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韓国 雑談ねた 【リセットコリア】切実になった韓国・欧州の戦略的協力 2024.11.11

 11月になっても、台風が発生していますが、同時に4個の台風になれば、観測史上初ということらしいです。ご安全に。


韓国海軍の潜水艦救難艦「江華島」就役 25年に配備

【昌原聯合ニュース】韓国海軍創設から79年となった11日、南部・慶尚南道昌原市の鎮海軍港で潜水艦救難艦「江華島」の就役式が開かれた。
 
 韓国海軍に潜水艦救難艦が就役するのは、1996年12月の「清海鎮」以来、約28年ぶり。

 就役式には海軍関係者のほか、同艦を建造したハンファオーシャン(旧大宇造船海洋)の関係者も出席した。

 江華島は全長120メートル、幅19メートル、高さ40メートルで、基準排水量5600トン。乗員の定員は131人となっている。深海救難艇や水中無人探査機など、潜水艦の事故時に乗員の救助を行う装備を備えている。

 海軍の関係者は「既存の艦艇に比べて気象の影響が少なく、悪天候でも救助作戦が可能だ」とし、海軍は強化された海難救助作戦を実行できる体制を整えることになると説明した。

 最高速度は20ノット(時速37.04キロ)以上で、朝鮮半島周辺海域で潜水艦事故が発生した場合、24時間以内に現場に到着することが可能だ。 

 2020年に建造を始め、21年に進水。性能評価試験を経て今月1日に海軍に引き渡された。25年の前半に特殊戦戦団に配備される。

https://jp.yna.co.kr/view/AJP20241111003300882?section=politics/index

 潜水艦を導入すれば、事故の可能性もあるので、事故の際に、救出できる艦艇も必要になる。というか、韓国は清海鎮という潜水艦救難艦があるだけで、この艦艇も、1996年に就航となっているので、かなり古い。

 25年の前半に、潜水艦救難艦「江華島」が就役すれば、清海鎮は退役という感じだろうか?

 救難艦といえば、韓国の統営(トンヨン)が思い出される。韓国では、アメリカ海軍に使われていたイーデントン級救難艦が移管され運用していた。このイーデントン級救難艦は、就役が1971年というから、かなり古い。

 そこで、新型艦として統営(トンヨン)が建造された。

 ここで、終わらないのが韓国。セウォル号の事故の際に、この統営(トンヨン)が投入されるという予定だったのが、投入されなかった。

 この統営(トンヨン)の性能不足が問題になっていたからだ。サイドスキャンソナーについてはマルチビーム方式のはずがシングルビーム方式になっていたばかりか、その納入に際して防衛事業庁が性能を平沢級と同等レベルに無断で引き下げ、2億ウォンのソナーに41億ウォンを支出した不正が報道されたというのだ。

 韓国あるあるなんだが、性能を高いレベルで予算をとり、実際には、性能が低いものが納入される。しかし、値段は変わらない。むしろ、要求性能が落とされ試験をパスする。その差額は、納入業者と軍の幹部が山分けする。

 アップグレード型を納入しなかったアメリカ合衆国のソナー製造業者の責任であるとする防衛事業庁の関係者の発言が示されているというように、最後は外部のせいになる。

 まあ、これも韓国あるあるだ。

 こういう事例は、韓国では普通にある。K2戦車も、要求仕様を満たせなかったのだが、最終的に仕様を落として合格としていたり、軍に納入した監視カメラが中国製で、中国から見られていた可能性があったりとか・・・納入業者が偽って納入したというのだが、これも、どうだか・・・


「ロシアに怪しい北朝鮮留学生3700人…派遣された北朝鮮兵の『身元洗浄』の可能性」

学業を目的として北朝鮮からロシアを訪れた人の数が、過去3カ月でおよそ3700人に達することが判明し、この人々は留学生ではなく派遣された北朝鮮兵士である可能性が提起された。

