4月の出生児数が19ヵ月ぶりに持ち直し
韓国でも人口減少が続いている。日本も、2005年から人口が減少している。理由は、簡単で、生まれる人口より、亡くなる人口のほうが多いからだ。
厚生労働省が詳細なデータを公開している。最新の2022年データでは、年間156万人が亡くなっている。この数字は、戦時中のデータがない時代を除いて、過去最高の数値になっている。高齢の人が増えたという理由もあるだろうが、それだけでは説明ができない。
新型コロナで増えたとも言えるが、2022年で新型コロナが原因とさえる死者数は、4万7638人だ。
2019年の死亡数 138万人、2020年の死亡数 137万人
2021年の死亡数 143万人、2022年の死亡数 156万人
新型コロナ以外の原因で亡くなったとしても、新型コロナに感染している場合は、死因は新型コロナの感染とされるという話を考えても、数が割り増しされていると考えていい。それでも新型コロナで亡くなった人の数を引いても、数が合わない。
昨年の麻薬犯は2万7611人で過去最多、3人に1人は10代や20代
アメリカでは合成麻薬である「フェンタニル」が安価であることから蔓延して問題になっている。安価でありながら、依存性が高い。
韓国では、ヒロポンが多いということなので、アメリカの状況とは違うようなのだが、それでも急速に麻薬が広まっている。
経済状況の悪化とも、無関係ではないだろう。
ややこしい韓国式の年齢、さようなら?…満年齢統一法の施行から1年経過=韓国
日本では、満年齢で統一されている。神社での厄年などは、数え年で計算する。日本では、明治政府が太陽暦を導入するまでは、太陰暦だったからだ。正確には、太陰太陽暦ということなんだが・・・何が違うのかわからん!という感じだ。
太陰暦は、月の満ち欠けで1月を計算する。月を見れば、月のどのくらいなのかがわかる。1年は、地球が太陽を1周する日数で計算するので、太陰太陽暦ということになる。
しかし、月の満ち欠けで計算する1年(12カ月)と、地球が太陽を1周する1年では周期がずれる。1年で11日短いので、3年に1回、閏月を設けて調整する。
閏月に生まれた人は、3年に1回しか誕生日が来なくなる。そこで、数え年の場合は、年が変わればみんな一緒に1歳、年を加算することにしている。
太陰太陽暦では、節分の日に年が変わるので、その時に、年を加算して、厄年の人は、みんな揃って神社でお祓いなどをする。昔は、カレンダーなんて普及していないし、60干支(甲子、乙丑、丙寅、丁卯・・・)で年、月、日を表していたので、普通の家では、馴染みがない。
ちなみに、今日は、甲辰年、辛未月、癸亥日ということになる。余程、60干支に慣れていないと、全く意味不明だ。
韓国の場合は、満年齢と韓国式年齢と年年齢があるという。
満年齢は、そのまま0歳から始めて、誕生日で加算する。
韓国式年齢は、出生年度から1歳で初めて、新年ごとに1歳加算する。
年年齢は、現在の年度から出生年度を引いた年齢。
満年齢は、誕生日で加算する方法で、これは日常的に使っているので、わかる。次に、韓国式年齢は、いわゆる数え年だ。満年齢に1歳足すのだが、誕生日に関係なく、その年になる年齢に1歳足す。次の、年年齢は、満年齢に近いのだが、誕生日とは関係なく、年が変わればみんな1歳加算するということになる。
いや、面倒くさい・・・