韓国がキューバとの修交をしても、米国には関心がないだろう。日本と北朝鮮との関係改善の方が関心が高いのは誰が考えてもわかる話だ。
米国は、韓国を一番重要なパートナーと考えていて、日本はそれ以下という韓国のいつもの先入観で考えれば、「なぜ、アメリカは日本を優遇するのか?」「韓国への愛はないのか?」となるのだろう。
しかし、この記事を見ても思うのは、韓国はいつも自分達の立場でしか物事を見ていない。アメリカからの視点。日本からの視点という重要な部分が外れている。
北朝鮮は、韓国を敵視しているので、韓国が敵視している日本と関係改善を図るのは当然の話だ。敵の敵は味方という事だ。日本との関係改善で、更にアメリカとの交渉もできるのか?というのを探っている。韓国は、どうでもいい。むしろ、日本、アメリカと北朝鮮が関係改善に動き出せば、韓国は遅れてはいけないと、いつものように割って入ってくる可能性も高い。
日米と中国、ロシアの関係だけ注力していれば、韓国はどうでもいいというのが、北朝鮮の考えるところだろう。日本も北朝鮮との関係が改善しても、得られる効果は少ない。結局、北朝鮮も日本からの経済支援だけが目的だから。
ウクライナの件では、日本はウクライナ支援を言っている。北朝鮮はロシアに弾薬などの軍事物資を売っている。その北朝鮮との関係を改善して、経済支援でもすれば間接的に、ロシア支援としているとも判断される。
単純な2国間の話ではない。日本との関係性も、韓国は改善したように報道しているが、実際は何も変わってはいない。アメリカも、韓国外しは進んでいるし、日本も呼応して韓国外しをしている。
支持率も低い尹大統領が、反日、反米に傾くのは時間の問題で、次の政権は反日反米の野党がなるだろうから、韓国外しは既定路線だ。
大国の狭間で生きている韓国なのに、いつも韓国が中心のような気でいるので、読み間違う。アメリカも、日本も韓国との関係は、二の次だ。