 米国の自由アジア放送(RFA)は現地時間の8日、ロシアの連邦統計庁が発表した外国人統計資料を引用して「今年7月から9月までの第3四半期に北朝鮮からロシアを訪れた人は合計5236人」と報じた。
 
 このうち、学業を目的として訪問した人は3765人で、今年第1四半期および第2四半期に学業目的で北朝鮮からロシアを訪れた人はそれぞれ38人、332人だったのに比べ、大幅に増えていた。

 専門家の間からは、今年第3四半期に学業目的で北朝鮮から多数の人が突然ロシアを訪れたのは、最近の北朝鮮軍派兵と関連しているのではないか―という見方が出ている。

 通常、北朝鮮は学業を装って外国から労働者を迎え入れたり、外国に人間を派遣したりもする。

 だが、ロシア国内の北朝鮮労働者の状況に詳しい消息筋は、朝ロが国際法を公然と無視している状況において両国が訪問目的を偽装することはありそうにない、との見方を示した。
 
 北朝鮮の人間が学業目的でロシアを訪れれば、滞在先の警察の取り締まりに遭うなどの不都合もあり、また最近北朝鮮はロシアに労働者をほとんど派遣しない傾向にあることから、これは北朝鮮から派兵された人々だという推測の重みが増している。

 米ホワイトハウスのジョン・カービー国家安全保障会議(NSC)戦略広報調整官は先月23日、「北朝鮮が10月初めから中旬にかけて、少なくとも3000人の軍人を船でロシアに移動させたとみている」と明かしていた。

https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2024/11/11/2024111180024.html

 労働者の派遣とすると問題になるから、留学という事にしたのかも知れない。しかし、北朝鮮もロシアも、国際法を重視していない状況で、その部分を気にするだろうか?

 大幅に増えたのは事実かも知れないが、ロシアとの関係が良好になったので、単純に留学生が増えた可能性もある。

 留学生という形で、ロシアの軍事、核技術を学ぶためかも知れない。


【リセットコリア】切実になった韓国・欧州の戦略的協力

北朝鮮軍のロシア派兵は、第2次世界大戦以降初めて、非欧州政府が自国の軍隊を欧州に派遣して戦争をするということだ。欧州は衝撃を受け、北朝鮮の派兵をどう認識して対応するべきかを摸索している。数年ぶりに北朝鮮の行動が欧州の指導者と政策立案者の重要な議題に浮上した。北朝鮮軍はウクライナ人など欧州人を殺すために配置された。北朝鮮が2006年に実施した最初の核実験は、欧州で金氏一家の行動について深刻に議論した最後の事例だった。それだけに欧州連合(EU)と欧州国家、北大西洋条約機構(NATO)は北朝鮮軍の派兵を深刻に受け止めている。

欧州と北朝鮮の関係が回復するには長い時間がかかるだろう。ドイツ・スウェーデン・英国などは新型コロナ大流行以降初めて北朝鮮の行動を理解しようと努力していて、北朝鮮との関係を回復させようとしている。欧州の政策立案者は北朝鮮との対話と外交交流の再開を通じて、北朝鮮のロシアに対する全面的支援が欧州に深刻な問題になる可能性があることを北朝鮮に理解させようとしている。
 
同時にEUを中心に欧州は、北朝鮮がロシアと共に戦うために軍隊を派遣したことに対して処罰することを模索している。これは公開的な非難と国連での問題提起を含む。欧州は北朝鮮に対する追加制裁と支援縮小も進めようとしている。欧州はこれを通じて北朝鮮に反撃すると同時に、金正恩(キム・ジョンウン)委員長の足跡を追う他の政府に警告を送ることができる。ほとんどの国は北朝鮮ほど孤立していないため、欧州から経済的打撃を受ける前に改めて考えるだろう。

