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人生は一度きり。夢を持っていることは"素敵なこと"だと伝えたい|夢追い人:女優・優木千央

こんにちは!BuddyCompass広報担当です。

BuddyCompassでは、漫画「ONE PIECE」の麦わら海賊団のような、自分らしさを出しつつ1つのチームとして働く『ワンピース経営』を指針として掲げています。

自分にあった生き方を選び、活躍する個人を支援する企業でありたいとの想いから さまざまな働き方をする人を仲間として迎えているのですが、中でも夢に向かって挑戦を続ける人を応援する『夢追い人制度』について、その主人公一人ひとりを掘り下げていくシリーズを始めたいと思います🙌

記念すべき第一回は、夢追い人制度ができるきっかけでもある優木千央さん。制度を立ち上げた代表の高石とともに話を聞いてみました。

ーProfile

ビジネスアシスタント / パブリックメンバー

名前:優木 千央/ゆうき ちひろ
職業:女優
出身:兵庫県
MBTI:ESFP(エンターテイナー)
座右の銘:人生は一度きり
夢:女優としていろんな作品に携わること、朝ドラへの出演。

ー女優という夢を抱いたきっかけは?

優木:高校2年生の時に、JUNONプロデュース ガールズコンテストを受けたことがきっかけです。好奇心から、気軽な気持ちで参加したものでした。

そこから事務所に所属し、都内の大学に通いながら芸能のお仕事をさせていただいていました。進学を選んだのは「きちんと大学に入って卒業しないと芸能の道は認めません」という親の方針があったから。

卒業後はアルバイトを転々としつつ レッスンやオーディションを受けるといった日々で、コロナ禍で飲食バイトに入れなくなった時は「あ、やばい」って思いましたね。

ー気軽な気持ちで受けたコンテストが今の夢に繋がっているんですね。BuddyCompassとはいつ出会ったのですか?

優木:代表の大地さんと、共通の知人を通じて知り合ったのが始まりですね。アルバイトを転々としながら夢を追う生活の悩みや相談を聞いてもらっていました。

相談にのっていただいているお礼じゃないですけど、私で役に立てるならと思って、Instagramの運営のお手伝いやTiktokの動画撮影への協力をするように。BuddyCompassとの出会いは、そんな些細な関わりからでした。

高石:一番最初は、自社コンテンツ『aojifilm』を立ち上げてがむしゃらだったときかな。
SNSまわりのことを1年くらいタダで手伝ってくれていて。会社が徐々に軌道に乗りはじめたタイミングで、週2くらいでアルバイトでどう?と声をかけ、そこから仲間として加わってくれた感じでした。

会社が苦しかった時期に無償で力を貸してくれていたことが単純に嬉しくて何か返したいというのもあったし、千央が他のアルバイトで悩みを抱えていたことも知っていたので。

BuddyCompassであれば、いきなりオーディションが入ったりすることも珍しくない芸能の世界の中で融通を利かせながら働いて社会勉強をしてもらえるし、最悪芸能が失敗しても大丈夫という心の安心にもなれると思ったから誘いました。

ーいきなりオーディションが入るから定職に就きづらい、というのはよく聞きますね。融通以外に、社会勉強といった側面にも魅力を感じる、夢追い生活だからこその悩みが?

優木:めちゃめちゃあります。
同世代の友人はきちんと就職して責任あるお仕事をしている中で、自分は飲食店のいちアルバイト。
もちろんアルバイトだから責任がないという訳ではないのですが、代わりはいくらでもいますよね。
また、将来もし芸能のお仕事を辞めたときに、飲食店に勤めたいかというとそうではなくて…。

「ちゃんと、社会人経験してました」というものが何もない自分に、ものすごく不安を覚えていました。

あとはやっぱり、周りと比べてしまって。
「周りの友達は就職して働いているのに、私はアルバイト。夢を叶えるため、生活としてのアルバイトが悪いわけではないけど、でも、私、何してるんだろう…」というモヤモヤに陥ることが多々ありました。周りの目が気になって、引け目を感じてしまうというか。

