fireHD8キッズモデルでminecraftのワールドデータが見当たらない件の解決と、fireTVstickとのLAN内マルチプレイの実現
【home直下にgamesフォルダがない】
fireHD8のみならず、androidでもmincraftのワールドデータは本来、
home直下の「games/com.mojang/minecraftworlds」というフォルダに保存されるということになってるらしいが、
どういうわけか息子のfireHD8キッズモデルでは、いかに目を皿にして画面上を凝視すれども、そのようなフォルダの存在を確認できない。
minecraftの設定→プロフィールに「コンテンツログの場所」というところに記載されているディレクトリは、ファイルブラウザでアクセスできないどこか秘められた場所のようだ。
いろいろググってみたが同じような現象を報告する情報が見当たらず、自己解決を模索した末、なんとかできたので記録しておく。
結論からいうと、minecraftアプリのストレージへのアクセス権限がオフになっていたことが原因であった。
fireの「設定」→「アプリと通知」から「minecraft」を選び、「許可」で「ストレージ」へのアクセス権をオンにすることで、アプリ再起動後に作成された世界のデータがhome下にgamesフォルダが生成され、その中の「minecraftworlds」に保存された。
これで無事息子のワールドデータを保存し、別の端末の同じフォルダに移植することで、世界を再現することができるようになった。
ただしminecraftのワールドデータは上位互換のようなので、古いバージョンで作成した世界を新しいバージョンのminecraftでは再現できるが、ダウングレードしたアプリで上位のバージョンで作成した世界を再現できない。
【fireHD用のminecraftをfireTVstickにもインストールし、家庭内マルチプレイをする】
とりあえず一番安いfireHD版を購入したものの、やはり親子でマルチプレイをしてみたくなる。
しかしながら、そのためにwindows用の総合版を4,000円出して買うのも(linux用はjava版のみらしい)、fireTV版を2,700円出して買うのも微妙に出費がかさむ。
そこでダメ元で、購入したfireHD版のapkファイルをfireTVstickにコピーしインストールしてみたら、意外にもふつうに動いた。
動いたことは動いたがマルチプレイ環境を実現するには、解決すべき問題があった。
fireHDのほうがアプリを自動更新する設定になっていたため、購入時の「1.16.101」から「1.16.201」に更新されたことでfireTVとバージョン違いになりマルチプレイ不能となった。
バージョンアップした「1.16.201」を改めてfireTVにインストールしてみると、今度はログイン自体できなくなってしまった。
購入時のバージョンのみがコピー可能なのか、新しいバージョンではfireTVでの使用がブロックされたのか、どういう事情かはわからないが、とにかく現状においてマルチプレイをするためには、更新されてしまったfireHD側のアプリを「1.16.101」にダウングレードしてやらなければならない(アプリの自動更新の設定もオフにする)。
【追記】ーーちなみに、androidスマホにこのver.1.16.101をapkでインストールしてみたところ、amazonアプリストアからのログインを促されたので、webからダウンロードしたアプリストアのapkをインストールしてログインしたところ、ふつうにプレイできた。
ただ、このandroid用のアプリストアapkを試しにfireTVに入れてみたら、もともとのfire用アプリストアが上書きされてしまったらしく、アプリがまともに開けなくなり、結果的に初期化する羽目になったーー
つまり前述の方法で保存したワールドデータは残念ながらダウングレードによるマルチプレイ環境下では使用できないことになる。
息子に打診したところ、既存の世界へのこだわりよりもおとんとの共同作業を優先するとのことであったため、新たに二人のワールドを新設することとなった。
同じアカウントでログインしているため、マルチプレイといってもまったく同じアバターのふたりが同時に存在するというなかなか奇妙な状況ではあるが、とにかく親子で協力して家をつくったりするのは楽しいものだ。
ビビリの息子は拠点をめったに離れることなく、もっぱら建設や農耕にあたり、資源集めや調査といった危険な作業は父の仕事である。
将来的にはネットワーク上のお友だちなども招いて遊ぶようなこともあるかもしれないので、そのときには最新バージョンへアップグレードする必要があるが、家庭内マルチで事足りている現状においては、このシステムで十分楽しめている。
ワールドデータの保存もできるようになったので、バージョンアップしても現在の世界で継続して遊ぶことができるはずだ。
そのうちlinuxで動く総合版が開発され、fire版とのマルチプレイができるようになってくれるのではないかと、ひそかに期待するところである(サーバ立てるほどの気合はいまのところない)。
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