多くの欧州の政策立案者が中国に接近し、ロシア・北朝鮮の協力が中国の利益を害すると説明している。北朝鮮と中国がロシアのウクライナ侵攻の主要動力という認識は、北朝鮮軍がウクライナ軍と戦いながらさらに強まるはずだ。北朝鮮は兵力と武器を提供する一方、中国は経済的・外交的支援と核心技術を提供すると西側は考える。中国は権威主義政権の一つの軸に縛られることを好まないが、北朝鮮がロシアに軍隊を派遣するのは権威主義の軸が実際に存在するという点を見せる。

北朝鮮の派兵は中国にとって悪夢のようなシナリオにつながっている。欧州は東アジアとインド太平洋パートナー、特に韓国との協力をより一層強化しようとするだろう。ロシアにいる北朝鮮軍は大西洋とインド太平洋の地政学が一つになったことを見せる確実な証拠だ。欧州の観点で見ると、これはインド太平洋で同じ考えを持つパートナーとの関係を強化する必要があることを意味する。NATO-IP4(韓国・日本・オーストラリア・ニュージーランドのインド太平洋パートナー4カ国)協力や最近公開された韓国・EU安保・防衛パートナーシップは長期協力メカニズムだが、欧州での戦争への北朝鮮軍の参加は短期的にこれを強化する。中国の指導者としては望ましくない状況だ。

欧州は北朝鮮軍のロシア派兵への対応に韓国との協力が含まれることをよく知っている。NATOとEU、ウクライナは朝ロ関係と関連して韓国との情報交換を加速化している。欧州と韓国の安保・防衛対話と交流はより一層拡大するだろう。

欧州は韓国政府がウクライナに対する殺傷武器支援を認めるかどうかに注目している。欧州は韓国が米国・ポーランドのような第3国を通じて間接的にウクライナに殺傷武器を提供していることを知っている。ここにはウクライナがロシアの侵略に対抗して戦うのに重要な砲弾も含まれる。

欧州人は韓国がウクライナに直接・間接的に提供したすべての支援に感謝している。しかし欧州の戦争に北朝鮮軍が派兵され、多くの欧州指導者はウクライナに直接殺傷武器を、少なくとも限防御システムを提供する時が訪れたと考える。これを通じて欧州の核心安保パートナーとして韓国の位置づけが強まり、朝鮮半島で葛藤が発生する場合に欧州の韓国支援が保障されるだろう。北朝鮮がウクライナに軍隊を派遣したことで、韓国の分断状況が欧州の中心部に移った。これは欧州と韓国が長期的な戦略的パートナーになるべき必要性をより一層強化している。

https://japanese.joins.com/JArticle/326073

 国連で北朝鮮への制裁を決議しようとしても、ロシア、中国という常任理事国が拒否権を発動すれば、終わりだ。

 その逆も同じだ。国連は、機能しない。

 北朝鮮がロシアに軍人を派遣しても、北朝鮮がウクライナと戦争をするわけではない。そこに韓国が絡んでくるので、面倒くさいことになる。

 欧州が韓国と連携・・・というのも、欧州が望んでいるかというと微妙だ。欧州と韓国が連携することで、欧州も北朝鮮と対立することになる。そうなれば、ロシアと北朝鮮の関係から、欧州もロシアと対立することになる。

 それを避けたいから、ウクライナへの支援という形だけで留めている。ロシアと直接対立することを望んでいないからだ。

 欧州が韓国支援ということもするのか?も微妙だ。朝鮮半島有事も、世界大戦の引き金になるということになるからだ。

 韓国が、ウクライナ支援をしたからと言って、欧州の国々が同じように韓国で、有事が起きたからと言って支援するとは限らない。

 これは、長い歴史でも証明されている。結局、その国々の情勢で、決まる話だ。欧州からすれば、アジアのことなんて、本当にどうでもいいはずだ。

 わざわざ、遠く離れた場所の戦争にまで、首を突っ込む人はいない。ましてや、兵士を派遣したりもしない。遠く離れた場所での戦争に参加して、場合によっては死ぬことを考えれば、そういう戦争に参戦する国は皆無だろう。

 最終的に頼りにできるのは、自国の軍隊だけだ。

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クニノコ
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