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1月から5月にかけては病んだり病まなかったりの繰り返しで、厳密に言えばずっと病んでるけどそんな訳にも行かないからむりやり頑張る、また病む、って感じで、就活に終わりが見えなくて辛かった。3月がピークで、就活終わったら片道切符で実家に帰って養生しようと本気で思っていた。5月の終わりに病みすぎてハリポタ1周してたのおもろい。としまえんの跡地に出来たハリポタの施設行きたいなー。いまはバリバリ遊びたいよっ
幸い私の周りには優しい人が多くて、就活は自分のペースでやればいいし最終的には絶対どうにかなるから、と言ってくれる人ばかりだった。ただ4月に1度だけ授業でたまたま同じグループになった人に「僕は2月で就活終わりましたけどまだ終わってないって一体今まで何してきたんですか？笑笑笑」とか言われた時はうるせーよと思った。お前はアスペかい？という言葉をぐっと飲み込んだ。(偉いね！)「僕は5年生です」とも言ってて、私の通うキャンパスには文系の学部が1つと理系の学部が1つしかないから、あー理系の方ですか？って聞いたら違うと言われた。じゃあてめえ同じ学部かよ。なんか死ね。
6月は振り返ってみるとそんなに病んでなかったかもしれない。病む暇も無いほど目まぐるしく一つ一つのことが過ぎていった。ほんとうはこんな風にエンジンを勢いよくかけれたらもっと早く就活が終わったのかもしれないけど、そんなうまくできなかった。だって初めてやってることだし。何度も舞台を経験してるのにそれでも面接は緊張するんだねってまじで多くの人に言われるし、なんなら一度面接官にも言われた。そらそうですが、って内心思った。演劇だって毎回緊張してるし、さいあくミスっても立ち回り方が染み付いてるからまあ大丈夫、舞台の全部が失敗になることは無い、でも就活はちがう、21歳にして初めて向き合ってることで わからないことが多すぎる
映画の怪物をどうしても観たくて二次面接の数日前くらいに友だちを誘って観た。息子がいじめられてると思った安藤サクラが母としての心配からキツく問い詰めるシーンで色々思い出してちょっと泣いた。おもしろかったんだけど面接前に観るものとしてはリトルマーメイドとかの方が良かったのでは？て友だちと言いながら、解散
最終面接での身体検査には気を遣った。まず視力が絶対足りないのでコンタクトを作った。裸眼で日常生活に支障は無いけど、検査ではけっこう視力が求められるので裸眼で特攻した場合には確実に落ちるだろうと思った。免許作った時はゆるい検査だったからギリギリいけたけど今回は無理だ。1番近所の眼科に行ったら青髪で長髪のおばちゃん(レアキャラすぎる)が受付をしてくれた。うちはワンデイの1種類しか無いからこんなちっちゃいとこでコンタクト作るのお勧めしないよって言われたけど、私はいつも今をギリギリで生きるタイプだから、あもうはいそれで大丈夫です就活で一旦乗り切れればいいので！とゴリ押しで作ってもらい、一安心。
あとは貧血かどうか見られるのも心配だった。鉄分足りてないだろうからサプリで補っとくか〜と思ってサプリ飲んでたけど、身体検査の3日前くらいにふと目の下を引っ張ってみても真っ白なのが治らなくてヤバい、と思った。確実に貧血な上に採血もされるからまじでぶっ倒れるかもしれんということで鉄分を意識して カツオ、ほうれん草、ひじき、大豆、いわし、チーズ、納豆 とか食べてた。それまではもう毎日何食べたらいいか分からなくてスーパー行ってもいつも同じようなのを買っちゃってたけど、栄養素を基準に食事メニューを考えてみるのは毎日の献立を考えるストレスから少し解放されるような気がした。なんかやっぱこう目的があると強制力が生まれるよね。あとはトロピカーナの鉄分入ったやつとか、飲むヨーグルトとかも飲んだけど、トロピカーナは鉄分の味がけっこうする割にめちゃくちゃ鉄分入ってるわけでもないから私はのむヨーグルトのほうがすき。食事改善したら目の下ちゃんと赤くなってたから食事って大事だしまじでサプリって気休めなんだな
視力も貧血もクリアしたものの、聴力の悪さが判明した。診てくれた人は決して悪いとは言わなかったけど、もっとヘッドホンちゃんとした位置に付けて！はい、もう一度やってみましょう！のやり取りを3回くらいした。ちゃんとした位置につけてるつもりなんだけどな、と思いながらこっちも全集中で臨んだが、どうも反応が微妙で、うーんとか唸りながら用紙に線を引いてて、まあどう見ても悪い雰囲気だったので「わたし耳悪いですか？」って思わず聞いてしまった。「あ、えっと、それはまたあとで最後に確認してね💦」って言われたけど確認する方法なんて今ここであなたに聞く以外無いのだし、濁されたってことは悪いんだなってちょっと不安になった。もうきっぱり悪いって言うてくれ。見た目も喋り方も高校の生物の先生に似ていた。なんか微妙に気遣ってくれる感じまでそっくり。再検査の連絡は貰わなかったから大丈夫ってことでいいんかえ…
それ以外にも沢山みられたけど、丈夫な体で健康に育ってきたことを、多分生まれてから初めてきちんと親に感謝した気がする。もしここで何か悪いのが見つかったりしたら内定に響くって考えると学校の健康診断とは緊張感が違いますわ
最終面接が終わって、もう私がこれ以上対策できることは何も無くて、てことはもう前髪も切っていいんだ、って気づいた。前髪が伸びすぎて鼻くらいまである。切ります