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ダンス歴20年のダンサーがブレイクダンサーのためのWebアプリを作った話

gonta

こんにちわ、gontaと申します。
普段はWebのエンジニアとして主に企業様に対しての開発支援をさせていただいております。
また、開発のお仕事以外では、お世話になったブレイクダンスシーンに何かできないか？というところで未経験者向けのダンス体験会を開いたり、ブレイクダンサー向けのWebのアプリを作ったりしています。（いまここ）
より詳細に関しましては、下記にまとめてみましたのでお時間があればご覧ください😀


アプリをリリースしました！

早速なのですがブレイクダンスをやられている方向けのWebアプリを開発しリリースしました！
簡単な詳細についてはXのポストの中に記載をさせていただいております。
（もしよろしければたくさんの方にご利用をいただきたいので拡散等にご協力をいただけますと嬉しいです🙇）

このアプリでできることは？

※現時点の仕様で今後変更される可能性があります。

細かい機能はあるのですが、今のところのメイン機能は下記になります。

  • 報奨金付きの「Pick Up！」というオンラインイベントに参加できる

  • ブレイクダンサーが扱う「ネタ」をセットムーブまで含めて管理できる

以下で詳細についてまとめてみたいと思います。

「Pick Up！」という機能について

こちらはブレイクダンサーのためのオンラインダンスイベントになります。
私が色々なブレイクダンサーにお話を聞かせていただくと下記のような課題がありました。

「地方ではブレイクダンスのイベントがあまりない😭」

こちらは私の友人で地方でダンスをしている方からのお話でした。
こちらの通りではあるのですが、地方の場所によってはブレイクダンスのイベントが全くなかったり、もしダンスイベントに出ようと思ったら車や新幹線等の交通手段等を使ってイベントに参加をされる方も少なくない現状です。

「仕事が忙しかったり、家庭の事情でダンスイベントに参加をできる時間がない」

こちらは周りで仕事に忙しいダンサーもそうなのですが、実は私自身もその一人でした。
大阪に住んでいますが私自身が大阪市内からは遠く離れているのと、家族との時間や仕事を優先すると自然とイベントに参加をする時間がなくなってしまっていました。
少し多忙になった今でも家の中でダンス動画を投稿するくらいに時間は作れるので、その中でダンスイベントに参加をして一喜一憂をする時間を作れればなと考えております。

ダンスイベントをオンラインで開催をしよう！

こちらの課題を解決するためにオンラインでダンスイベントを開催できるようにすればいいかと思い、こちらの機能を実装しました。
大まかな流れは下記のようなものになっております。

  1. 特定の期間をでアプリ内でオンラインが開催をされる。

  2. 参加をしたいユーザーはこのアプリ内の投稿ページ（トップページ）で自身のダンス動画を投稿する。

  3. 対象のイベント期間が終了をした時点でジャッジが期間中に投稿をされた動画を確認する

  4. ジャッジがいいと思ったムーブを決める

  5. いいムーブをしたユーザーに対して報奨金（アマゾンギフト券）がアカウントのメールアドレスに送られる

といういったものになっております。

このイベントの特徴はいくつかあります。

[何度も投稿ができる]
一般的なダンスバトルは基本的には一度負けたらそこで終了です。
ただし、このオンラインイベントでは何度動画を投稿していただいても、動画ごとにジャッジが評価をする仕組みになっております。細かな詳細に関してはこちらのbreakin oneのvol1イベントの詳細画面をご確認ください。

[選ばれるのは一人ではない]

まずこのイベントにおいて優勝という概念がありません。
ジャッジ個人の主観で良いと感じた踊りをピックアップする形式です。
報奨金は分配されますが、その数にも制限がないものになっております。
なので一人だけ「優勝をして嬉しいー！」というよりは、ジャッジがいいと思えるダンサーがいるのであれば、たくさんのダンサーが評価をされるようになって欲しいと考えております。

「マイルーム」 という概念と、ムーブ、セットムーブについて

アプリケーションの中のマイルームは名前の通り「あなたの部屋」になります。
この部屋の中でムーブや、オンムーブ（セットムーブ）というものを作ることが可能です。
私自身、考えたムーブ（ネタ）を記録しないと、すぐに「あれってどうやってやっていたっけ？」となることが多く課題に感じていました。
また、私は自由に音に合わせて踊るということも好きなのですが、ムーブをある程度「セットムーブ」で組み立てておくような踊り方もしていたので、この機能もアプリの機能として組み込みました。

このアプリを作った動機は

こういうアプリが欲しいという気持ちがありました。
ただ、私がエンジニアとして、どちらかというとビジネス寄りの考えをしており、このアプリで収益を上げれるのか？といった点を先行して考えてしいまい、その点を考えると私自身がそのようなアプリを使って収益を上げれる自信が全く湧かずに一歩が踏み出せない現状がありました。
そんな時、2024年8月に開催をされたパリオリンピックで活躍をしているダンサーたちを見て感動して、こんなBboyたちが熱く頑張っているのに自分は何をやっているんだ、、という気持ちになって当初から少し構想のあった開発を取り組むことにしました。

その後アプリケーションの大まかな設計をして開発を始めたのは2024年の8月23日のようです。今からおおよそ3ヶ月前でしょうか。
下記はエンジニアでないと難しいかもしれないのですが、私がbreakin oneを開発するにあたり、最初にコードを書いた日になります。

git hubに初めてコードを書いた日

最後に

ブレイクダンスをやっている方がいたら是非ともこのアプリを使って、自分を表現したダンスを踊って見せていただけると嬉しいです。
今後もブレイクダンサーのために何ができるのか？を考えて思考錯誤をしながら取り組んでいきたいと思います。


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