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JANOG49 in 鹿児島 に現地参加しました!
みなさま こんにちは!
ブロードバンドタワーのテクニカルセールスグループに所属するSE大本&若手SE宮城です。
普段はL2L3ネットワーク機器の提案・設計・構築や、ストレージシステムの設計・構築など幅広く担当しています。
今回、当社ブロードバンドタワーは2022年1月26日~28日に開催されたJANOG49 in 鹿児島にダイアモンド・スポンサーとして出展させていただきました!我々も感染防止対策を徹底しながら現地参加してきましたので、会場の雰囲気や現地情報などをレポートしたいと思います!
JANOGとは
JANOGとはJApan Network Operators' Groupを意味し、インターネットに於ける技術的事項、および、それにまつわるオペレーションに関する事項を議論、検討、紹介することにより日本のインターネット技術者、および、利用者に貢献することを目的としたグループです。
JANOGウェブページに上記記載されてる通り「日本のネットワーク運営に関わる方々のコミュニティ」といったイメージが近いでしょうか。
今回参加したイベントは「JANOGミーティング」といわれるJANOG主催のイベントになります。
JANOGミーティングとは
JANOGミーティングでは、有志によりテーマが提供され、近々のトピックスや研究結果などの発表が行われます。
約3日間かけて開催されており、夏と冬の年2回行われています。
今回で49回目の開催ということで、20年以上のインターネット黎明期から行われている歴史あるイベントです。49回目のミーティングは地元鹿児島県に本社を構える株式会社シナプス様がホスト企業となり開催されました。
以前にJANOG44で当社メンバーが参加した時の参加レポートにもありますが、コロナ前の参加者は1600人以上、懇親会にも900人以上参加する大規模なカンファレンスとなっています。
そして、今回のテーマは 「 乗り越える 」
「さまざまな困難や課題に対しても、JANOGコミュニティが対応して乗り越えることができる」という心意気が込められているようです。
なお、コロナ禍ということもあり、昨年JANOG48同様に鹿児島現地参加・オンライン参加のどちらも可能なハイブリッド形式で実施されました。
では、続いて現地会場についてご紹介します!
会場雰囲気
今回の現地会場となったのは、鹿児島県鹿児島市の海辺近くにある文化公園に隣接する川商ホール(鹿児島市民文化ホール)。地元企業の川商ハウスさんがネーミングライツパートナーとなっているそうです。
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鹿児島までの交通手段は主に飛行機とバスを利用しての移動。
・羽田空港から鹿児島空港まで 飛行機で1~2時間
↓
・鹿児島空港から鹿児島中央駅まで 直通バスで約40分
↓
・鹿児島中央駅から市民文化ホール北口まで 市営バスで約10分
※徒歩だと約40分ほど
(SE宮城が鹿児島中央駅から会場まで観光がてら歩いて測りました笑)
乗り継ぎ時間含めて、おおよそ片道4~5時間で到着しました。
なお、SE大本は早々に予約したはずの航空券が、支払処理を忘れて自動キャンセルになっていることにフライト前日の22時を超えてから気づき、宿泊先は予約済みではあるものの危うく現地に移動できなくなるというヒヤリハットを味わっていました。(まん防になってキャンセルがあったのか、前日の夜でも無事予約が間に合いました。あぶねー・・・。)
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話を戻して、ホール周辺には鹿児島読売テレビ(KYT)やアクロスプラザ与次郎などショッピングモールが軒を連ね、鹿児島湾を隔てた先には鹿児島のシンボルともいえる雄大な桜島が広がっています。
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■開催概要
・ 日時:2022年1月26日(水)~28日(金)
・ 会場:鹿児島県鹿児島市与次郎二丁目3番1号
川商ホール(鹿児島市民文化ホール)
・参加費:無料 (本会議)
・ 主催:日本ネットワーク・オペレーターズ・グループ
・ホスト:株式会社シナプス
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各プログラムは会場2階の第一ホールのSAIGOUと、第二ホールのTOUGOUに分かれており、2階ホール出入口周辺や4階には企業ブースが立ち並んでいました。
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ダイアモンドパートナーということで、大変光栄なことに第一ホールの入口付近にブーススペースを頂きまして、沢山の参加者の方々と直接お話しすることができました。ブースにお立ち寄りいただいた皆様、誠にありがとうございます!
