本当に答えられる?デジタルマーケティングとウェブマーケティングの違い
「デジタルマーケティングとは?」
広告代理店やマーケティング職の方でも、答えに困る人も多いのではないでしょうか?
なぜならば言葉の定義があいまいだからだと思います。
そもそも、広告・ITやマーケの業界はバズワードのオンパレードだと感じます。
最近で言えばAI、ビッグデータ、RPA、DX、D2C、アトリビューションなどなど、一般の人が聞いたら結構、「?」となる言葉も多いのではないでしょうか?(業界の人でも数名に同じ言葉の意味を聞いたら答えは様々な気がします…)
なぜこのようなバズワードが生まれるのか?
答えは注目を得るためです。
言い換えれば、新しいことがお金になりやすいからです。日進月歩の広告、マーケ業界。みんな新しいものに飛びつきがちです。まー、新しいものに飛びついた方が仕事やっている感もでますしね。(この考えよくないでね。。)
話をデジタルマーケティングに戻します。
かくいう私も、デジタルマーケティングという言葉を使う時、仕事の幅を広げる意味で使います。「ウェブマーケティング」よりも「デジタルマーケティング」の方が幅広そうでしょ。(笑)
ウェブマーケティングの一般的な定義は、字のごとく
「ウェブを活用したマーケティング」のことです。
※ここで言うマーケティングとは、効率的に自社の商品サービスが売れる仕組みをつくる行為とします。
そして、施策は以下です。
【ウェブマーケティングの施策】
・ウェブページ・動画制作
(ホームページ、ランディングページ、アプリなど)
・SEO
・ネット広告(純広、リスティング広告、ディスプレイ広告、DSPなど)
・SNS(Facebook、Instagram、Twitter、LINEなど有料・無料含む)
・アフィリエイト
・Eメール、ショートメッセージ
細分化すればいろいろありますが、代表的なものはこんな感じです。
次にデジタルマーケティングとは、
「デジタルテクノロジーを活用したマーケティング」のことです。
うーん、言葉だけでは「?」ですね。
施策をみていきましょう。
【デジタルマーケティングの施策】
・ウェブページ・動画制作(ホームページ、ランディングページ、アプリなど)
・SEO
・ネット広告(純広、リスティング広告、ディスプレイ広告、DSPなど)
・SNS(Facebook、Instagram、Twitter、LINEなど有料・無料含む)
・アフィリエイト
・Eメール、ショートメッセージ(マーケティングオートメーションなど)
・地図アプリなど、アプリを通じての行動履歴
・IoT商品の利用履歴などの包括的なデータ
・オムニチャネル(ECとリアル店舗の連携)
他にもあるとは思いますが、デジタルマーケティングでは、ウェブマーケティングの施策に太字の部分が追加されるイメージです。
マーケティングオートメーションとかは別にウェブマーケティングに包括されてもいいと思いますし、Iot商品なんて扱っている会社は僅かだと思います。
唯一、オムニチャネルだけはデジタルマーケティングぽい感じはしますね。(ただ、これもニーズはかなり限られるとは思いますが、、)
少し話を戻します。
「かくいう私も、デジタルマーケティングという言葉を使う時、仕事の幅を広げる意味で使います。」という話をしましたが、なぜ幅を広く見せるかというと人によって言葉の定義が違うからです。できる仕事なのにできないと思われると機会損失ですよね。
そろそろまとめに入ります。
私見も多少ありますが、ウェブマーケティングとデジタルマーケティングは確かに違う部分はあるが、施策としてはほぼ一緒です。
(そもそも目的が違うという記事もありますが、マーケティングはいかに効率的に売上、利益につなげるかという共通ミッションがあるのでウェブでもデジタルでも同じです)
この業界、本当にバズワードが生まれては消えるスピードが速いですし、各サービス提供会社がその言葉を軸にポジショントークをしてくるので、適切な距離感で付き合っていければと思います。
賛否もありそうな内容なので、何かご意見いただければ幸いです!
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