韓国の状況は、さらに複雑化していますね。こんな状態は、なかなか見れません。数十年に1度起きるかどうかのイベントが発生中ということですね。
マイクロンも米国からの補助金確定したが…サムスン・SKには便りなし
なんというか・・・結局、他国からの補助金頼みの産業って、どうなんだろう?
アメリカ企業のマイクロンが、アメリカ政府の補助金を受け取るのは当然の話だ。「メモリー半導体占有率3位のマイクロンが1、2位走者であるサムスン電子とSKハイニックスより先に補助金を確定させた」なんて書き方をしているのだが、完全にマイクロンをバカにした書き方だ。
マイクロンは、2万件の雇用を創出して、工場も建設する。しかし、サムスン電子は、新規工場を建設中なのだが、サムスン電子のファンドリー部門の受注が増えていなくて、韓国の工場でも建築が中断している状況なので、アメリカの工場は、どうなるか?わからない。
補助金は、まずは工場などが出来てから、審査をして補助金が出る。まずは、やることやってからだろう。
[速報]韓国・曺国元法相の懲役2年確定 最高裁
なんと、曺国(チョ・グク)氏が、最高裁で、有罪が確定した。これで、実刑が確定し、国会議員ではなくなる。
野党の代表が国会議員ではなくなる。いや、本当に凄い国だ。裁判中なのに、選挙に出て当選して、野党の1つの代表になれるのだから。
尹大統領「非常戒厳宣布は統治行為…なぜ内乱になるのか」
いや、これはどうなんだろう。民主主義というなら、すでに国民の多数から支持されていない大統領は、多くの国民の意思に反していると思うのだが。
ただ、「尹大統領は「大統領の非常戒厳宣布権行使は赦免権行使や外交権行使のように司法審査の対象にならない統治行為だ」」というのは、理解できる。
大統領のみが宣言し使える権利を使ったまでで、司法が介入できるような話ではない。
司法が大統領を捜査できるなら、司法の下に大統領がいることになる。これも、おかしな話だ。
尹大統領「最後まで闘う」 戒厳正当化し辞任拒否
最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)代表の裁判も進んでいるので、野党側は、1日でも早く、尹大統領を引きずり降ろして、大統領選挙にもちこみたい。
一方、尹大統領と与党側は、その裁判が確定するまで延命したい。なんか、凄い低レベルな争いをしているとしか思えないのだが。
ただ、国民の支持は、「共に民主党」の李在明のほうが圧倒的に人気がある。ただ、公職選挙法違反など複数の罪で起訴されている状況だ。
公職選挙法違反で裁判中の人が、最大野党の代表になれるというのも、不思議な国だ。
尹大統領は、あっさり大人しくなって、辞任の時期を待っているだけかと思ったのだが、全然やる気らしい。
親韓系「尹大統領の弾劾不可避」、野党は14日午後5時に2度目の弾劾案採決へ
毎週のように、大統領弾劾訴追案を提出するらしいので、毎週、この騒ぎを見ることができる。
今回も、大統領弾劾訴追案が可決されるかも?!という、やるやる詐欺なのだろうか?
どちらにしても、毎週、毎週、与党議員から何人の造反者ができるのか?というのをウォッチできるというのは、面白い。
そして、与党側はどう対応するのか???
ある意味、お祭り騒ぎだ。これでは、予算案なんて議論できないだろう。いや、それよりも、面白いことをやっているので、問題ない。
韓国・現代自動車がWRCに巨額を投じる理由
現代自動車がWRCに参戦して、「2019年と2020年には製造者部門で優勝。2023年にはドライバー部門とコ・ドライバー部門で初優勝を果たし、参戦10年目にして大きな成果を挙げた」というのだが・・・
WRCも、マイナーなほうなので、この記事を見ると、現代自動車も凄いな・・・となるのだが、2017年から2020年の参戦メーカーは、シトロエン、トヨタ、ヒュンダイ、フォードの4つだ。
2022年からは、1つ減って、トヨタ、ヒュンダイ、フォードの3つしかメーカーは参戦していない。
まあ、それでもWRCで優勝するというのは、凄いのだが、現代自動車は世界的なレースでは、全く実績がないと言っても言い過ぎではない。
そこで、耐久レース「ル・マン デイトナ ハイブリッド(LMDh)」への参戦をするというのだ。
いや、凄いな。現代自動車は、ジェネシスを投入して、耐久レースに出るのか・・・
となれば、いいのだが・・・LMDhというのを調べてみると、アメリカのIMSA ウェザーテック・スポーツカー選手権の最高峰クラス(GTPクラス)で2023年より使用されるスポーツプロトタイプカー規定ということで、IMSAの規定なのだが、FIA 世界耐久選手権(WEC)のハイパーカークラスにおいてル・マン・ハイパーカー(LMH)と共に使用される。