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ブース内容としては、2つのポイントをアピールさせていただきました。
1つ目は大手町に新しくオープンした「新大手町サイト」で使用する電力にRE100準拠のトラッキング付FIT非化石証書を活用して、実質「再生可能エネルギー由来100%の電力」に切り替えることで「CO2削減データセンター」という特徴が加わった点をご紹介いたしました。
プレスリリース:https://www.bbtower.co.jp/ir/pr/2021/0910_001884/
もう1つは新サービス「dc.connect NeX」のご紹介でした。こちらはまだサービスリリース前で今回の出展で初めて展示したものですが、既存のサービス「dc.connect」の一部として生まれたサービスです。
当社データセンター~パブリッククラウド間、あるいはパートナーデータセンター間のDCI接続などについて、柔軟な接続パターンで閉域接続が可能になります。
dc.connect NeXの詳細や、環境に優しいデータセンターにご興味のある方・現在データセンターをご検討の方はぜひ当社営業までご連絡ください。
おすすめのコンテンツ
次に、プログラムの一部をご紹介いたします。
JANOGWeeeeeK
今回初めての試みとしてJANOGWeeeeeKという企画で、Youtubeによる見どころ紹介動画が公開されていました。
また企画の中では、動画の即日アーカイブ公開などの意欲的な企画の他に、「いきなりカンファレンスの本編は難しすぎて敷居が高い」という方のためにチュートリアルプログラムが用意されていました。
「AS運用の第一歩」のチュートリアル動画はとても分かりやすくて新卒2~3年目の若手に案内したい内容でした。
(※これ、アーカイブの公開終了後も部署に加入してきた若手に都度見せたい内容です!)
メインプログラム紹介
1日目の第一ホールは、さながらIXデーとも思える内容で、InternetExchangeにまつわる話題のプログラムを集めたスケジュールになっていました。
九州という、東京・大阪とも離れた地域において、どうしても課題となる長距離であるがゆえの回線コストと通信遅延、それでいて地域折り返しの通信量の少なさからどうしても東京・大阪へと繋がざるを得ないジレンマなど、一方でTOCHIGIXのような地域IXが順調に進展している状況など、複雑に絡み合う地域の事情とIXに対する期待がそれぞれのプログラムで語られていました。
2日目は目下注目を浴びている技術について、自社導入事例を紹介しつつ、それに対して議論を行うプログラムが多く企画されていました。
数年前からJANOGミーティングでも取り上げられているSRv6やIP CLOSに関する話題、それ以外にも興味深い内容を議論テーマにしているのが印象的でした。
3日目の第一ホールスケジュールは、OSI階層モデルでいうところの第一層、主に光ファイバー周りなど物理層をテーマにしたプログラムで構成されていて、物理層の基礎から非常に奥深いテーマまで深掘りして取り上げられていました。
1日目~3日目まで、特定の分野を1日にまとめてスケジュールすることで、興味のある分野を扱っている日のみ参加し、集中して聴くことも出来るようなスケジュール構成になっていました。
3日間という、まとまった時間を確保できない参加者にも配慮されたスケジュール構成なんだろうなぁと感じました。
全体を通して個人的に興味深かったプログラムは、Netflix vs ISP 韓国での訴訟とそのインパクトのプログラムです。
日本国内の話題であれば日常のニュースの中でも出てきそうな議論でありましたが、(実際に日本でも15年くらい前に動画配信事業者のネットただ乗り論が問題になりました。)海外での事例というのはとても新鮮で、かつ日本でも過去に同じような問題があり、その時の結論と今回の韓国での結論の差がそれぞれの国の文化や国柄が表れていて大変興味深かったです。
NETCON
SAIGOUホール3階の外にはNETCON会場がありました。
NETCONとは、ネットワークエンジニアのためのコンテストで、その内容としては、各種IT資格で問われるようなネットワーク構築技術ではなく「既存ネットワークで起きたトラブルのトラブルシュート力+レポート力」といった日常現場で行う保守監視技術を競う内容で、問題内容もSwitchingやRoutingからNATやMPLSなど幅広いジャンルが出題されています。
対象OSもCisco IOSだけではなくJUNOSや一部IOS XRなど様々なOSで問題を作成されています。
レポート力も問われており、解答は選択式ではなく報告書形式になるのも特徴的。採点基準には「問題の要件をきちんと把握しているか」「期待された出力を確認できているか」も含まれているので、設問を理解せず消してはいけないコンフィグを消したりすると減点となる場合もあるそうです。
個人的に非常に印象に残った問題の一つに「友人宅のインターネットが使えないと相談されました。さて原因は?」といったNWエンジニアあるあるを感じさせてくれた問題でした!