大地:周りからすると一見キラキラしててすごいって思うかもしれないけど、芸能系だと、自信を持って周囲に自分の肩書きを言える人って一握り。
有名だったら「私女優です」と堂々と言えるけど、まだ駆け出しだと女優ですとも言いづらいし、そうなると「アルバイト」っていう肩書きになってしまう、そういう恥ずかしさや引け目が当事者にはあるんだろうなと。

芸能系はこの悩みが理由で夢を諦める人も多いはずで、BuddyCompassの『夢追い人制度』では、この悩みや負の側面を払拭したいと考えてます。

ー周りの当たり前が、企業に就職して働くという環境だったのですね。BuddyCompassではどんな働き方をしてるんですか?

優木:平日の働ける日に働くという風に関わらせてもらっていて、週によって勤務日はまちまちです。私のできるタイミングで、お仕事をさせてもらっています。
内容としては、総務系全般(映像制作のお手伝いやイベントの準備など)と、『夢追いパブリック』という夢追い制度が始まってからは、クライアントに対しての広報活動を担当させていただいています。

高石:もう今は、1社を完全に1人で担当してくれていて、しっかり売上もあげてくれてますね。
『夢追いパブリック』は夢追いを前提とする制度なので、千央がいきなり休んでも周りが気にならないような仕組みにしています。

『夢追いパブリック』として、夢を追うことを応援する前提であればみんな応援する気になるけど、制度なくやってしまうと「休み多いな」とか思う人が出てくる。
名前をつけることでそういう負の感情が生まれないし、むしろ応援する気持ちが生まれるよねという狙いで、『夢追いパブリック』という名前のもと、活動してもらってます。

ーお手伝いではなくクライアントワークとなると、急に抜けたときに他の人が代替する、といったこともありそうですね。

高石:いきなり休んだりする可能性があるからクライアントワークを持つのは不安…という理由で、芸能系の夢追い=飲食店のアルバイト という選択肢になるんだと思っていて。
だから制度を始めるときに「休みが多い前提で成り立つにはどうしたらいいか?」が最初の発想としてありました。そこから打った手は二つ。

一つ目が、クライアントと『夢追いパブリック』の趣旨や条件を前提として契約を握ること。だからこの金額感で広報活動を受けれるんだ、ということを理解いただいた上で契約してます。

クライアント目線でも、コスパ良く広報ができて、突発で休むといっても全然迷惑がかからないレベルのやりとりをしてもらえる話で、千央がクライアントに真摯に向き合ってくれているからこそですが、結果クライアントの満足度は高くて。

二つ目は、もしどんなことが起きようと代表である僕がカバーできるように、僕が経営側と関係性のあるクライアントに限定しています。

優木:この話は初めて聞きました(笑)。
『夢追いパブリック』のお仕事がまだなかったときは、「今日はもうやることがない、何すればいいんだろう? 何もやることがないのにいていいのかな…」 と思うこともありました。

でも広報のお仕事を任せていただいてからは、これは自分の仕事だから、私がやらなければいけないんだという責任感が生まれ、会社から見た自分の役割ができた気がして、気持ち的にもすごくありがたかったです。

高石:アルバイトやパートだと、どうしても雑用系の仕事が多くなりがちなところに違和感を覚えていたので、「時間が不規則なことを前提に、クライアントワークができるには?」の課題設定ができたことが良かったのかなと思ってます。

ー”責任感"は、The社会人経験という感じですね。広報という未経験の業務を任されることで、苦労したことも多いのではと思いますが、どう乗り越えましたか?

