(上図参照)は、コミュニティ資金源である「Decentraland Foundation」と「Decentraland Team」に関連するものです。
これは、DecentralandチームがMANAの適用に触れることができないことを意味しています。
これと均等に分配されたトークン供給とを組み合わせることで、堅牢な暗号通貨の完璧なレシピができあがっているのです。
MANAの可能性
MANAの価格の可能性について言えば、かなり大きいと感じます。
まず第一に、Decentralandはまだ比較的低い時価総額と最大供給量、そして個人投資家にダンピングできるような大きなクジラ(投資家)がいません。
MANAの現在の評価額からさらに5倍になってもおかしくはないのです。
実際そこまでいくかどうかは、Decentralandがどのくらいのポテンシャルを持っているかによると思います。
Decentralandに不安な点
共同設立者Esteban Ordano氏はインタビューの中で「Decentralandの開発が本質的に壁にぶつかっている」と説明しています。
これはDecentralandがブラウザベースの仮想世界であるため、機能やパフォーマンスに制限があるということです。
最も重要なのは、真のバーチャルリアリティを取り入れることが非常に難しいということです。
Decentralandの当初のミッションはVRヘッドセットを使って対話をする、没入型の仮想世界を実現することでしたが、ご存知でない方もいらっしゃるでしょう。
これらの開発上のボトルネックを解決しVRサポートを追加するため、Esteban氏はチームがDecentralandのデスクトップ版に取り組んでいるとも述べています。
しかしデスクトップクライアントは、プロジェクトの採用には新たに大きな障壁を加えることになるのではないかという懸念も挙がっています。
ディセントラランド|MANAの未来
NFTの発明により、仮想不動産ブームは加速し、毎日のように数百万ドルの仮想土地を人々が買い集めています。
DecentralandはAXIやSandboxのような他の仮想空間との橋渡しをしているそうです。
唯一の問題は、Decentralandの開発がなかなか進まないということです。
これは、2億ドルを超えるコミュニティ資金金庫にアクセスできないことが原因だと思われます。
また、まだDAOとして完全に運用されていないのに、なぜ創設者たちがプロジェクトの指導にもっと関与しないのか理解できません。
いずれにしても、これらの問題が解決されれば、Decentralandはいよいよ本格指導すると思います。
Decentralandは長い間待ち望まれていた開発と採用がようやく開始し、MANAもそれに応えてくれるでしょう。