【読書記74】 とにかく仕組み化
こんにちは。こんばんは。人材紹介会社5年目のFumiyaです!
読書記73の記事でも記載をしましたが、任せていただける仕事も多くなり、会社もますます発展していくこのタイミングで
「自分のしてきた仕事や属人化されてきた部分を体系化する」ことの大切さを痛感している今日このごろです。
(同じような方、いらっしゃいますかね、、??)
そんな中、電車の乗り換えの間の10分で何気なく立ち寄った本屋さんで見つけたのがこの本です。
ふらっと立ち寄るの、やっぱり良いな。新たな出会いに感謝です。
識学の考え方は、個人的には好きです。
感情がない、機械的だ、と揶揄されていることもありますが、大前提は基本原則である「理念」「目的思考」等に則っていると感じています。
もちろん自分も全てを受け入れられているわけではないですが、学びになる部分は非常に多いかと思います。
それではどうぞ。
【著者】
安藤広大氏
株式会社識学の代表取締役代表。
早稲田大学卒業後、NTTドコモを経て、ジェイコム株式会社で取締役営業副本部長を歴任。
2013年に「識学」という考え方に出会い独立、株式会社識学を設立。
人と会社を成長させるマネジメント方法として、3年11ヶ月で上場。
【概要】
社内でミスが起こったとき、こんな反応をしていないだろうか?
「誰がミスしたんだ」「なぜミスしたんだ」
誰しもが少なからず経験していることだろう。
ただ、もしかしたらそれは「誰のせい」ではなく「仕組みを変えれば防げたこと」かもしれない。
そこを忘れてはならない、というのが本書の読者に対する投げかけである。
もちろん、全てが仕組みで解決するわけではない。
ただ、解決できる仕組みを作ることができるのであれば、誰もが明確でわかりやすい指標の元、自走した組織を作ることができるだろう。
「あなたがいないと困る」は麻薬だ。
誰しもが活躍できるレールを敷くことで、より大きな仕事を成し遂げることができる。
【所感】
全てに共感しているわけではないが、識学の考え方は今の自分に足りないことをとことん教えてくれるな、、と感じた。
あまり人に厳しくすることができない人、情で動いて後悔しがちな人にはぜひこの識学の考え方に触れてみてほしい。
[ビフォー]
・フォローのプロマネとして仕組み化の考え方を知り実践に移す
・組織の中で仕組み化できていないところに対する提言を行う
[気付き]
・「仕組み化」の反対は「属人化」
・全員が納得する目的地を決めることは不可能である。成長したい人が成長できるかどうかを考え、不適切な人にはバスを降りてもらう覚悟が必要。
・どんな仕事も、やり続けると解像度が高くなるからこそ新たな発見があり、壁が現れる。
・プロの登山家は「太陽がてっぺんに登るまでに頂上につかなければ、その場で引き返す」という明確な指標がある
[to do]
・成長したい人が成長できるか、という判断基準を追加する