■基本情報
書名:荒木飛呂彦の漫画術
著者:荒木飛呂彦
出版元:集英社新書
出版日:2015年4月
ジャンル:仕事術
読書メーター:https://bookmeter.com/books/9670689
書籍内容(BOOKデータベースより)
■気になったポイント(引用文+コメント)
<メモ>漫画を構成する要素のうち、最も重要なのは「キャラクター」である
<メモ>ストーリーのない漫画の代表格:『こち亀』『サザエさん』
<メモ>動機がはっきりしていれば、キャラクターは自然と人間味を帯びてくる。同時に読者から親しみを持ってもらえる(例:孫悟空の動機は「ひたすら強くなりたい」)
<メモ>異なる属性をキャラクターに置き換えることで、コントラストが明確になり、キャラクターの印象がクッキリと浮かび上がっていく(例:「のび太」と「ジャイアン」など)
<メモ>『ドラゴンボール』しかり『ワンピース』しかり、少年ジャンプで連載されているような漫画の大半は、主人公が着実に成長していく「プラス」の作法が取り入れられている。プラスの法則は必ずしも戦闘力だけでなく、「距離」などの概念にも応用できる(例:『ジョジョの奇妙な冒険 第3部』)
<メモ>絵が上手であれ下手であれ、「この絵は〇〇先生だ」とすぐ分かってもらえるぐらいに”独自の絵”を生み出すことが大事。
<メモ>まさしくその通り。何でもかまわないので、興味を持ち続けて日々を生き抜くことが大事。アイディアは自分が見聞きした情報を元に、ある日突然フッと脳内に降りてくるものである。
【こんな人におすすめ】
・荒木飛呂彦氏の芸術論に興味がある
・荒木飛呂彦氏の作品がどのように生まれたのか興味がある
・漫画の書き方や作劇の心構えを学びたい