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韓国 雑談ねた ロシア「北朝鮮が侵略されれば軍事援助」…加速する朝鮮半島の新冷戦 2024.10.17

 朝鮮半島情勢も、危険な香りがしています。ご安全に。


韓国人に聞く「もし韓国で戦争が起きたらどうする?」 「参戦する」は13.9%にとどまる

もし韓国で戦争が発生したら、韓国人の7人に1人は「可能な戦闘に参加する」と回答したことが分かった。

 これは、韓国の国防大学校が実施した「2023年汎国民安保意識調査」の結果を、野党・共に民主党の黄熙(ファン・ヒ)議員が16日に取り上げたものだ。同調査は満18歳以上75歳未満の成人男女1200人(面接調査)と、国防・安保専門家100人(ウェブ調査)を対象に2023年6月に実施された。

 これによると、「もし韓国で戦争が起こったら?」という質問に対して、「戦闘に参加する」という回答者は13.9%だったとのことだ。同じ質問に対して2014年には22.7%が、2020年には20.9%が「戦闘に参加する」と回答していた。
 
 「ひとまず危険が少ない所に避難する」という回答は27.3%、「外国に行く」という回答は3.2%だった。「戦闘に直接参加することはできないが、後方から軍を支援する」という回答は48.2%に達した。

 また、この調査で、韓国の全般的な安保状況に対する質問に「やや不安定だ」という回答は38.9%、「非常に不安定だ」という回答は2.7%だった。つまり、韓国人の41.6%が安保状況を懸念しているということだ。一方、「非常に安定している」(2%)や「安定している方だ」(26.7%)などの肯定的な評価は28.7%で、2022年(38.4%)より9.8ポイント減少した。

 黄熙議員は「最近、南北間の軍事的緊張が高まっており、国民の不安と懸念も増している。南北は一日も早く対話チャンネルを再開し、対話に積極的に乗り出さなければならない」と述べた。

https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2024/10/17/2024101780022.html

 北朝鮮が攻めてきたら、どうしますか?と言うインタビューに「日本を攻撃する」なんて意味不明な回答をする韓国。韓国で、戦争が起きても戦闘に参加する人は、少数で、多くは、後方から軍を支援するという。

 実際は、いち早く外国に逃げるというのが、本音だろう。それを公には、口に出来ないので、後方から支援するという回答が多いと想像する。

 個人主義が強い国というのは、個人としては強い人もいるのだが、団体となると、どうしても弱くなる傾向がある。

 誰かが逃げ出すと、我さきにと逃げ出す傾向がある。みんなの為にとか思わないので、自分の命が一番大事だと思えば、真っ先に逃げる。これも、正解。

 しかし、戦争のような国家として、組織で動く場合には問題になる。まあ、国のために命を張って戦っても、何もならないというのは、確かにある。

 韓国では、秀吉公の朝鮮出兵の際にも、あっという間に首都まで攻め込まれ、その際には、王が真っ先に、民衆には何も言わずに逃げる始末。明に助けを求めると言い訳をするのだが、そんな訳はないし、民衆も知っているので、逃げる途中に民衆から石を投げられている。

 セウォル号の事件でも、船長が真っ先に救助され、乗組員も救助作業をせずに、真っ先に逃げていて、全員助かっている。個人主義が進めば、当然他人より自分だ。


「北朝鮮上空でビラまいた韓国の無人機」は3Dプリンターで製造?…韓国議員が分析「韓国軍所有とは異なる」

【10月15日 KOREA WAVE】北朝鮮が「平壌上空に対北朝鮮ビラを投下した無人機」と主張する物体が、3Dプリンターで製作された手製の組み立て製品で、韓国軍の無人機とは異なる形状をしているという分析が出ている。

国会国防委員会所属で韓国与党「国民の力」のユ・ユウォン議員室が、北朝鮮が公開した「平壌に侵入した無人機」の形状を精密に分析した結果、この無人機はドローン作戦司令部が保有している無人機と「後退翼」(翼端が後にずれている形状)である点は似ているが、翼の後部の比率がより小さいことがわかった。

ユ・ユウォン議員室は「北朝鮮のTOD(熱で識別する軍用サーマルカメラ)での撮影であり、正確な形状の識別が制限される」としながらも「平壌に侵入した無人機は、韓国軍が保有する無人機と形状が異なるのは確かだ」と指摘した。

