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韓国 雑談ねた 北朝鮮、長射程砲570門で「首都圏砲撃」と威嚇 2024.10.15
北朝鮮が、どんどん戦争に向かっているように思えるのだが(いや、停戦中で、まだ戦争継続中か)・・・ご安全に。
北朝鮮、南北を結ぶ京義線と東海線の爆破を準備か
京義線と東海線周辺の南北連結道路爆破準備とみられる北朝鮮側の動きを韓国軍が14日に捕捉した。韓国軍合同参謀本部は同日「北朝鮮は京義線・東海線の道路に目隠し用のシートを設置しており、その裏で進行中の爆破準備作業を識別した」と伝えた。
これら一連の動きは北朝鮮が主張する「韓国無人機による平壌上空侵入」と関係がありそうだ。今月3日、9日、10日に平壌上空に無人機が出現したが、これを受けて北朝鮮の朝鮮人民軍総参謀部は9日に南北陸路の完全断絶と要塞(ようさい)化を宣言した。北朝鮮は昨年末から南北の陸路断絶作業を進めており、今年5月から7月には京義線と東海線の鉄道も撤去した。
同時に北朝鮮は「平壌無人機侵入」を韓国軍の仕業と既成事実化し、韓国に対して軍事報復をちらつかせるなど攻勢を強めている。同日の労働新聞は金与正(キム・ヨジョン)朝鮮労働党副部長の談話や国防省報道官の談話など、前日韓国に向けて出された3件の発表文を掲載した。北朝鮮は国防省報道官の談話で「再び無人機が出現した場合はこれを大韓民国の無人機と見なすと同時に、共和国に対する宣戦布告としてわれわれの判断通り行動する」と脅迫した。金与正副部長は14日にも談話を発表し「平壌無人機事件の主犯は大韓民国軍のくずどもであることを明確に把握している」と主張した。
北朝鮮は休戦ライン周辺の砲兵部隊や重火器部隊に対し、完全射撃準備態勢を取るようすでに事前の作戦支持を出している。無人機が休戦ラインを越えた場合はこれを撃墜するということだが、これについて複数の軍事アナリストは「北朝鮮の砲弾が韓国側に落下した場合、韓国軍の対抗射撃により局地的に交戦が起こる可能性も排除できない」と指摘する。人民軍総参謀部の作戦指示もこのような状況を想定したものとみられる。
北朝鮮が韓国に対する脅迫を強める中、韓国軍の金明秀(キム・ミョンス)合同参謀議長は同日、仁川海域防御司令部を訪れ「敵の挑発に徹底して備え、挑発が起こった場合は左顧右眄(さこうべん)せず即刻かつ強力に、最後まで膺懲(ようちょう)せよ」と指示した。韓国軍は北朝鮮に対する監視警戒と砲撃待機態勢強化の指針も下した。
南北をつなぐ鉄道が、まだ使える状態だったのが驚きなのだが・・・北朝鮮側が、それを活用して、敵地に侵攻する際に使うことも出来るのだが、それを破壊するというのは、色々な面で、韓国との断絶を象徴しているのだろう。
平壌にまかれたビラには「自分の腹を満たす金正恩」「ブランド品を買い漁る父娘」…北は猛反発、前線に射撃準備態勢を指示
北朝鮮外務省は11日の重大談話で「韓国が平壌上空に無人機を侵入させビラをばらまいた」と主張した上で「全ての攻撃力使用に向けた準備を行う」と脅迫してきたが、その後も朝鮮労働党の金与正(キム・ヨジョン)副部長、国防省、労働新聞などの国営メディアが韓国に対する脅迫を続けている。13日夜には朝鮮中央通信が国防省報道官名義の発表内容として「13日午後8時から前方地域の砲兵旅団を完全武装状態に転換した」と報じた。北朝鮮によるこれら一連の動きをめぐっては「外部から無人機が平壌上空にまで侵入したことへの危機感から来るもの」との分析や「これを口実に韓国に対する挑発に乗り出そうとしているのでは」などの見方も浮上している。韓国国防部(省に相当)と韓国大統領府の申源湜(シン・ウォンシク)国家安保室長は「挑発すれば北朝鮮政権は終末を迎えるだろう」と警告したが、これらは北朝鮮の挑発抑止が目的とみられる。
