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韓国 雑談ねた 韓国、車が売れない…景気低迷で上半期の完成車内需が12%急減 2024.7.3


韓国の外貨準備高、3カ月連続で減少…「通貨スワップ」拡大が原因

先月、韓国の外貨準備高が前月比で6億2000万ドル減少した。3カ月連続の減少だ。最近ドル高を防ぐため国民年金と「通貨スワップ」(韓国ウォンを担保にドル貸し)を拡大したのが外貨準備高の減少に影響を及ぼした。

韓国銀行(韓銀)が3日に発表した「6月の外貨準備高」によると、6月末の外貨準備高は4122億1000万ドル(約572兆650億ウォン)と、5月末(4128億3000万ドル)比で6億2000万ドル減少した。前月比で通貨当局が保有する外貨金額が減ったのは4月から3カ月連続。
 
韓銀の関係者は「四半期末の金融機関の外貨預金は増えたが、外国為替平衡基金債券(外平債)の満期償還と国民年金の通貨スワップの一時的効果、ドル高によるその他の海外資産のドル換算額減少などが重なり、外貨準備高が減少した」と説明した。

先月21日、企画財政部と韓銀はドル高に対応するため国民年金と通貨スワップ限度を従来の350億ドルから500億ドルに拡大した。通貨スワップは国民年金が海外投資で使う外貨を当局が韓国ウォンを担保で直接貸し出すため、外貨準備高の減少をもたらす。

外平債の満期償還も外貨準備高の減少に影響を及ぼした。外平債の満期は先月だったが、これを代替する新規発行は7月に予定されていて時差が存在する。このため新規発行額がまだ把握されず、一時的に外貨準備高が減少したということだ。外平債は政府が為替レート安定を目的とする「外国為替平衡基金」の調達のために発行する債券。 韓銀関係者は「7月中の外平債新規発行額納入は(外貨準備高)増加要因として作用する予定」と伝えた。
 
韓国が保有する外貨は最近減少傾向だが、他国と比較すると9位(5月末基準)を維持した。同じ時期、外貨準備高が最も多い国は中国(3兆2320億ドル)で、次いで日本(1兆2316億ドル)、スイス(8881億ドル)、インド(6515億ドル)などの順だった。

先月の外貨準備高を資産別にみると、預置金(244億3000万ドル)は前月比59億4000万ドル増えたが、国債・社債など有価証券(3639億8000万ドル)は64億4000万ドル減少した。国際通貨基金(IMF)に対する特別引出権(SDR、146億5000万ドル)も1億ドル減少した。金は相場でなく購入当時の価格で表示するため、前月と同じ47億9000万ドルを維持した。

https://japanese.joins.com/JArticle/320680

 1カ月で、6億2000万ドルも減少している。理由を色々と書いているのだが、一番は、国民年金との「通貨スワップ」が原因としている。

 これは、国民年金がドルで資産を購入する場合に、為替相場で調達するのではなく、為替当局からドルを融通してもらって、購入するというふうに言っている。

 そんなに国民年金がドルで資産を購入しているとも思えないが・・・

 スワップなので、国民年金からドルを借りて、為替当局が借りたドルを売って、ウォン高にしているというのが、普通の見方だ。

 実際にレートを見てみると、何度もウォン高に振っている日がある。韓国経済が不調なのは、韓国紙からもわかる。経済が不調なので、ウォン高になる要素は、少ない。金利を上げているわけでもない。

 単純に為替介入してドルが減っているだけだ。しかも、国民年金からドルを借りても、準備高が減っているくらいに。


韓国、車が売れない…景気低迷で上半期の完成車内需が12%急減

 今年上半期、韓国の完成車メーカー5社の総販売台数が400万台を下回った。内需販売の不振が影響した。

 1日、現代自動車・起亜・韓国GM・ルノーコリア・KGモビリティの5社の完成車メーカーが報告した販売実績によると、今年上半期(1~6月)に韓国内外で合計398万4035台(半組立品を除く・起亜の特殊車両を含む)が売れた。昨年上半期に比べ販売量が0.4%減少した。

 内需市場の販売が振るわなかった。韓国内での販売台数は66万9592台で、前年同期に比べ11.8%急減した。景気低迷と電気自動車(EV)の人気減少により、新車を求める消費者が減ったと分析される。海外での販売台数は前年同期比2.2%増の331万2358台と集計された(起亜の特殊車両を除く)。

 メーカー別に見ると、現代自動車の今年上半期の総販売台数は前年同期比0.9%減の206万1883台。国内での販売量は12.8%減少したが、海外での販売量は1.9%増えた。同じ期間に起亜は世界市場で1.4%減少した155万4032台(特殊車両を含む)を販売した。特殊車両を除くと、国内での販売は5.8%、海外販売は0.4%それぞれ減少した。

 韓国GMの今年上半期の総販売台数は25.7%増の26万9422台。国内での販売量は29.1%減少したが、海外での販売量が31%増えた。ルノーコリアは内需(-8.6%)と輸出(-41.2%)が共に減り、今年1~6月の販売台数は前年比35%減の4万2133台を記録した。KGモビリティは今年上半期の輸出が24.5%増の3万2587台を記録した。国内での販売は前年同期比38.5%減の2万3978台にとどまり、総販売実績は13.2%減の5万6565台だった。

https://japan.hani.co.kr/arti/economy/50478.html

 この記事からもわかるように、韓国経済は低迷している。特に内需が。

 自動車も売れていない。円安で、日本車がお買い得になっているので、日本のメーカーは好調だ。そういう時に、検査不正なんて問題が出てくる。タイミングが悪すぎる。というか、人為的なものを感じる。

 安くなった日本車が海外で人気になれば、韓国車なんて売れない。それが、この数字になっている。

 ウォン安のほうが、輸出は有利なんだが、韓国の場合は、自動車以外は、中間財の輸出なので、ウォン安になってもメリットが少ない。原料を安く仕入れることができるウォン高のほうがいい。そのバランスが難しい。

 極端な、ウォン安、ウォン高は困るということだ。これは、どこの国でも言える。

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クニノコ
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