SKハイニックス 米にAIメモリー工場建設へ=約5800億円投資
半導体というのは、先行投資に高額な費用がかかる。HBMがAI用メモリとして一気に需要が増えているのはわかるのだが、AI特需とも言えるこの状態がどこまで継続するのか?
AIの需要が思ったほど伸びなければ、この工場への投資も無駄になる。半導体というのは、結構博打だ。常に最新の設備に更新しなければいけないし、集積度も毎年のように増える。パソコン用のCPUも毎年新製品が出ているように、常に新しい技術を投入しないといけない。
しかし、毎年のパソコンの需要などは正確な数字はわからない。常に、先行投資で、先に設備に投資して、数年後に回収するということになる。
SKハイニックスもそうだが、半導体の製造に関わる会社は、利益が出ても、その大部分を設備に再投資する必要がある。そういう意味では、半導体に関わる、素材、部品、装備だけ作るというのも戦略としてはありだ。
素材、部品、装備は、注文が入っただけ作ればいい。パソコン市場やAI市場がどうなろうとも、関係ない。関係なくはないのだが、数年先の需要を見越して、新規投資を毎年するというほどでもない。
ゴールドラッシュで儲けたのは、金を掘った人ではなく、それに使う装備など作った会社と言われるくらい、本当に儲けている人は、その仕組みは言わないし、新規参入されても困るので、大きな声で言わない。半導体産業でも、本当の勝者は、見えていないところにいる可能性が高い。
インテル「われわれはすでに2位」発表にも市場は冷ややか…昨年70億ドルの損失
インテルがファウンドリー部門で2位になったというのも会計方式を変更したからということで、これは、実態とは言わないだろう。
インテル社内で、設計して生産していたのを、設計と生産の部門を分けたので、社内で作ったものも、ファウンドリー(受託生産)とします!というのは、強引すぎる。別会社にしたとしても、同じグループの会社なら、外から見れば内製だろうとしか言えない。
そんな意味不明な方法を使っても、業界2位という名誉が欲しかったのか?会計方式を変更するだけで2位になれるというのもどうかと。
ファウンドリー部門で2位とか騒ぐ前に、インテルの場合は、CPUの性能アップと価格の低下、低消費電力化など、やることは沢山あるだろう。
韓国では毎度お馴染みのボッタクリだ。記事も短いので、興味があればリンクから飛んで見てみてほしい。
韓国人ですら嫌悪する地方のイベントでのボッタクリ。ただ、価格については、どんな価格を設定しようが自由なので、違法ではない。料金を明示していなくて、購入後に高額な請求をするのは違法だろうけど。韓国の法律はどうなのか?は知らないので、韓国では違法か適法かは知らないが、こういう状態が横行すれば、地方のイベントに人が行かなくなるだろう。
日本の繁華街でも、過剰な客引きやボッタクリが問題になった時は、そこに人が行かなくなる。ボッタクリしている店などは、短期で儲けてすぐにいなくなるので、いいのだが、長年そこでやっている昔からのお店が困ることになる。
何十年前に行ったスキー場で食べたカレーライスは、全く美味しくなかったが、高かったことを覚えている。こういう記憶は消えない。寒いし、食堂は混んでいて美味しくないというネガティブなイメージだけは残るので、スキーに良い印象はない。人のネガティブな感情というのは、良い方向には向かわない。