ビラに何が書かれていたのか?が気になるのだが、平壌上空に無人機が侵入したことで、かなり危機感を持っているのだろう。
無人機に爆弾を搭載すれば、当然攻撃も可能なわけで、北朝鮮側が反応するのは、理解できる。
北朝鮮は今回の無人機侵入について「3日、9日、10日の夜間に起こった」と明らかにした。北朝鮮が「平壌市内の朝鮮労働党中央委員会庁舎上空で撮影した」として公開した写真では、翼が胴体に固定された「固定翼」形態の無人機とみられる物体が識別できる。これは誰でも簡単に入手できる中国製の民間回転翼(プロペラ式)ドローンとは違い、民間人には簡単に手に入らない無人機だという。この無人機が最前線から平壌を経て戻った場合は往復300キロを飛ぶ計算になる。韓国軍の軍団級無人機RQ101「ソンゴルメ(ハヤブサ)」の航続距離は200キロでこれよりも短い。
韓国軍の持っている無人機ではなく、米軍から借りるという方法もあるので、韓国軍が200kmしか航続距離のないRQ101を持っていると言っても説得力がない。
韓国軍は誰が無人機を飛ばしたかについて「公表できない」としている。これを公表した瞬間に韓国国内で対立の火種になりかねないからだ。しかし韓国政府内では「停戦協定に違反したことはない」とする非公式の説明が語られている。そのため現段階では「韓国軍の停戦協定違反」との問題が起こりかねない無人機作戦が実際に行われた可能性は小さいとみられる。
韓国軍が「公表できない」と言っているということは、やっている。公表すれば、「公表した瞬間に韓国国内で対立の火種になりかねないから」ということは、やったから公表できないのだ。やっていないなら、「やっていない」とか「関与していない」という発表になる。
今回北朝鮮の防空網が無人機によって8日間で3回も破られたことについて複数の軍事アナリストは「北朝鮮政権のトップは危機感を感じているはずだ」とみている。無人機を通じてまかれたビラを脅威とみなしたとも考えられる。北朝鮮が公表したビラをみると、一部はよく見えなくなっているものの「自分の腹を満たすことに余念がない金正恩(キム・ジョンウン)」との文字が見え、また金正恩総書記がスイス製のブランド時計(IWCと推定)を使う様子や、娘のキム・ジュエ氏がフランスのクリスチャン・ディオール製とみられるコートを着用した写真も確認できる。
北朝鮮の自作自演とするなら、ビラの内容は、もう少し違うものになるだろう。自作自演で、北朝鮮の批判をするにしても、金正恩も写真を使うことはないだろう。だから、自作自演の可能性は低い。
韓国軍の発表の内容を見ても、米軍と合同でやった可能性が高い。
韓国側も、ゴミ風船を飛ばされていて、何もしないわけにはいかないので、今回の無人機侵入をやったのだろう。まあ、認めることはないだろうけど。
北朝鮮、長射程砲570門で「首都圏砲撃」と威嚇
北朝鮮が、「軍事境界線付近(最前方)の8つの砲兵旅団だ」と具体的な部隊の数にまで言及し、「完全な射撃準備態勢」を整えたと明らかにしたことを受け、韓国軍合同参謀本部は部隊に監視警戒及び火力待機態勢の強化を指示した。北朝鮮が明らかにした8つの砲兵旅団は、西部~東部休戦線の全戦線に配置され、首都圏を狙う約570門にのぼる長射程砲を指す。北朝鮮は昨年11月、2018年の南北軍事合意の全面破棄を宣言した時も、大規模な長射程砲の威嚇などは直接的には行わなかった。韓国政府筋は、「北朝鮮が局地的な挑発に出る可能性はいつでもあり得る状態」とし、「尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権発足後、南北衝突の可能性が最も高い状況だ」と伝えた。
