土地が買える仮想空間(メタバース)|気になる10選まとめ
最近過熱している仮想空間。
そんな仮想空間でデジタル不動産が買えるのはご存知だと思います。
今日は不動産(土地)が買える仮想空間をご紹介するのですが、その前に2つの重要な言葉だけ「おさらい」しておきます。
仮想空間2つのキーワード
「メタバース」
メタ(超える)+ユニバース(宇宙)を組み合わせた造語。仮想空間と表現される。
このメタバースでは、
・自分の分身であるアバターで生活する
・冒険やゲームをする
・ミュージシャンのライブやアーティストの展示会に参加する
・お金を稼ぐ
など、実世界と変わらない世界が体験できます。
「NFT」
暗号で作られた資産。デジタル上のアート、土地、衣類、音楽、動画、ゲームのキャラクターなど。唯一無二で、希少価値がある。
仮想空間(メタバース)での土地は、価格が現実の不動産価格に匹敵するものになりつつあります。
仮想空間では、資産であるNFTはとても重要な位置付けにあります。
土地が購入できる仮想空間(メタバース)
今回は土地が購入できる仮想空間(メタバース)をご紹介します。
1. DECENTRALAND/ディセントラランド
・運営会社 Metaverse Holdings Ltd
・一般公開年 2020年
・構成 ETHブロックチェーン
・使用通貨 MANA
空間内では独自の通貨「MANA」が使われ、ディセントラランドは形成されていく。
アバター(ユーザーの分身となるキャラクター)を使って、開発が進む仮想空間ディセントラランドを探索することができる。
購入した仮想空間の土地内で3Dコンテンツを簡単に作ることができる。
2. THE SANDBOX/サンドボックス
・運営会社 TSB Gaming Ltd
・一般公開年 2021年第1四半期リリース予定
・構成 ETHブロックチェーン
・使用通貨 SAND
サンドボックス内でLAND(土地)を購入・レンタルすることで、オリジナルのゲーム・アイテム・キャラクターなどを作成し売買することができる。
マインクラフトなどのシュミレーションゲームが好きなゲーマーには、親しみを感じられる空間。
誰にも縛られることなく、ユーザーが自分たちの意思で行動し作っていく。
3. CRYPTOVOXELS/クリプトボクセル
・運営会社 Nolan Consulting Limited
・一般公開年 2018年
・構成 ETHブロックチェーン
・使用通貨 COLR
プログラミングの知識を必要としない「誰でも簡単に編集ができる世界」として開発された仮想空間
Origin Cityと呼ばれる都市で仮想土地を購入し、「ボクセル (ブロック)」を使い店舗やアートギャラリーを建てることができる。
NFTアートとも深い関係があり、すでに多くのアーティストがギャラリーをオープン。土地を所有していなくても街を探索可能。
4. SOMNIUM SPACE VR/ソムニウムスペースVR
・運営会社 Somnium Space LTD.
・一般公開年 2018年
・構成 ETHブロックチェーン
・使用通貨 CUBE
イギリス・ロンドンにあるソフトウェア会社Somnium Space LTD.が運営する、VRで楽しめる仮想空間
仮想の土地を購入して、マーケット、ゲーム、映画館、公園、学校など、思い描くものを何でも作ることができる。
現実と同じように所有する仮想土地でマネタイズができるため、土地の価値はすでに上昇している。
5. GLEWME CITY/ グリューミーシティ
・運営会社 GLEWME CORP.
・一般公開年 2022年秋予定
・構成 ETHブロックチェーン
・使用通貨 ETH
カリフォルニアにあるGLEWME CORP.によって開発され、2022年秋公開予定の新しい仮想空間
酷使するとダメージを受けて修理&治癒が必要なアバターや、忠実度の高いグラフィックでリアルな世界感を楽しむことができる。
ゲーム内でビジネスが可能なので、土地や建物を所有することがプレイの鍵となる。
6. MEGA CRYPTO POLIS/メガクリプトポリス
・運営会社 Cryptopolis
・一般公開年 2019年
・構成 ETHブロックチェーン
・使用通貨 ETH
分散型の都市建設ゲームで、スイス・キアッソ市にあるCryptopolisが開発
土地を購入することがこのゲームの始まりであり、最低限必要なもの=仮想土地と言える。
建物を建設することで影響力ポイントを獲得したり、税金を徴収することができ、現実世界の不動産投資に似ている。
7. INFLUENCE/インフルエンス
・運営会社 RISE Cooperative
・一般公開年 2021年4月
・構成 ETHブロックチェーン
・使用通貨 ETH
ベンチャーエンジニアリング会社「RISE Cooperative」が開発した、宇宙攻略ゲーム
滅びゆく地球から脱出した後の世界で、小惑星を所有し資源を採掘して生き延びていくというストーリーを基軸に進む。
表面積やスペックが異なる仮想小惑星を所有し、資源を採掘し生き延びるのが目的という他の仮想空間にはない世界感
8. ETHERLAND/イーサーランド
・運営会社 ELAND ATLAS LTD
・一般公開年 2021年5月
・構成 ETHブロックチェーン
・使用通貨 ELAND
イギリス・ロンドンにある「ITと不動産をつなぐ」会社、ELAND ATLAS LTDが開発
地球上の「実際に存在する場所」のデジタル所有者となり、登録、主張、作成、宣伝、検証、収益化を行うことができる。
他の所有者とつながって、デジタル市場で最大級のコミュニティを作ることができるゲーム
9. ARCONA AR METAVERSE/アルコナARメタバース
・運営会社 Piligrim XXI
・一般公開年 2018年
・構成 ETHブロックチェーン
・使用通貨 ARCONA
ブロックチェーンを使って、現実世界と仮想世界を一つの情報空間に融合させる空間
ロシアを拠点とするPiligrim XXIが開発、ユーザーは仮想土地をオークションで購入したり借したりすることができる。
物理的な現実世界の場所と結びついており、世界の10大都市(東京、バルセロナ、ニューヨークなど)35,000区画以上が販売されている。
10. NOWHERE/ノーウェア
・運営会社 NOWHERE
・一般公開年 2021年
・構成 ???
・使用通貨 ???
「オンラインでの集まりに革命を起こす」ことがコンセプト。ニューヨークを拠点とするソフトウェア開発会社によって作られた。
オンラインイベントをブラウザ上で参加したり開催することが可能な仮想空間
音楽界やイベント関連はもちろんのこと、会社の会議や友人同士でのパーティーなど様々な分野での活用に期待