父のことを書き、気持ちを楽にする③
私は自営業.
日々、いろんな方に会う.
10年以上の知り合いで
数年前から仕事でもお世話になった方.
1年ぶりに連絡がきて、
伺った際に知ったこと.
視覚障害の伴走ランナーの集まりで
長年交流したその方、
父と同様、「難病」を抱えていた.
その方は、肺がだんだん小さくなる難病.
動くと息苦しくなる様子.
難病は、何種類もある.
そのひとつを父が発症し、
身近な人が違う難病を発症している.
伴走で交流している際、
よく日曜日に合同で走ると
こんなことをいつも言っていた.
集まりが終わって帰った後の
「プシュー」がたまらん!
そう・・・ビールだ.
奥様には
昼間から呑んでとぼやかれる.
それが、交流している仲間みんなの
この方のなごやかな特徴だった.
今はだいぶ老いていた.
後ろ姿を見ていると
父を思ってしまう以上に
人が老いることの当たり前を
まだ老いたくないと感じる自分が居た.
頼まれごとは
身体が動く自分がやるよ!
なんか、、、
父もその人も
自分にとって同じ人に思えた.
そして、
自分もいずれは同じように溶け込む
存在になるのだと感じた.
だから体が動くうちに
自分が望むことを後悔なく進む.