アメリカが中国への半導体規制を強化しているとして、日本、オランダに続いて、ドイツ、韓国への要請したという話なのだが、ドイツについては、オランダのASMLにカールツァイスが光学機器を収めているので、規制に参加するように要求したと具体的に出ている。
オランダのASMLは、半導体製造装置で高いシェアを持っていて、3ナノや最新の2ナノの半導体を作るには、ASMLが欠かせない。そして、カールツァイスは、そのASMLに光学機器を収めているので、これも外せない。
次に日本は、半導体素材や部品で高いシェアを持つ企業が多いので、アメリカも対中輸出に参加するように要請している。
いわゆる「チップ4同盟」は、アメリカ、日本、台湾、オランダの4か国なのだが、韓国紙では、韓国、アメリカ、日本、台湾と書かれる。韓国企業は、中国に工場を持っているし、ファーウェイの最新スマホにSKハイニックスのメモリが使われていることなど、中国寄りだ。
対中輸出規制のチップ4同盟に、韓国が入らないのは、そういった理由だ。この記事でも、韓国が中国に対して何を規制するのか見えてこない。中国への規制をするには、韓国へも規制するというのがアメリカの意図ではないだろうか。
そもそも、韓国は中国への半導体輸出がないと輸出が回復しない。だから、中国は外せない。対中輸出規制には、参加できない。
韓国の半導体が強くなったのは、アメリカの意図だ。この記事でも、明確に書かれている。
日本の半導体があまりにも強くなったので、アメリカは規制した。そして、韓国、台湾にその代わりをさせた。「すべてが映画の脚本のように合致した」わけではなく、アメリカが計画的にやっただけだ。韓国は、何もしていない。そして、中国に寄り、自分だけで半導体のシェアを上げたような発言と態度をする韓国外しをしている。
日本は、半導体の製造は縮小しつつも、素材、部品は今でも高いシェアを持っている。アメリカは、裏方のみ日本にやらせている。
「寝て起きたら先進国になっていたという」というのも、ふざけた話だ。そんなわけないだろ。不毛の地であった朝鮮半島を統治した日本が、資本と技術を投入して産業を興し、人がすれ違うのも難しい道しかなかった道路を整備し、輸出できる港湾も整備し、港まで物資を運べる鉄道網を構築。学校も各地に設置し、奴隷制度も廃止した。ハングルも普及させ識字率を向上させた。
日本が戦争に負ければ、独立運動で日本と戦って独立を勝ち取ったなんて言っている。実際は、連合国に負けただけで、韓国とは1ミリも戦っていない。
そして、戦後の日韓基本条約で有償、無償の援助金を受け取って、日本の残したインフラを使い経済成長をした。朝鮮戦争では、韓国だけでは釜山まで追い込まわれ、国連軍の助けで押し返すことができた。
朝鮮戦争で、焼け野原になった韓国を助けたのは、アメリカだ。どこを見ても、韓国が頑張った歴史がない。頑張っていないので、寝て起きたら先進国になったという意識なのだ。日本とアメリカが、韓国が寝ている間に先進国になる土台を作ってくれたからだ。
寝て起きたら先進国にしてくれる国なんか稀有な存在だ。経済的に困っている国は多くある。日本が支援する国は、別にある。もう、関わってはダメだ。