合同参謀本部のイ・ソンジュン広報室長は14日、記者会見で、「(北朝鮮軍総参謀部が13日夜に言及した)8つの砲兵旅団は、前方地域全体にわたる旅団」と述べた。軍関係者は、「北朝鮮軍が言及した『作戦予備指示』は『準備命令』であり、砲撃装備一式を備え、いつでも運用できるようにすることを意味する」と述べた。そして、「北朝鮮はすぐにでも戦争ができる雰囲気を作り出し、亡命が続く内部の統制に乗り出した」とし、「今後、すべての衝突の責任を韓国政府に転嫁する大義名分づくりの目的もある」と話した。
軍内外では、北朝鮮の8つの砲兵旅団が保有する長射程砲は、240ミリ放射砲200数門を含め、約570門にのぼると見ている。240ミリ放射砲は最大射程距離65キロで、軍事境界線付近で撃てばソウル北部をはじめ首都圏の攻撃が可能だ。240ミリ砲200門を運用するだけでも、一度に4400発以上発射することができ、致命的な脅威とされる。
同日、合同参謀本部によると、北朝鮮が南北を結ぶ京義(キョンウィ)線と東海(トンへ)線の道路(陸路)を爆破する準備をしている様子も韓国軍の監視装置に捉えられた。京義線と東海線の道路に北朝鮮の軍人が集まり、大型の遮蔽幕を立て、爆発物を埋設するために地面を掘る様子が確認されたのだ。
このような中、北朝鮮が代表的な対南工作部署である「文化交流局」の名前を変えるなど、大々的な工作組織の改編に乗り出したことが確認された。反統一路線を明言し、完全な南北断絶措置に乗り出した北朝鮮が、内部的には対南工作部門の組織を拡大し、対南工作活動を強化しようとする動きを見せている。文化交流局の組織改編により、北朝鮮は核・ミサイル開発、局地的な挑発脅威などと並行して、スパイ潜入、反国家勢力の取り込みなど対南工作活動をさらに強化すると、韓国政府は見ている。
北朝鮮からの火砲だけで、韓国は首都圏が壊滅する。これは、ずっと指摘されている問題だ。
北朝鮮の国境から、首都ソウルが近すぎるのだ。しかも、人口の半分近くがソウル首都圏に生活する韓国では、ソウル首都圏を攻撃すれば、国家として機能できなくなる。
砲弾を防ぐ方法は、基本的にはない。
軍内外では、北朝鮮の8つの砲兵旅団が保有する長射程砲は、240ミリ放射砲200数門を含め、約570門にのぼると見ている。240ミリ放射砲は最大射程距離65キロで、軍事境界線付近で撃てばソウル北部をはじめ首都圏の攻撃が可能だ。240ミリ砲200門を運用するだけでも、一度に4400発以上発射することができ、致命的な脅威とされる。
「240ミリ放射砲は最大射程距離65キロで、軍事境界線付近で撃てばソウル北部をはじめ首都圏の攻撃が可能だ」ということで、北朝鮮から攻撃を仕掛ければ、ソウル首都圏は火の海になる。
しかも、「240ミリ砲200門を運用するだけでも、一度に4400発以上発射することができ、致命的な脅威とされる」というのだから、一度の攻撃だけで、ソウル首都圏は、沈黙するだろう。
そこから、反撃しても、首都機能が停止した韓国は、全ての面で国家として、停止してしまう。
それでも、ソウル首都圏に人がどんどん増える韓国。防ぐ方法はない。
日本でも、北朝鮮からの弾道ミサイル発射で、騒ぐのだが、弾道ミサイルは数が限られているし、発射されてから着弾するまでに時間がある。
韓国の場合とは全然違う。それでも、日本では、ミサイル防衛能力が議論されている。
ミサイルを撃ったところで、地上部隊がこない限りは、占領はできない。撃つだけでメリットは皆無だ。むしろ、国際的な批判を受けるだろうから、デメリットしかない。
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