優木:周りのサポートは手厚かったですね。
最初は、広報のプロとして活躍する社内の方に1から10まで全部細かく確認してもらっていました。
アルバイトは失敗しちゃいけないじゃないですか。なので何をするにも「これで大丈夫ですか?」を細かく確認する癖がついてたんですよね。

過去クライアントワークで失敗してしまったときに「失敗してごめんなさい」という気持ちでいたら、大地さんは「失敗していいよ。というか失敗した方がいいから」という言葉をくれたんです。
え、失敗していいんだ..!?と、私にとってはかなり衝撃的でした。

そこからは、「じゃあやりたいようにやってみよう、自分が思った方向で突き詰めてみよう」や「一旦投げて反応をもらおう」という前向きなマインドに転換することができました。
まあ、失敗すると悔しいんですけどね。

失敗しても大丈夫という安心感があることで、主体的にチャレンジできるようになりました。

高石:失敗することを促してからは、一気に殻を破った感じがあったよね。
チャレンジや成功はめちゃめちゃ褒めて、失敗は「じゃあ次良くするためにどうする?」というコミュニケーションを取ることは心がけてます。
自分の仕事や人生を自分で決めるということを積み重ねていくと、自信と成長に繋がっていくので。

ー失敗して「ごめんなさい」から「悔しい」と、主語が自分に変化してますね。 改めて、『夢追い人制度』についてどう感じていますか?

優木:ありがたい、その一言に尽きます。
私みたいに「女優を目指してます」という人って、働く上での一番のネックが急に休まざるを得ないことで、自分の中でも「オーディションに行くのが申し訳ない」と思うほどなんです。

過去事務系のアルバイトをしていたこともあるんですけど、最初は「いいよいいよ。女優やってるの面白いじゃん。急に休んでも大丈夫だよ」って言ってもらえるんですよね。
でもオーディションが重なったりすると、居づらくなるし、申し訳なくなってしまう。結局は不規則に週3〜4日しか出られなくて「フルタイムで働ける人が欲しいから、フルタイムになるか辞めるか選んで」と言われてしまい、辞める選択をしました。

やっぱり普通の企業さんだと嫌がられるというか、歓迎はされないので、夢追いを前提に働かせていただけるこの制度は、本当にありがたいです。
ここにいて良いんだと心から思えて、居場所ができた感じですね。

応援してくれてる人はいるんですけど、実際に行動に移して、居場所を作ってくれる人ってなかなかいないんですよ。出会った頃のアルバイト生活の相談から、"女優として生きづらそうだな"という私を見捨てないでくださった大地さんには、本当に感謝しかないです。

ーでは最後に、同じ夢追い人へのメッセージをお願いします!

優木:夢を追ってる人って「いつまで夢を追い続けて良いんだろう」と、マイナス思考になったり気分が落ち込んじゃうときも多いと思うんです。

でも、夢を持っているということは、すごく素敵なことだと私は思っていて。
マイナス思考になることもあると思うけど、人生は一度きりなので、思う存分夢を追いかけてもいいんじゃない!? と、夢追いの同志の方々には伝えたいですね!


 夢を追うことと、働くということ。
どちらか一方を諦めなきゃいけないなんてことはないはずで、夢を追っている途中だからこそ悩んでいる人を応援できるよう始まった『夢追い人制度』。
多様な仲間が自分らしい働き方でBuddyCompassに携わってくれることで、麦わら海賊団のように、チームとしての強さは増していくと思っています😌

\最後に/
千央さんが出演する映画『宮古島物語ふたたヴィラ再会ぬ海』が上映中です!
ぜひ女優として活躍する姿もご覧ください✨

<上映劇場(詳細はHPをご覧ください)>
3月22日(金)~ 長野千石劇場
3月29日(金)~ kino cinéma立川髙島屋S.C.館
4月5日(金)~ kino cinéma横浜みなとみらい
4月12日(金)~ kino cinéma天神

https://futata-villa.com/

『夢追い人制度』で携わってくれている他の夢追い人についても、また次回以降のnoteでお届けしたいと思います。宜しければフォローと、次回もぜひ読んでくださいね✨(映画もぜひ、映画館へ足を運んでみてください!)