NETCONは主に冬に開催されていて、誰でも参加自由(ただしリソースの都合上、事前登録必須)しかもJANOG開催期間中であれば24時間オンライン参加可能!日中は仕事で忙しくて参加したくてもできないという方でも隙間時間に問題に挑戦できます。
最終日にはNETCON振り返りプログラムも用意されていますし、各問題作成者がブログで解説記事を公開されているので、JANOG終了後も楽しめるのはNETCONならでは!腕に自信のある方やNWエンジニアが普段どんなトラブルにぶち当たっているか興味ある方まで、たくさんの方におススメしたいコンテンツです!
※一部ですが、JANOG49のNETCONの解答ブログをご紹介いたします。過去問題の一例として。
※JANOG49の各メインプログラムのストリーミングアーカイブが絶賛公開中です!
アーカイブ配信は2022年3月7日までとのことなので、視聴はお早めに!
ランチセッション
ランチセッションとは、JANOGスポンサーが用意してくれた地元の食材を使ったお弁当を食べながら、スポンサー企業のセミナーやライトニングトークを聴講する企画です。(無料で豪華なお弁当をいただけますが、数に限りがあるので事前予約は必須!だいたい当日午前中に入口受付にて予約対応されています!)
今回のJANOGランチセッションでは、ランチ開始前に近くの方と名刺交換をしたり、黙食しながら各スポンサー企業の用意したビデオ映像を視聴することができました。
コロナ禍以前は、ランチ参加者5~6人+スタッフでスポンサー企業のブース巡りツアーなどの企画もあったのですが、現在の状況に合わせて黙食+視聴という形になっています。
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お弁当も複数種類あり、その中の一つの開花亭のお弁当をSE大本がチョイス、大きな鹿児島黒豚のとんかつ弁当でとってもおいしかったです。(調子に乗って3日目も参加しようと思いましたが、人気ですぐ定員締め切りになっていました。)
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他にも、チキン野郎さんのぶりの刺身弁当はSE宮城がチョイスし、ぶりの肉厚な歯ごたえと赤身魚とは思えないさっぱりとした味わいは最高に美味でした!
鹿児島は九州の中でもあまり海鮮のイメージが無かった私(宮城)ですが、大分以外の九州各県で海鮮を食べた経験からしても、鹿児島の海鮮はトップクラスに美味しかったです!個人の勝手な想像ですが「チキン野郎」という名前からしてもいかにもお肉を出していそうなお店でこのクオリティを出せるのか!(良い意味で)という感じでした笑
(記事作成時にチキン野郎さんのWEBサイトを確認したところ、むしろお肉よりお魚を得意としているお店のようでした。次回鹿児島訪問した際はぜひ店舗に寄ってみたいと思います!)
Slackがアツい
コロナ禍の影響もあり現地来場された参加者は410名。コロナ禍以前の1000名超に比べると半分以下でしたが、その分オンラインでの参加者はその倍以上。Slackでの議論が賑やかに行われていました。
Slackはこれまでも利用されてきましたが、JANOG48・49と認知度が上がり、よりチャンネル内での会話が増加してきたように思えます。
前述のアーカイブとともにSlackの議論の方も並行して眺めると、よりJANOGミーティングの盛り上がりを体感できるのかと思います。
JANOG Slack:https://janog-meeting.slack.com
お土産
毎回JANOGでは、おやつスポンサーの協賛で地元の名物おやつをご用意していただいており、今回は下記の画像のようなご当地おやつを頂きました!
