雑談ねた オリンピック 柔道団体戦 つい最後まで見てしまった・・・
昨日というか今日の朝まで放送されていた柔道団体戦を最後まで見てしまった・・・結果としては、日本は銀メダルだった。日本の選手は、みんな頑張った。戦う姿勢も良かった。
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フランスの選手も一方的に防御になったり、反則負けを狙うような試合ではなかった。ほとんど指導が入らない試合が多かった。
まあ、たしかに、阿部一二三選手の対戦相手のガバ選手は、指導2回を受けたあと、消極的な試合をしていた。これまでの試合では、結構指導が入る場合があるのだが、まあ、フランスが相手で、フランス開催の大会だから、そうなるだろう。
3対3となったあとに、代表選として選ばれたのも、何か他意を感じるのは確かだ。デジタル式で、ルーレットのように自動で選択されるのだが、これも結果だけ見れば不自然には感じる。
そもそも、指導3回で反則負けというのも、どうなんだろう?技ありとか一本を狙うより、指導3回で負けというのは、不自然だ。
その指導が入るのも、主審によって全然違う。主審の気持ち1つでいくらでも試合結果は変えられる。
韓国も団体戦に出ていたが、試合内容もなんか見苦しかった。ウズベキスタンとの試合でも、常に消極的。まず、自分から組にいかない。左足を前に出して、腰を引いて相手が来るのを待つ。多くの選手がそんなスタイル。
でも、なぜか韓国選手には指導が入らない。これも、不自然だった。
敗者復活戦で勝った韓国は、ドイツと対戦し、これも3対3で代表戦となった。代表戦でも、常に自分から組みには行かない。しかし、なぜかドイツの選手には次々と指導が入る。いや、攻めているのは、確実にドイツ選手なのだ。
そして、最終的には、ドイツ選手に指導が入り、3回の指導で反則負け。韓国が3位になった。ガッツポーズをしていたが、恥ずかしくないのだろうか?
正直、この試合をみていて、腹がたった。明らかに、ドイツ選手のほうが攻めている。韓国選手は、腰を引いて防御するだけだ。他の試合では、すぐに組みあっていないとか、消極的だとかで指導が入るのに。
その後の決勝では、日本人選手は、常に攻めていた。組みに来るのを待つという姿勢の選手は誰もいなかった。ルールや、審判で日本が勝てないようにしているのだろう。
オリンピックでは常にそういったことが行われている。
ニュース番組で、柔道が人気だから、剣道も・・・なんてコメントしている人がいたが、剣道だけはダメだ。国際的な「スポーツ」にしたら、本当に終わってしまう。空手も、国際的な「スポーツ」にしてはダメだ。
国際的なものにすれば、必ず日本以外の国のほうが多いわけだから、わかりやすいルールや、日本人以外の選手が有利なルールになる。それに、スポーツは勝つことが全てなので、ルールの中で変な技とかが出てくる。
今回見た柔道の試合では、内股などが多く、投げ技というのか、レスリングというのか?よく知っている柔道技は、ほとんど見られない。
これが、嘉納先生が見たかった柔道なんだろうか・・・
指導3つで反則になるというのも、どうなんだろう?本来の武道であるなら、向きあった状態で、何時間も対峙することもある。どちらかが先に動けば斬られるというような。
スポーツとして、試合時間の短縮や見てる人にわかりやすく変化しているのだろう。結局、それでは本来の武道の目的であるものは見えてこない。
体を大きくして、筋肉だけ鍛えて、スピードを重視すれば、骨格の有利な人が勝つのは当たり前だ。
普通の人には見えない、理解できない駆け引きなどがあるのが、武道の世界のはずなんだが・・・
なんでもわかりやすい時代にはなっている。
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