ピクサー・アニメーション・スタジオ
最近は、映画でもアニメの映画がとても勢いがありますね。
鬼滅の刃 無限列車編
えんとつ町のプペル
など、話題性や記録的な興行成績と共に人が更に押し寄せる、プラスのループが起きるのはとても凄いなと思います。
御多分にももれず、僕も行きました。
今回は、前回のお話から関連してピクサー・アニメーション・スタジオについて書こうと思います。
前回のお話に興味がある方は、読んでみてください。
さて、世界有数のアニメーション制作会社のピクサー・アニメーション・スタジオですが、もともとは企業の一部門でしかなかったようです。
その企業とは、スターウォーズで知られる
ルーカスフィルム
です。
その部門を買収したのが、アップルコンピュータ(当時)を退社した
スティーブ・ジョブズ他数名
で独立したのがピクサー・アニメーション・スタジオです。
その後にディズニーの完全子会社となっています。
ピクサー・アニメーション・スタジオの名前を知らしめたのは、ディズニーとの共同制作で世界初の長編フルCGアニメーション映画
トイ・ストーリー
アカデミー賞で特別業績賞を受賞。
以降、長編映画では
バグズ・ライフ
トイ・ストーリー2
モンスターズ・インク
ファインディング・ニモ
Mr.インクレディブル
カーズ
レミーのおいしいレストラン
ウォーリー
カールじいさんの空飛ぶ家
トイ・ストーリー3
カーズ2
メリダとおそろしの森
モンスターズ・ユニバーシティ
インサイド・ヘッド
アーロと少年
ファインディング・ドリー
カーズ/クロスロード
リメンバー・ミー
インクレディブル・ファミリー
トイ・ストーリー4
2分の1の魔法
ソウルフル・ワールド
と名作揃いです!!
ちなみにピクサーのシリーズのアメリカの興行収入と日本の興行収入の映画ランキングの1位は、
アメリカ→インクレディブル・ファミリー
(日本では10位)
日本→ファインディング・ニモ
(アメリカでは6位)
と求める文化の違いもあります。
このような会社なのですが、
この会社はとても広大で、とても面白い社風なのです。
ピクサー・アニメーション・スタジオは、アメリカのサンフランシスコから車で約20分、エメリービルという小さな町にあります。
会社の敷地は、なんと22エーカー(約27000坪/東京ドーム約2個分)!!
メインオフィスの名前は、スティーブ・ジョブズビルディングです。
1200人の社員がいます。
シリアルやフルーツ、オートミールなどが無料で提供されるシリアルバー、社員専用カフェテリアは、日によってメニューが変わります。
敷地内には、サッカー場、バスケットコート、プール、ビリヤード台に卓球台、ゲームセンター、バーベキュー場にシネコンクラスの映画館に、会社とは思えないほどの遊びの宝庫!!
映画の完成前以外は、自宅で夕食を食べる時間には帰れる。
超ホワイト企業と言われるくらいに社員がのびのびと働ける環境だそうです。
会社の上層部に何でもフィードバック出来る一日があったり、社員同士の信頼関係、何よりコミュニケーションを取りながら少年の心を忘れることなく楽しい映画を制作していけるのは、この環境の中で働くからこそ生まれるものだなと思います。
ただし、作品には一切の妥協を許さないという方向性が、上層部にもスタッフにもあるからこそ長く継続して結果を出せるものなのだと勉強になりました。