つまり、共通のレギュレーションにすることで、IMSAとWECを同じ車両で、エントリーできるということだ。
これに、現代自動車も参戦すると。ただし・・・LMDhを見てみると、以下のように書かれている。
内燃エンジン出力は最高630hp。ハイブリッドの場合、これにボッシュ製の50kW(67hp)の電気モーターを搭載する。システム出力は680馬力(500kW)、モーターの回生能力は最大200kW。
内燃エンジンの最低重量は180kg。
バッテリーはウィリアムズ・アドバンスド・エンジニアリングのワンメイク。またハイブリッドシステム全体に30万ユーロのプライスキャップが定められる。さらにハイブリッドシステムのソフトウェアは主催者によってロックされる。
LMDh車両はダウンフォース:ドラッグの比が4:1と定められる。ホイールベースは全車共通の3150mm、全長は5100mm以下、全幅2000mm以下。
シャシーコンストラクターは認可を受けた4社(オレカ、リジェ、マルチマティック、ダラーラ)のみ。ギアボックスはエクストラックが一括して供給する。
シャシーの関係するコストは最大34万5000ユーロに制限されるが、これにはエクストラックが供給するギアボックスは含まれない。エンジン部分を除くコストは約100万ユーロを想定。
ハイブリッドの場合は、ボッシュ製のモーターが指定されている。エンジンだけは、各メーカーの仕様となる。
シャシーは、4社のみ(オレカ、リジェ、マルチマティック、ダラーラ)となっている。ギアボックスも、一括して供給される。
ということは・・・現代自動車が作る部分は、あんまりない。
ちなみに、WECでは、シャシーもエンジンもハイブリッドシステムも、独自に開発するので、メーカーによって外観も全然違う。
やっぱり、WECのほうが好きだ。LMDhのほうは、シャシーなども共通で指定されているので、開発する必要がない。開発コストや技術がなくても、参戦はしやすい。エンジンも、他所のメーカーから買えば、ほとんど開発はしなくても参戦可能だ。
現代自動車と言えば、大型バスの「ユニバース」というのが、日本に多く導入されたことがあった。
2016年には、163台も輸入されている。価格が日本製のバスの約半分ということと、値段の割に、性能もあるということで、多く採用されたようなのだが・・・
2022年には、8台。2023年には、2台しか輸入されていない。
その理由としては、結局、10年も経たずに故障が多く発生し、多くのバスが廃車になったということだった。
また、エアコンがオートエアコンでなく、頻繁に調整が必要など操作性が悪いとの話もあった。
一番は、故障が多いというのと、故障した場合の部品代が高価だったということで、多くのバス会社で、廃車になったり売られたりしたということだった。日本製なら、10年どころが、それ以上の年数も運行が可能だから、購入時に半額だとしても、故障が多く10年も持たないなら、総額を計算すれば、高くつくことになる。
カタログスペックや外観だけでは、これらの事はわからない。現代自動車も、外国人の有名なデザイナーを雇っているので、外観は良くなっている。
ただ、整形大国の韓国だけに、外観は良くなっても中身は・・・
同じ外観だとしても、使っている素材が違う。鉄でも、耐久性によって価格が違うし、ステンレスだって、大きく5つに分類できるほど種類が豊富。種類によっては、耐食性が低い変わりに磁性があるものなどもある。
BEVのメーカーによっては、数年もすると足回りが錆びだらけ・・・なんてこともあるらしい。
ずっと、車を作っている会社と、電気系に詳しい会社が、作った車では、車両の品質に差ができるのは当たり前。
レースに出ても、簡単には勝てない。日本の自動車メーカーだって、ル・マン24時間レースで優勝するまでに何年かかったことか・・・
今でも、ヨーロッパのメーカーのほうが数も多く、性能も高いものが多い。自動車文化とそれに付随する歴史などが、やはり全然違う。
ル・マン24時間レースは、近隣の人などは、コースの脇に、キャンプしながら、バーベキューをして観戦するという。もう、レースが、生活の一部になっているとも言える。
日本も、自動車メーカーが多くあるのだが、文化や歴史という意味では、まだまだ欧州に遠く及ばない。
煽り運転や、対抗車線がある一般道で、190km/hで走行して事故を起こしても、危険運転ではないとか、酒飲んで、一方通行の細い道を100km/hで走行して、通行中の車に激突して、相手を死なせても、危険運転ではないとか言っている時点でダメだ。
スピードが出ると危険だからと言って、法定速度を10km/h超過してもスピード違反で捕まるのだろう?
やっていることが、あまりにも違いすぎる。