韓国で起きた航空機事故についての続報が色々と出てきてます。ご安全に。
<チェジュ航空旅客機事故>米専門家「空港設計多く見たが務安は最悪」…コンクリート構造物に批判
韓国の空港を設計した会社は、問題ないと言っているが、普通に考えれば問題ありだろう。設計した会社も問題だが、それに認可をだした行政に対しても問題が指摘されるだろう。これは・・・
務安空港に鳥衝突防止用施設ゼロ、ローカライザーにコンクリートの盛り土…「まさか事故なんて発生するわけない」という発想がもたらした惨事【12月31日付社説】
ローカライザーを壊れやすい構造にしても、それ自体をコンクリートで補強された盛り土の上に設置すれば、意味をなさない・・・これは、少し考えればわかるはずだ。
ローカライザーに接触するくらいの高度の場合だけ、影響がないということになる。これではダメだ。
<チェジュ航空旅客機事故>その「構造物」が事故拡大したのに…「規定上問題ない」だけ繰り返す韓国政府
安全区域外の構造物なので、規定などは適用されないという。どこまでも安全区域という指定にはできない。ただ、ローカライザーの高さを盛り土までして、上げる必要があったのか?これは、揉めるだろう。
広島空港のローカライザーと衝突するも死者ゼロ、韓国・務安空港事故で再び注目を集める2015年アシアナ機着陸失敗事故
韓国紙でも、日本の広島空港で、アシアナ航空が起こした事件を取り上げている。日本では、ローカライザーに接触したが、問題なく航空機は停止している。でも、この修理費用払ってないだろ。
広島空港は、山の上にあって、周囲には何もない。それでも、着陸に失敗するアシアナ航空・・・
ただ、今回の事故を比較するには、あまりにも違い過ぎる。韓国の事故では、ランディングギアが出ない状態で胴体着陸をしている。しかし、広島空港の着陸は、普通の着陸なのに、アシアナ航空の機体が、ローカライザーに接触している。
韓国の事故は、胴体着陸をして、ローカライザーに突っ込んでいる。これは、全然違いすぎる。
セウォル号事件の際には、日本で長年運行されていて問題なかった船が中古で売られ、韓国で運行されると事故になった。
<チェジュ航空旅客機事故>1度目の着陸時は前輪正常に作動…「エンジン2基とも故障の可能性」
いや、これ、本当か???1度目の着陸では、ランディングギアが正常に作動していたというのだ・・・
1度目は、タッチアンドゴーで、着陸をやり直したのだが、空港から離れて直ぐに急旋回して、2度目の着陸をしている。
ということは、1度目の着陸のあと、上昇し、ランディングギアを上げる操作をしないと、2度目の着陸の際にランディングギアが出ていなかった理由が説明できない。
そういう状況で、ランディングギアが出ないかも知れない状態で、ランディングギアを上げるのか???
これは、かなり怪しい情報だ。
韓国旅客機事故 空港施設「基準満たす」=韓米合同で調査中
記事の内容より、この写真を見ると、最初の着陸動作からすぐに上昇して、空港から離れる間もなく、2度目の着陸をしていたことがわかる。
ランディングギアが1度目の着陸で出ているなら、収納するような暇もないはずだ。しかし、タッチアンドゴーをしたというなら、一度滑走路にタイヤが接地しているはずなんだが・・・
それに、急旋回し、空港の端から進入していないので、滑走路の真ん中あたりに最初に接地している。
もう少し、空港から離れた場所で旋回して、ちゃんと滑走路の端から端まで使っていれば、状況はかなり変わっていただろう・・・
空港の設計の問題、LCCの整備や運行状況の問題、操縦士の操縦の問題・・・結局、全ての問題が重なって事故になったということだろうか。
2007年開港直後から問題視されていた務安空港滑走路…22年着工の拡張工事は進捗率70%、来年完工の予定だった
いや、どうだろうか?韓国は、地方が全く発展していない。地方空港が国際空港になったからと言って、全てが解決するわけでもない。
えっ?F1の話が出てくるの・・・2010年から7年間の契約で開催された韓国F1グランプリ・・・しかし、問題ばかりで、観客も入らず、2013年が最後になり、4回しか開催されなかった。10年からメガイベントのF1(フォーミュラワン)大会が開かれるようになったが・・・と書いているが、もう開催されていないぞ。
残りの3回の開催をキャンセルした分の違約金を払うようにFIAが請求すると、韓国側は、主催団体を解散し、違約金を払わずに逃げている。
この国は、いつもこういう手を使う。
こういうイベントを誘致して、空港の拡張や道路の整備を予算化する。こういう公共投資は額が大きいし、ポッケナイナイ、中抜き、バックマージンがし放題だからだ。
セマングムで開催された世界スカウトジャンボリー大会も、空港整備、道路整備が国際大会が開催される名目で予算化された。
公共予算を通すために国際的なイベントを使う。
2025年に延長工事が完成する予定だったのなら、国際線も来年から飛ばせば良かったのに・・・パリパリ精神と、ケンチャナヨ精神では、うまく行かないって。