西郷せんべいは旅行カバンの中で押し潰され割れてしまってましたが、どれもおいしくいただきました!
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【お土産のおやつセット】
・ボンタンアメ ・・・ セイカ食品(株)
・西郷せんべい ・・・ (有)本家文旦堂
・ひとくちげたんは ・・・ (有)原製菓舗
・かすたどん ・・・ (有)薩摩蒸氣屋
・珍々豆 ・・・ (有)大阪屋製菓
・桜島 小みかんキャンディ ・・・ 冨士屋製菓(有)
ボンタンアメを食べたことのない同僚にお土産を渡した際に、予想通りオブラートを剥がして食べようとしている姿をみて、ボンタンアメあるあるだな~と横目で楽しんでいたことはヒミツです笑
※ちゃんと後で教えてあげました。
鹿児島観光
桜島~鹿児島市内
JANOG閉会翌日は大本パイセンと別れ宮城は単身、桜島と鹿児島市内観光をしてきました!
桜島へは船で片道15分ほどの距離で、約15分おきに定期船が鹿児島市~桜島間を往来しています。しかし、実は1日1便だけ約1時間かけて島を大きく半周する「よりみちクルーズ」という観光船がでているとの情報を入手。
折角なのでよりみちクルーズを利用して、いざ桜島へ!
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桜島は自転車でも半日あれば周れてしまう大きさなのですが、帰り時間の都合上、月読神社・足湯・ビジターセンターの3か所を観光することに。
月読神社は日本の最高神である天照大御神(アマテラスオオミカミ)の弟にあたる月読命(ツクヨミノミコト)が祭られている神社。桜島は月読命の出生地とも言われている由緒ある神社なんです。(諸説あり)
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…本殿撮り忘れたorz
月読神社から10分程歩くと足湯とビジターセンターがありました。
足湯はほどよい温度で、鹿児島中央駅からJANOG会場まで40分かけて歩き疲れた足を癒すには最適でした。
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ビジターセンターには無料で入場できる桜島ミュージアムやお土産も!
また、ビジターセンターは噴火観測所もかねており、桜島の地震の計測器なども見ることができました。
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桜島から市内に戻り、薩摩といったらさつま揚げでしょ?と勝手な先入観でお昼は「薩摩そば」と心に決めて、地元でも有名な「そば茶屋 吹上庵(天文館店)」さんへ。
薩摩そばと心を決めていたはずなのにメニューを眺めていたら「黒豚そば」が非常においしそうに見えてきてしまい、結局黒豚そばと天丼セットを注文。
そばは細麺と太麺の2種類あるようでしたが「地元の人は細麺が多い」とのことで細麺でいただきました。黒豚の濃厚さとそばのコシの強さ、そしてアクセントの柚子が最高に美味しかったです!
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鹿児島市内には、他にも全国的に有名な「しろくまアイス」こと「天文館 むじゃき」さんがお店を構えています。
本当は午後のおやつにシロクマのかき氷をいただきたかったのですが、お店の混雑状況と帰りの便の兼ね合いで今回は断念。次回鹿児島に来た際は必ず食べてやる!と心に誓いました笑
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実は会社には内緒で?幕末好きな私。鹿児島にきたら西郷どんに挨拶せずには帰られんでごわす!ということで、鹿児島市内のレンタルサイクル「かごりん」を使って西郷どんへ挨拶しにスマホ片手に見知らぬ地を疾走!
(注・ながらスマホはしていません。交通ルールを遵守して観光しています)
かごりん、安くて便利だけど自転車のタイヤがベコベコのものもあり、ずっと漕いでるとなかなかにいい運動でした・・・!