これは北朝鮮のキム・ヨジョン(金与正)朝鮮労働党副部長が12日の談話で「無人機侵犯事件の主役が他ならぬ(韓国)軍部ごろつき」と主張したことを否定する見解だ。

また、北朝鮮が公開した無人機のビラ容器も3Dプリンターで製作されたような「射出の痕跡」が確認されたという。

小型無人機の場合、2m未満の発射台でも離陸が可能で、陸上ではなく公海上の小型船舶からも飛ばせるそうだ。

北朝鮮国防省報道官は13日、「特定の発射台や滑走路があれば離陸させられる無人機であって、それを民間が飛ばしたという弁解は通じない」と主張していた。

北朝鮮外務省は11日発表の「重大声明」で、韓国の無人機が今月上旬、平壌市中区域の上空に侵犯させ、数多くのビラを散布したと主張し、無人機とビラの写真を公開した。

韓国軍はこの無人機を飛ばした主体と目的などについて「事実関係を確認することはできない」として戦略的にあいまいな態度を取っている。

https://www.afpbb.com/articles/-/3543678

 韓国の議員が、北朝鮮に侵入した無人機は、韓国製の無人機と形状が少し異なると指摘したと。軍が発表するならわかるのだが、議員が言ったところで・・・

小型無人機の場合、2m未満の発射台でも離陸が可能で、陸上ではなく公海上の小型船舶からも飛ばせるそうだ。

https://www.afpbb.com/articles/-/3543678

 まあ、それはそうなんだが・・・しかし、公海上からそれを行うには、それなりの大きさの船舶も必要で、さらに、3日も大型の無人機を飛ばして、正確に平壌の上空を飛行し、ビラまでまくことが出来たと。

 これが、民間のどこかがやったとするなら、韓国軍よりもかなり優秀だと言える。

北朝鮮国防省報道官は13日、「特定の発射台や滑走路があれば離陸させられる無人機であって、それを民間が飛ばしたという弁解は通じない」と主張していた。

https://www.afpbb.com/articles/-/3543678

 まあ、これは、北朝鮮側の主張が正しいだろう。なんか、北朝鮮のほうが、まともに思える場合が多いのが不思議・・・

韓国軍はこの無人機を飛ばした主体と目的などについて「事実関係を確認することはできない」として戦略的にあいまいな態度を取っている。

https://www.afpbb.com/articles/-/3543678

 こういう場合は、関与しているから曖昧な言葉になる。「関与していない」と言うと、している場合は、嘘になるので、何かしら関与しているだろう。

 方法としては、韓国軍の無人機をどこかの団体に提供し、少し外観を改造し、韓国軍と異なる形状にする。これで、韓国軍の物じゃないと言える。

 しかし、正確な航法には、軍の支援も必要だろうし、海上から飛ばすなら、船舶も必要だ。地上から発射するにしても、やはり軍の協力があったほうがいい。

 韓国軍の無人機は、航続距離が200kmしかないので、150km離れている平壌には、往復することは出来ない。その場合は、公海上の船から飛ばして、平壌に到達した後は、進路を変えて公海に向けて飛んで、海の上で爆破するか?海の上で回収するという方法もあるだろう。

 これを、どこかもわからない民間の団体がやった?さすがに、無理がある。


北朝鮮「憲法に大韓民国を徹底的な敵対国家と規定」…道路爆破後の報道で

 北朝鮮が大韓民国を敵対国家と規定した内容を盛り込み、憲法を改定したと明らかにした。

 朝鮮中央通信は、15日に行った南北連結道路の京義(キョンウィ)線・東海(トンヘ)線爆破のニュースを17日に伝え、「これは大韓民国を徹底的な敵対国家として規定した共和国憲法の要求と、敵対勢力の重大な政治・軍事的挑発策動によって予測不可能な戦争へと突き進んでいる深刻な安保環境から発した、必然的かつ合法的な措置」だと報じた。

 北朝鮮は7~8日に最高人民会議を開き、憲法を改定したが、南北関係や統一などに関する事項がどのように変わったのかについてはこれまで公開していなかった。金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長は今年初め、憲法改定にあたり、統一という表現を削除し、領土条項を新設せよという指示を下している。

 同通信は、人民軍総参謀部が15日に「南部の国境の東・西部地域で、韓国とつながった共和国側の区間の道路と鉄道を物理的に完全に断つ措置を取った」と報じた。

 北朝鮮国防省の報道官は「江原道高城郡鑑湖里(コソングン・カムホリ)一帯の道路と鉄道の60メートルの区間と、開城市板門区(パンムング)駅の東内里(トンネリ)一帯の道路と鉄道の60メートルの区間を爆破の方法で完全閉鎖した」とし「閉鎖された南部国境を永久に要塞化するための我々の措置は引き続き取られる」と明らかにした。

 同通信は、今回の措置は労働党中央軍事委員会の命令によるものだとし、「朝鮮民主主義人民共和国の主権行使領域と大韓民国の領土を徹底的に分離するための段階ごとの実行の一環」だったと強調した。

https://japan.hani.co.kr/arti/politics/51382.html

 北朝鮮にも、憲法はあるんだ・・・ただ、憲法も最高指導者の思惑通りに変更できるだろうから、意味はない。


ロシア「北朝鮮が侵略されれば軍事援助」…加速する朝鮮半島の新冷戦

金正恩朝鮮労働党総書記兼国務委員長が2日、「西部地区の朝鮮人民軍特殊作戦部隊訓練基地」を現地視察し、指揮官らに尹錫悦大統領による「国軍の日」の記念演説について「傀儡が抱えている安保不安と焦っている心理を表わしたもの」と述べたと、労働新聞が3日付で報じた/朝鮮中央通信・聯合ニュース

