盆栽愛好者向けスマートウォッチを探す旅1
毎年、この時期に講習会の講師を務めており、その仕事が終わると一区切りできます。
そんな弛緩した頭で電車に揺られていると、次に取り組みたいテーマが思い浮かぶのですが、今年も何となくやりたいことが降りてきました。
今回はそんなカスタマー(じぶん)ジャーニーをだらだらと書きつづってみました。
新しい時計が欲しくなった
現在はASUSのスマートウオッチを使用しています。頂きものなので大きな愛着もなく、ただ今使える唯一の腕時計のため、使っているといった感じです。
時計として使え、スマートフォンの通知を振動と冒頭部の表示で知らせてくれるのは便利だとは思いますが、困っていることが2点あります。
ひとつは電池持ちが悪いことです。
1日半ぐらいしか持ちません。なので、職場では腕時計を外し、充電ドックにセットしています。
家では充電し忘れることが多く、結局会社で充電しています。
ふたつめは余計なアドバイスがあることです。
仕事で集中しているときに、「そろそろ運動しませんか」と誘ってきます。このアドバイスを止める方法が分かりません。そのほかにも、文字盤をカスタマイズしたいとか、いろいろ要望はあるのですが、しょせんは頂きもの。使える範囲で使っています。
そんな私がなぜ再び?
そろそろきちんと使える時計が欲しくなってきました。仕事でも趣味でも使える愛着の湧く時計。そんな時計を探しています。
アウトドア用の時計でもよいと思っているのですが、そろそろよいスマートウオッチが出てきていてもよいのでは?と思うようになってきました。AppleウオッチやPixelウオッチのCMのせいかもしれません。
ヨドバシカメラのスマートウオッチコーナーで、実物を見てみました。Garminはソーラー充電もでき、長時間の使用に耐えるつくりでした。デザインもかっこいいし申し分ないのですが、残念ながら今探している機能には巡り合えませんでした。
Google Fitのアクティビティ
この中には「ガーデニング」が入っています。
エクササイズとしてのガーデニング。ないよりましですが、体を鍛えるための活動ではありません。残念。惜しいです。
盆栽愛好者向けの腕時計とは?
盆栽愛好者が便利に使える機能が満載の腕時計はないのでしょうか?
ここはやはり、スマートウオッチになるのでしょうか?
まだまだ勉強中の私ですが、スマートウオッチの主なターゲットは
各種エクササイズ
歩数計、体温、心拍数、血圧、心電図、血中酸素濃度などのバイタルデータのモニタリング
登山者
GPS機能でナビ
不慮の事故の際、ビーコンとなり、緊急連絡する。
ゴルフ愛好者
GPS機能と連動して、コース確認
スコア入力
ビジネスマン
スマホと連携して各種通知
バイタルデータを元にストレス管理
Suica端末として利用
日常生活
メール、電話着信、音楽
などがあるようです。
スマートウオッチが生まれて、これだけ時間が経ったのですから、何か近いものがあってもよいと思いましたが、意外とその適用範囲は狭いものでした。
ゴルフ用の機能として、スマートウオッチの加速度センサを使って、スイングの判定などができるとよいと思ったりするのですが、そんなものはありませんでした。
ガーデナー向け、庭師向け、もう少し範囲を広げて屋外作業者向けのスマートウオッチはないものでしょうか?
このあたりまで来て、だんだん面白くなってきました。
ネットで調べると、作業現場のリスク管理ツールとして、「SmartFit for work」というものがあることを知りました。
熱中症管理、事故管理など確かにできることはあります。
でも、需要と供給のバランスからか、ガーデナー向け、庭師向け、盆栽愛好者向けのスマートウオッチは見当たりませんでした。
なるほど。現状はわかりました。さあどうしましょう。
この領域はまだまだ伸びしろがある発展途上の分野であることがうすうすわかってきました。
ここはひとつスタートアップの方々に頑張っていただいて、素晴らしいサービスを提供していただきたいと思うこと頃ではありますが、そんな領域であれば、私も是非いっちょ噛みしたい気持ちも芽生えてきました。
結局何がしたいのか?
私が盆栽愛好者向けスマートウオッチに求める機能をあげてみると
1回の充電で長時間持つこと
適切な防水処理がされていること
知りたいこと
時間
気温
湿度
天気予報
日没タイマー(日没まであと何分)
今日の作業予定(ToDo読み上げ)
熱中症注意アラート
できるとよいこと
汚れた手でスマホ操作できない。
SiriやOK Googleアシスタント
知りたいことを音声で知らせる。
しゃべってメモしたい。
SwitchBot温湿度計との連携
SALZmini2022のコントロール
よりできればよいこと
盆栽作業をする上でウェアラブル端末ならではの機能を使いたい。
イメージがわきません。←ここが一番大切かも。
大きな選択肢
だいたいやりたいこと、求めることが見えてきました。
ここで、大きな選択肢があります。
A.できるだけ上記の要望を満たせる機種を探す。
B.スマートウオッチ用のアプリを作って、自分の欲しい機能を追加してしまう。
さあ、どちらを選ぶか。。。
ココロが躍る方へ舵を切る
となると、やはり、
B.スマートウオッチ用のアプリを作って、自分の欲しい機能を追加してしまう。
でしょう。電池の持ちはこの際気にしません。
アプリの作り甲斐のある機種を選んでチャレンジしてみたくなりました。
目標の明確化
JAXAの「成功基準(サクセスクライテリア)作成ガイドライン」に基づいて整理してみました。
自分にとって最高のスマートウオッチを見つける成功基準
このように書いてみると、思ったよりもスマートウオッチに求めることが少なくて、じぶんのアイデアのなさにがっかりしてしまいます。
正直なところ、何がどこまでできるのかわからない。
というのが、現時点での正直な感想です。
何もできないかもしれないし、いろんなことができるかもしれない。
今回はここまで
空想してあれこれ考えている時間が一番楽しい時間です。
今回はこの辺で記事を終えることにします。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。