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西郷隆盛像の近くにいた案内の方に聞いたのですが、東京・上野の西郷隆盛像が連れている犬は大河ドラマでも有名な「ツン」、しかし鹿児島の西郷隆盛像が連れている犬は「カヤ」なんだそうです。
カヤは西南戦争の時に西郷どんと一緒に行動を共にしていた愛犬の一匹とのこと。ツンは凛々しい感じですが、カヤはどことなく優しそうな顔をしていますね!
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それでは続いて、大本パイセンの鹿児島訪問記をどうぞ!
武家屋敷~霧島神宮~屋久島
大本は知覧の武家屋敷、霧島神宮、屋久島の白谷雲水峡を訪問しました。コロナの影響もあり、いずれも著名な観光地であるにも関わらず、人はまばらというかほとんど見かけない状態でした。霧島神宮駅にいたタクシーの運転手さんは「今日一日、駅前で待機してても誰も使ってくれなかった。収入ゼロ」と嘆いておりました。
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屋久島へは前日に思い付きで昼間の中途半端な時間に向かったのもあり、白谷雲水峡への道中のバスは行きも帰りも1時間近く運転手さんと私の二人きり。到着して森の中を散策しても有名な観光スポットであるにも関わらず、全く人と出会うこともなかったのですが、冷えた体を飛行場近くの温泉施設で温めていたところ、なんと脱衣所のロッカーの上に、JANOG会場で配られていた抗菌グッズを置いている人を発見!
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勇気を出して声をかけたところ、今回のJANOGでスタッフ参加をされていた方でした。JANOGグッズのおかげで思わぬところで出会えたご縁で会話させていただき、その後名刺交換もさせていただきました。また次のJANOG50での再会を楽しみにしています。
(心の声: ネタとして全裸で名刺交換しておけばよかったかもしれない、とblogを書いてる今になって気が付いてしまった・・・。)
まとめ
(最後に)JANOG現地参加ならではの良さ
JANOGのプログラムはライブ中継されているし、議論はSlackでもリアルタイムに参加可能だし、では現地参加の良さとは何なのかという疑問はあるのですが、前回のJANOG48大垣、そして今回JANOG49鹿児島でも感じましたが、やはり「会って」話せることだと感じました。
面と向かって「会う」ことで、様々な業界の中で働く知り合いを作れる、あるいは久しぶりにお会いできた方と更に親睦を深めることができる。そうやって出来た知人と顔を合わせて話していると、技術情報の情報交換はもちろんのこと、ちょっとした雑談の中から今直面している仕事のヒントが得られたり、また新たな知人を紹介いただいて、さらに人脈が広がったりします。
ネットワークエンジニアの技術とは、簡潔に言うと「どこかとどこかを繋ぐ」技術であり、単純に自分たちの管理する機器のチューニングをするだけではなくて、どこかしら繋ぐ先があって成り立つ仕事だと思います。
ネットワークを繋ぎこむ先には機器だけでなく、その機器の向こう側にはその機器を管理している人がいる、あるいはその機器を開発している人がいる。そう考えると、人脈を広げることは自分の仕事にも繋がると思います。
スポンサーブースに訪問して担当の方のお話を伺う中で「おっ、この機器そんな新機能が入ったんですか」などという知識も得られたりします。技術知識は基本的には自分で能動的に調べ・学んで得るものだと思いますが、ブース巡りは、受動的にその企業が開発した機器に対する知識や展開している新しいサービスに触れることが出来る機会だと思います。
もちろん、こんなご時世ではありますが、現地の美味しい食材やお酒・キレイな景色・地元の方々との交流も現地参加ならではの醍醐味です!
(最後の西郷に)次回のJANOG
次回のJANOGミーティングは記念すべき節目となる「JANOG50」
インターネットマルチフィード株式会社様がホスト企業となり函館で開催されることになっています。
![](https://assets.st-note.com/img/1644869737125-H2AX9PD1U1.jpg)
日程は2022年7月13日~15日。コロナがもう少し収束して、現地でお会いできる人がもっと増えることを願っております。
また次回、函館でお会いしましょう!
※本記事はJANOG49開催時点の情報をもとに作成しています。
今後JANOGミーティングの開催スタイルや各種企画は変更される可能性があります。詳細はJANOGホームページをご確認ください。