V系バンドPIERROTがサブスク解禁したので思い出などを語る
ついに!!
PIERROTの楽曲がサブスク解禁されました!
わーい!!!
正直、今のタイミングでサブスク解禁してないバンドは何らかのこだわりや事情があると思ってるので、もうサブスク解禁は無いのかと思ってた。
嬉しい。
ということで、今日は私のPIERROTの思い出を語ります。
私とPIERROT
私の世代だとあるあるだと思うんだけど、最初に知ったPIERROTの曲は「ハルカ…」。
神風怪盗ジャンヌのED曲です。
当時の私はまだバンギャじゃなくて、でもアニメは見てたから曲はなんとなく覚えてた。
ていうか、OPがSHAZNAでEDがPIERROTのアニメって、当時のヴィジュアル系ブームの強さを感じる。
そして時を経て高校1年生の時。
突然「90年代のバンドにハマりたい」願望が私の中に芽生えて、PIERROTの「ハルカ…」が入ってるアルバム「FINALE」を借りた。
好きになれそうな曲が結構あったのだけれど、本屋で雑誌を立ち読みしたらキリトがだいぶ尖った発言をしてて、「わ、ボーカルの人ってこんな怖い人なんだ」って引いてしまった。
どんなエピソードか忘れたけど、学校に動物を持っていってたとか、今思えばキリト可愛い系のエピソードだった気がする。
結局その時はSIAM SHADEとMOON CHILDにハマることにした。
2年経って、高3の夏。
私は友達のお兄ちゃんがくれたLa'cryma ChistiのCDに感銘を受けて、ラクリマにどハマりしていた。
楽曲はめちゃくちゃ好みだし、長身のギターの人かっこいい。
え、このギターの人、今もうラクリマじゃないんだ。ALvinoってバンドをやってるの?え、ALvinoってラクリマの人とPIERROTの人のバンドなの?めっちゃ豪華じゃん!?
こうして私はKOJIさんと潤くんがいるALvinoにハマることになります。
ALvinoってヴィジュアル系じゃなくて、「ロキノン系」寄りのバンドだから聴きやすくてそれも良かった。元々ラクリマやPIERROTを好きな人からしたら受け入れ難かったかもしれないけど。
私は好きだったな、「FLY HIGH!!」とか「この手紙…」とか、今でもかなり聴く。
そんな感じでALvinoにハマった私は芋づる式でPIERROTも聴くようになった。
でもALvinoが活動してるってことはすでにPIERROTは解散してるんだよね。
FINALEを借りたタイミングでハマってたら解散前だったのに!!
そんな後悔を抱えながら、軌跡を辿るようにPIERROTの世界観に浸る私。
そんな風に、SIAM SHADEだのMOON CHILDだのLa'cryma ChistiだのPIERROTだの解散したバンドばっかり聴いてる高校時代を過ごすとどうなるか分かりますか?
卒アルのクラスメイト紹介ページに「解散バンドにしか興味がない」って書かれます。笑
PIERROTの好きな曲
ハルカ…
やっぱり最初に知った曲だから好き!
退廃的な感じがいいよねぇ。
PSYCHEDELIC LOVER
シングル曲で1番好き。
PIERROT史上トップレベルでポップな曲なんじゃないかな。曲調も歌詞も可愛い。
MVでキリトと潤くんがすれ違うとこが好きで、何回も観た思い出。
Smiley Skeleton
サブスク解禁されるまでまじでこの曲の存在を忘れてたんだけど、聴いたら一気に懐かしくなったー!!
サビまでの激しさと、サビ以降の煌びやかさの対比がいい。
このMVがめちゃくちゃ好きなの。
全員が黒で統一されてるのかっこいいし、キリトの黒ツナギがたまらん。
「君だけを連れていって嘲う」って部分でキリトが手招きした後に首をこてんって傾げるの非常にかわいいよね。
Waltz
アルバム曲で1番好き!!
エロい曲ってV系ではよくあるけど、PIERROTのエロって下品じゃないのに確実に歪な性癖を彷彿とさせるから凄いなって思う。
恋愛感情が介入しない、ダイレクトな情事。性急で切羽詰まったような臨場感。
Waltzもだし、特にこのアルバム(プラエネ)は全体的にそういう曲多いよね。
「白い目が心地よくなる様な愛撫を受け入れて」
この歌詞に性癖狂わされたな。
MAGNET HOLIC
メロディーがとても可愛くて歌詞もパッと見可愛いんだけど、その中に近未来感と快楽主義が混在してるのがPIERROTらしい。
「プラスとマイナスの配列が変換されるその度に刺激を受けてしまう[ココ]は薬飲むよりずっとHIGHになる」
こんな歌詞で可愛らしいの、ずるい。
CHILD
ヴィジュアル系バンドのアルバム終盤にありがちな、イントロから1サビくらいまでは重々しいバラードなんだけど曲が進むにつれどんどん壮大になっていく曲。私、こういう曲大好きなんだよね。
「強く響け僕の歌声よ
行き場を無くした君のもと、届くように
そしてまた新しい命を産み落としていて
このホシが諦めるまで」
サビの歌詞に泣いたなぁ。
聴いてないアルバムもあるから結構偏ってるのだけれどこんな感じ。
でもこの機会に今まで聴けてなかったアルバムが聴けるから嬉しい!いっぱい聴こうっと。