暑さ、寒さも彼岸まで・・・なんて言葉もありますが、お彼岸になったら、涼しくなりました。ご安全に。
価格は仏ラファールの4分の1なのに売れません…親中国家にもそっぽを向かれる中国戦闘機「殲10C」
MiG29は、流石に早く機種変更しないとダメだ。そこで、新しい戦闘機をセルビアは、フランスのラファールを選択した。中国のJ10Cも候補になっていたようなのだが、結局、フランス製を選択した。
セルビアとの関係とJ10Cの価格の安さで、中国製が選ばれるかと思っていたというのだが・・・
まあ、価格が安いというのもあるのだろうけど、J10Cではちょっと・・・せめて、ロシアのSU-27をコピーして作ったJ-11なら考えるかも知れないが、J10ではね。
中国製の戦闘機は、ロシアのコピーが多くて、最初は、ロシアからエンジンを輸入していたのだが、自国で生産できるようになり、中国製のエンジンを搭載しているのだが、これが問題のようだ。
出力が想定より出なかったり、エンジンからの黒煙が多いとか、問題が多く、まだ完全に解決できていないようだ。
ここまで相手から選ばれないというのは、かなりの性能の違いがあるという証拠だろう。安くても、性能が劣る戦闘機では、いざという時に役にはたたない。
タイが、米国ロッキード・マーチンのF16Vを選択しなかったのは、金額だと想像する。アメリカ製で、最新のF16Vだけに、高いはずだ。
F16の運用開始は、1978年と古い機体なのだが、新しいバージョンのものは、アビオニクスやエンジンを新しいものを搭載している。外観は、昔のままだが、中身が最新だ。
パキスタンは、アメリカ、フランスからの兵器を購入しているのだが、同じように、中国からも購入している。これは、結構大変だ。
アメリカは、インチ。フランスなどの欧州では、ミリを使う。工具の段階で、インチネジ、ミリネジに対応したものが必要になる。当然、保守部材も違う。これに、中国製の物が加われば・・・
小銃の弾ですら、NATOで統一している。これは、戦場でお互いに融通できるからだ。1つの国の中で、色々な国の兵器が混ざると整備する側は、とんでもないことになる。
それにしても、各国へ兵器の輸出ですら争うというのも、変な話だ。兵器が増えれば増えるほど、平和にならないと思うのだが。