 韓米日の外務次官がソウルで16日、「韓国無人機(ドローン)の平壌侵入」を口実に緊張を高めている北朝鮮と朝ロ軍事協力を強く糾弾した。これに先立ち、ロシアの外務次官は北朝鮮と結んだ「包括的な戦略パートナーシップ条約」(朝ロ条約)を根拠に、北朝鮮に対する軍事支援の可能性を示唆した。朝鮮半島情勢をめぐり「韓米日対朝ロ」の「新冷戦」の対峙構図が深まっている。

 韓国外交部のキム・ホンギュン第1次官は同日、米国のカート・キャンベル国務副長官、日本外務省の岡野正敬事務次官と第14回韓米日外務次官協議をソウルの外交部庁舎で終えた後、共同記者会見を開き「我々は北朝鮮の相次ぐ核・ミサイルによる脅威と南北陸路の完全な断絶、ドローン浸透主張など意図的な緊張造成行為を強く糾弾した」と明らかにした。3カ国の外務次官らはこの日採択した共同声明で、「国連安保理決議に違反する武器移転を含め、北朝鮮とロシア間の軍事協力の深化について重大な懸念を表明」し、「ウクライナに対するロシアの侵略戦争を最も強い言葉で非難」した。声明には「朝鮮半島の完全な非核化へのコミットメントを再確認した」、「韓米同盟と米日同盟を通じて提供される米国の拡大抑止を強化するという意志を再確認した」という内容とともに、「台湾海峡の平和と安定維持の重要性」を強調し、中国が最近台湾周辺で実施した軍事演習について「懸念」を示す内容も含まれた。

 同日の韓米日外務次官協議を機に、韓国政府は米国や日本など10カ国の友好国とともに、国連安全保障理事会(安保理)の対北朝鮮制裁違反を監視する「多国間制裁監視チーム(MSMT)」も発足させた。

ゼレンスキー大統領、「事実上、北朝鮮が参戦」 
ウクライナメディア「最大3000人」と報道


 韓米日のこうした連携は、ロシアと北朝鮮の密着の動きとあいまって朝鮮半島周辺の緊張を高めている。これに先立ち、ロシアのアンドレイ・ルデンコ外務次官は15日(現地時間)、ロシア国営のタス通信に「北朝鮮に対する侵略的行為が発生すれば、北朝鮮と我々の法(条約)に基づいて必要なすべての措置が取られる」とし、6月のウラジーミル・プーチン大統領の訪朝の際に朝ロが結んだ条約に言及した。ルデンコ次官は「(朝ロ)条約第4条は、一方が侵略を受ければ軍事援助を含め必要な支援を提供するよう定めている」と強調した。ロシアのこのような動きは、韓国と米国を非難し、朝ロ条約を機に朝鮮半島問題に一層深く介入するという意向を連日強調する雰囲気の中であらわになった。

 ロイター通信は、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領が16日、議会に出席し「プーチン(ロシア大統領)の犯罪者連合にすでに北朝鮮も含まれている」とし、北朝鮮が事実上、ロシア側に加わってウクライナ戦争に参戦した事実に言及したと報じた。これに先立ち、ウクライナのメディアの「リガネット」は15日、ウクライナ国防部情報総局(HUR)の消息筋の話として、北朝鮮から徴集された最大3千人の兵士がロシア連邦11空輸旅団内に編成された「ブリヤート特殊大隊」の一部になると報道した。韓国国防部は16日、「(北朝鮮の)兵士や民間の人材が支援される可能性があり、これについて綿密に追跡している」と述べた。

https://japan.hani.co.kr/arti/international/51375.html

 ロシアに北朝鮮が、武器、弾薬を供給し、それがウクライナで使われているだけではなく、兵まで参加しているということで、アジア情勢が、ロシアーウクライナ情勢にまで関係していることになる。

 さらに、ロシアと北朝鮮の間の軍事協力によって、朝鮮半島情勢にロシアまで絡んできている。それと、台湾との関係でも、中ロ合同艦隊を日本周辺に派遣していた事からも、中国とロシアの連携も確認できている。

 朝鮮半島情勢にロシアも絡み、ロシアとの関係で、中国も当然絡んでくる。これは、本当に危険な状態だと言っていい。

 ウクライナ情勢も変化しないし、中東でも思ったほど戦闘が激化しない。そこで、今度は、アジアということだろう。どうやっても、大規模な戦争をしたいのだろう。

 北朝鮮をウクライナ戦争に絡めることで、全てが連動することになる。本当に、危険な状態だ。

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クニノコ
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