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【2020年9月30日掲載】[Isilon] DELL EMC PowerScale F200が届きました

こんにちは。ストレージサポートチームの中南です。

私達のチームではこの度新しいIsilonのモデル “DELL EMC PowerScale F200″を購入しました。本記事ではPowerScaleの概要、また先日行なったPowerScale F200開封の儀の当日の様子を紹介します。

・DELL EMC PowerScaleとは?

DELL Technologies社はスケールアウトNASとして展開してきたDELL EMC Isilonを新たにリブランドし、新シリーズとして DELL EMC PowerScale、および新モデル PowerScale F200、PowerScale F600を2020年6月に公開しました。

DELL EMC PowerScaleシリーズはDELL社のサーバ製品としておなじみのPowerEdgeをベースに、IsilonのOSであるOneFSを搭載したオールフラッシュ・スケールアウトNASです。PowerEdgeの馴染みあるハードウェアでありながら、OneFSによるパワフルでシンプルなNAS機能をこれまでと同じ使い心地で提供します。

PowerScale F200

PowerScale F200:
フラッシュ ストレージのパフォーマンスを費用対効果の高いフォーム ファクターで実現し、さまざまなワークロードのニーズに対応します。rawストレージ容量をノードあたり3.84 TBから15.36 TBまで拡張し、クラスターあたり最大3.8 PBまで拡張できます。F200は、インライン圧縮と重複排除の機能を備えています。
クラスターあたり最小PowerScaleノード数は3、最大クラスター サイズは252ノードです。F200は、リモート オフィス、小規模なM&Eワークロード、小規模な病院、小売店、IoT、工場現場などの導入シナリオに最適です。

※Dell EMC PowerScaleスペック シート より引用
PowerScale F600

PowerScale F600:

新しいNVMeドライブを備えたF600は、費用対効果の高いコンパクトなフォーム ファクターで大容量と優れたパフォーマンスを実現し、最も要求の厳しいワークロードに対応します。rawストレージ容量をノードあたり15.36 TBから61.4 TBまで拡張し、クラスターあたり最大15.48 PB2まで拡張できます。

F600は、インライン ソフトウェア データ圧縮と重複排除の機能を備えています。クラスターあたり最小ノード数は3、最大クラスター サイズは252ノードです。F600は、要求の厳しいワークロードに対応できるパフォーマンスと容量を必要としているM&Eスタジオ、病院、金融機関に最適です。

※Dell EMC PowerScaleスペック シート より引用

・購入したPowerScale F200

私達のチームはDell Technologies社のPowerScaleの発表を受け、いち早く検証機を購入しました。(日本第一号)下記スペックのPowerScale F200を計2クラスタ分(3ノード x2)購入しています。

・PowerScale F200 (3ノードのクラスタ構成)
– OneFSオペレーティングシステム
– ディスク :11.52TB (4x 0.96TB SAS-SSD/node)
– メモリ:48GB/node
– ノード間ネットワーク:2x 10/25GbE Back-end Network (Ethernet)
– 外部ネットワーク:2x 10/25GbE Front-end Network (Ethernet)
– 電源:750W 100V-240V, 50/60Hz (冗長構成)

・バックエンドスイッチ(ノード間接続用、 Ethernet)
– S4112(10GbE x 12ports + 100GbE x 3ports)x2


・開封の儀

購入したPowerScale F200は8月に当社に納品されました。Isilonの新しいモデルということもあり、いわゆる「開封の儀」を当社のストレージエンジニア達で行いました。

新しいIsilon 「PowerScale」はハードウェアの仕組みがどう変わったのか?納品されたPowerScale F200を梱包内容から筐体内部に至る隅々まで触りました。

本社会議室に届けられたPowerScale F200 2セット
F200 筐体。1Uサイズでとてもコンパクトになりました。
前面。電源ボタン、4つのディスク
背面。PowerEdgeに似ていますね。
内部の構造をチェック。みなさん興味津々の様子。
NVRAMがDIMMモジュール化。保守チームとしてはとても興味があります。
インプリチームはラックレールのみで1時間以上盛り上がっていました。
  • 最後に

今回私達が購入したPowerScale F200の検証機は社内検証の他、デモ機としても利用されます。

・新しいPowerScaleが気になっている。
・次期システム刷新の機会に検討してみたい!
・検証してみたい!
・ちょっと気になる!

というお客様がいらっしゃいましたら、お貸出も可能ですのでぜひこの機会に新しいPowerScaleをご体験ください!製品説明やお貸出を希望される場合は弊社営業までご連絡ください。

今後もPowerScaleやIsilon関連の記事を追加していきます。お楽しみに!

ブロードバンドタワーのエンジニアブログ『 Tower of Engineers 』で公開されていた記事をnoteに再投稿させていただきました。

過去(2020年9月30日掲載)のものではありますが、皆様に再び楽しんでいただけると嬉しいです。これからも、価値ある記事や興味深い内容を、noteでシェアさせていただく予定です。どうぞ楽しみにお待ちください。

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