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準硬式野球

 準硬式野球。軟式野球でも硬式野球でもなくて、準硬式野球だ。ぼくは大学で準硬式野球をやっているのだが、相手に伝わりづらいことが多く、「準硬式ってなに?」という質問がほぼ毎回返ってくる。
 まず大きな特徴が使用するボールにある。外側が軟式ボール、内側が硬式ボールといえばわかりやすい。 投げている感覚は軟式、打っている感覚は硬式という感じだ。
 なぜ今まで触れたことないボールを使った野球を新たに大学で始めるのか。そこに準硬式野球の醍醐味があると思う。まず一つは学業とアルバイトとの両立可能な点にある。練習はあるのだが、授業を優先させる方針なので単位の取得、ゼミへの参加もしやすい環境だ。二つ目にもう一度野球の本質を味わえること。真剣に試合をする中で、楽しくやる。野球を始めた頃の感覚を少し思い出せたような気がした。メリハリのあるとてもいい雰囲気で3年間野球を続けることができる。
 あくまで駒澤大学準硬式野球部の話にはなるが大学生でも真剣に野球を続けるかどうか悩んでる人は参考にしてほしい。