大学〜馴染めない日々と初彼氏編〜
大学は某有名私立に入学。同時に上京、一人暮らし。
家賃は親持ちだったから贅沢は言えないけど…
不動産屋で4.5万くらいでないかと探して「その値段でこの辺ですとお嬢さんの住まわれるような部屋はないです」と言われて恥ずかしかったなあ。
結果、狭くて壁薄い、一口コンロ、ユニットバス、備え付けの小さな冷蔵庫(冷凍庫なし)、築ももちろん古めの部屋に入居、むろんオートロックとかではない。
隣人の痴話喧嘩や夜の営み、ギター弾き語り、アラーム、電子レンジの開け閉めなどが丸聞こえでした。
大学生活はというと…親から解放された(気のせい)嬉しさでハッピーで、ホームシックとも無縁。しかし交友関係では女子校のノリが抜けず、初対面の女子にすっごく可愛いね、モデルみたい!と声をかけて塩対応され、心が折れる。
周りはキラキラしていて、頭も良さそうで、化粧もしていない私は浮いていた。
つーまーり、自分の居場所がなかった。
サークルに入ったが体育会系すぎて一年足らずで辞めたし…
じゃあどう過ごしていたかと言うと、初彼氏ができて、それに没頭していた。
構内でも四六時中一緒にいて、講義が終われば私の家で終電まで過ごす。そんな日々が実に4年間続いた。
なんだか青春みたいだけど思い返せばそんないいものではなかった。
嫉妬心と束縛とヒステリー全開で、今になって思うと私は周りからは完全に地雷だと思われてただろうな。
彼氏が女友達と話すだけでも不機嫌になり、仲の良さそうな女の子のSNSのフォローを外したくて仕方なかったし、バイト先の女の先輩にも敵意剥き出しだった。
なんなら彼の家族でも姉や母にはうっすら敵意があった。会ったこともなかったけど。でも同時に気に入られたかった。
ペアリングは左手の薬指につけてたし、外でもいちゃついてたし、一緒に過ごすためにさぼるのはしょっちゅうで、時にはバイトもすっぽかし
、、若気の至り…よりは黒歴史だ。
とんでもない美女ならまだしも大学2年の冬まで化粧したこともなかった垢抜けず大人しい地味子なんだもの。。
そんなハイパー不健全で痛々しい付き合いだったから、サークル活動、バイト、授業、就活、どれにも精を出すことがなかった。戻ってやり直したいくらい、いくらモラトリアムといっても無駄にしたなと思う。
いや彼氏も彼氏でしょ、と思うかもしれないが、彼は志あって大学や学部を選んでおり、就活でも無事夢を叶えています。私が散々足を引っ張ったけど、ちゃんと。
沸点氷点下、一度怒れば泣き喚いて暴力暴言のオンパレード、はてには包丁持ち出したり、殺されるとかありもしないこと叫んで近所に警察呼ばれたり、交友関係を制限したり、異常に嫉妬深く疑り深い、モラハラ且つメンヘラ、そんな私を4年も面倒見ながら。
だから彼はあくまで私のお守りをしてくれていたのであり、きちんとした人なのです。
たくさん傷つけて泣かせてしまったけど。
一方その頃父はというと…
・何かにつけて大学辞めさせると脅す
・学費払わないと脅す
・バイトしろしろ言ったかと思えば、いざ決めていくとやめておけの一点張り。
(心配されると思ってたので、家からも駅からも近く、女性ばかりでお酒も出さず閉店も早い飲食店のバイトを選んだのに、やはり危ないから断れと…毎日泣きながら7日間説得し続けて許可がおりた)
・連絡返さずにいるとバイト先に電話してくる
・なんなら地元から来てピンポン連打、ドアどんどん
・長期休暇に帰省しないなどという選択肢はない
・まだ彼氏とかはいないんだなと安心そう?満足そう?に聞いてくる(当然別れさせられたり相手に危害が及ぶ可能性大なので口が裂けても彼氏のことは話さなかった)
・就活にも口出し
(こっちは高校の時声優になりたかったあの気持ちを握りつぶされてからやりたいことなんてないんだよ、意見を否定されて押し付けてこられたから自分で決めるってことがものすごく苦手だし、自分の判断に自信が持てないんだよ)
…などなど。
なお、奨学金かりてそれを生活費として使用してました。家賃は親が払ってくれてました。
こんな感じ(?)で大学生活を過ごしました。
推敲してないし他にも山ほどエピソードはあると思うけどとりあえず!
読んでいただきありがとうございます。